PSO C-mode マスターズガイド

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[C-mode Lore]
Chapter1 "for Beginners"
Chapter2 "Wisdom for the Quest"
Chapter3 "Heroic Orbit"


<Chapter 1>素人でもチャレをするために
単にSランク武器(S武器)が欲しい、景品の盾が取りたいなどの理由で
まったくの素人だけどもチャレを進めたいという人に
「これだけは覚えておきなさい」と言える最低限の知識、教養。

<Chapter 1>
素人でもチャレをするために
部屋名の書き方
意思疎通(コミュニケーション)
チームワークその1・状況確認
チームワークその2・アイテムの確認
上手なメイトの使い方
初心者の法則1・マシンガン信仰
立ち止まる度胸、逃げる勇気
初心者の法則2・パーティバランスの崩壊
TAという言葉の意味
戦士としての心得

◆部屋名の書き方
チャレンジモードで部屋(TEAM)を作成する場合、部屋名はイコール「見出し」である。
つまり誰が見ても「何の部屋なのか」という事が伝わらなければならない。
この基本的な部分は通常冒険も同じ。
一般的に、チャレンジステージ1の事はチャレンジモードの頭文字「C」を取って「C1」と書かれる。
エピソード2か1かを表すために「EP1C2」といった書き方もなされる。
見出し(部屋名)としてはこれだけでもかまわないが、
意味がはっきりとしない部屋名は見る人に不安を植え付けてしまうので
入ろうと思っている人がちゃんと部屋主の意思を理解できるよう、「EP1C1初めて」などの書き方が望ましい。
またステージによっては数字ではなく、エリア名(森、神殿など)を
そのまま部屋名にするほうが理解を得やすい場合がある。(「神殿募集気楽に」、など)


◆意思疎通(コミュニケーション)
チャレンジモードではほとんどの場合、集まったメンバーは初対面でしかも約束もしていない赤の他人。
誰かが部屋に入ってきたらきちんとあいさつをし、お互いが親しみやすくなる状況をつくることが大事。
また自分が初心者である場合、「初心者ですが参加してもいいですか?」のような一文を
ショートカットに登録しておく
と、集まっている人は「なるほど初心者なんだね」と理解してくれ
さらにはどういうフォローをすればいいか、などの対応も考えてくれる。
ゲーム中もできるだけ、立ち止まってでも会話をするようにし
トラブルが起こらないようにしなくてはならない。
戦闘に自信がないひとは「メイト分けてもらえますか?」などの一文もショートカットに入れておくと便利。


◆チームワークその1・状況確認
チャレにおいて一番重要かつ難しいのが「状況の把握」である。
素潜りでも「シフタのレベルいくつですか?」「PBゲージたまってる?」などの会話が自然と行われるように
チャレでもそういった確認をなまけてはならない。
「道や仕掛けわかりますか?」「メイト足りてますか?」などのステージが終わるまでやるべき確認のほか
また自分から「Hitつきセイバーもらいます」などの報告はできるだけするようにすべき。
これはプレイの手際をよくするためだけではなく、
パーティに無理がたたらないように事故などを予防するためでもある。


◆チームワークその2・アイテムの確認
初心者がおちいりやすい状況の1つに「武器の独占」がある。
つまり言えば、使えるアイテムならすべて拾っていってしまい
仲間に武器がいきわたらないという状況である。
気付かなかった場合はともかく、アイテムはかたよらないように全員にいきわたるようにしたい。
仲間から「誰か○○拾ってない?」などのメッセージが来たら、
立ち止まってでもアイテム欄を確認しよう。
なお、アイテムは誰かの目につくところであればどこでもいいのだが
出口の扉の近くにかためて置いておくという方法が一番一般的。



