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釣り日誌 2004

2004年12月30日(木) 網走湖(呼人) 
 今年最後の釣りを、ワカサギ釣りのメッカ、網走湖で行うことに決定。氷上釣りは初めてになるメガ弟さんは、最新式のワカサギ竿を用意し、私とレガオさんに「メタメタにしますよ