◆上手なメイトの使い方
チャレでは回復アイテムが限られ、キャラクターも弱いのでHPに常に気を配らなければならない。
死んだ時に「あっ」と気付くだとか、いつもアハハと笑って済ませているようでは
緊張感が足りていないと言わざるをえないだろう。
細かい数字はわからなくとも、せっかくメーターというわかりやすいチェック機能があるのだから
ダメージを受けたときにはメーターの減り具合に注意し、
HPが半分を切っているようならすぐにメイトを使う
ようにしよう。
ほとんどのプレイヤーは「(HP0から考えて)あといくら残っている」という考え方をするが
HPが高くなる後半のステージでは「HP満タンから考えて、いくらダメージを受けている」と考えたほうが
メイトをうまく使いこなせる場合が多い。

モノメイトの回復量は85ポイントなので、満タンから考えて90〜100減っていると思ったら
まわりに敵がいなくても使うようにしておこう。
これは単に事故死を減らすためだけではなく、レスタを使おうか迷っているFOを安心させる意味でも効果的。


◆初心者の法則1・マシンガン信仰
初心者がおちいりやすい落とし穴の1つに「マシンガン信仰」というものがある。
素潜り(通常冒険)でマシンガンしか使っていない事が多いHU、RA諸君に一番多いもので
与えるダメージが最も大きいためにどんなときでもマシンガンを使えばいいと信じている思想。
理論的には間違っていないのだが、素潜りにおいてのマシンガンというのは
必ず当たるようにHit属性を補強し攻撃力を大量のパワーマテリアルとシフタで高めて
はじめて導き出される結果であり、チャレンジモードではまずありえない。
チャレンジモードではキャラクターのレベルも低ければ大量のパワーマテリアルもなく、
命中を高めるゴッドアームがあるわけでもないので

敵に与えているダメージをよくみて、どの武器を使えばいいかをよく考えよう。
またスキの大きさも考えないと、敵の集団のど真ん中で連発していてはダメージをくらい過ぎてしまうので注意。


◆立ち止まる度胸、逃げる勇気
一瞬のミスが命取りになるステージではどうしても、メイトの数やスケープドールの数が足りなくなってくる。
基本的に他のメンバーは立ち止まることなく先へ先へ走っていくが、
なにもそれに「何があっても遅れずついてこい」という意味は含まれていない。
全く止まってくれないのは「何も異常がない、だから先へ進もう」という意味のほうが強く
実際にずっと立ち止まっていると、誰か1人くらいは心配してくれるはず。
ゆっくりと「メイトが切れた」とか「無視できない電話が来た」とかなどの理由を言って待ってもらうようにするべき。
またギャランゾやカオスソーサラーなどの危険なエネミーが大量に出てきてしまったときも
「だめだ倒せない」と思ったら上手な人に任せて部屋の外に逃げるという戦術も恥ずかしいことではない。
危ないことはするな。求められているのは常に『名誉の戦死』ではなく『奇跡の生還』。


◆初心者の法則2・パーティバランスの崩壊
各ステージを開始する時にパーティバランスというものが非常に重要になってくるが、
初心者にとってはどのステージにどのキャラクターが有利なのか、などはわかるはずもない。
それは致し方ない。だが、それゆえにパーティバランスをないがしろにしすぎて
レンジャー+フォース2人、ハニュエール3人などクリアが難しいパーティ構成になってしまうケースがある。
常連から言わせれば「クリアのためなんだからどんなパーティでも」という意見が強いだろうが
それはあくまで、どのステージもそつなくこなせる熟練者だから言える事。
「失敗しながらの手探りプレイが楽しい」という意見も重々承知だが、
友達同士ならまだしも赤の他人同士では互いの都合も合いづらい。
集まってくれた仲間を疲れさせないよう、できる限り無理のないパーティを心がけよう。
以下に職業ごとの特性をまとめておくので参考にしてほしい。

ハンター
HUNTER
攻撃力:★★★★★
耐久力:★★★★
難しさ:★★

攻撃力とHPが高いHUは銃が使いづらいという欠点をのぞけば
何人いてもかまわない戦力の要。最低でも2人はいないと戦闘が長引いて大変。
生身HUを使う時はギャランゾに突っ込まない、ポイゾナスリリーに近づかない、などの配慮を。
強力な武器を扱いこなすことで、実力が低くてもなんとか戦うことができるので
まったくの初心者や、これからチャレをやりこみたいという人にオススメ。
ヒューキャシールは銃の扱いを任されることが多いが、
何も考えずに撃ちまくるだけでは自分の安全すら忘れてしまうことがあるので
できるだけセイバーやダガーを使いこなせるようになろう。
レンジャー
RANGER
攻撃力:★
耐久力:★★
難しさ:★★★★★

命中が高くいきなり銃を持てるが、攻撃力とHPが低いというHUとは正反対の能力。
遠くから攻撃すればダメージは食らいにくいが攻撃を2、3発食らうだけで死んでしまうのが現実。
パーティ内では1人いれば十分である。
2人以上になるとパワー不足になり、敵を倒すのが逆に難しくなってしまう。
周りの状況や出ているダメージなどをしっかり見て判断しないと
逆にまわりの迷惑になってしまうような難しさはあるが
HUと違って走ることなく敵にとどめをさせるのが最大の長所で
銃を撃つタイミングをわかっている熟練RAがいれば
HUやFOが走って敵を追いかける時間は少なくなる。
ロックオンシステムに不備があるGC版、およびPSOBBでは扱いがむずかしい。
フォース
FORCE
攻撃力:★★★★
耐久力:★
難しさ:★★★

1発1発の破壊力は高いが、テクを使いすぎると序盤でTPがなくなってしまう。
あくまで補助役として、HUと協力し敵を倒すことになるので最もバランスを考える必要のあるキャラ。
後半のステージではシフタとレスタによるサポートで仲間の実力を何倍にもアップさせられるため
パーティに1人は欲しい。
ステージによれば2人以上のほうが楽に進めるところもあるが、あくまでそれは熟練者の意見。
RAと同じく2、3発攻撃を受けると死んでしまうので多人数にならないよう注意してもらいたい。
また「あれもこれも」と全部やりきろうとするとすぐにTPが切れてしまうので
「レスタをいっぱい使うからTP節約のためにこの敵はHUに任せよう」などの
計画をちゃんと練って戦うのがベスト。



◆TAという言葉の意味
チャレンジモード専門ブロックである通称「チャレロビ」には
部屋名に「C7TA募集」などの用語が挟まった部屋名が多く点在する。
これをみて単に「あーC7の部屋だ、はいっちゃえ」と何も考えずに入り込み
そのままトラブルに発展するというケースが古今東西関わらず多発している。
このTAというのは英語の『TimeAttack(タイムアタック)』の略であり
”出来る限りの達人技を尽くして早いタイムを競う”という競技的なチャレスタイルのことである。
もちろんながら、チャレ始めたてで道もわからない初心者にそんな事はできるはずもなく
プレイ中に異変に気付いて「ここはTA部屋だぞ!」と怒られたりトラブルになるのは当たり前。
何も知らないのならまず知ることから始め、乱入した直後に部屋主さんにたずねるなどしてトラブルは回避していこう。
なお、できるだけ早いタイムを望むというのは同じだが
それほどきびしいルールが明確にされていないTA部屋として「駆け足部屋」と呼ばれるものが存在する。
言ってみればTAの入門部屋であるが、
道も仕掛けも全くわからない素人さんはやはり入るべきではないだろう。


◆戦士としての心得
チャレンジモードはPSOという仮想空間の中に用意された競技、つまりスポーツである。
フェアプレーの精神と真面目な取り組みが大事であり
「ゲームなんだから」とあしらってしまうのはいささか不躾。
ゲームを通して人と人が関わっているということをまず心に置いてほしい。
戦士として、参加者は互いの誇りを傷つけるような事をしてはならない。
また娯楽を求める場合はともかく、記録や技術を求めるならば
我々は厳粛かつ公正なアスリートでなければならない。
力がなく及ばないとしても、心が動いた人は強かで清い精神を以って挑んでほしい。


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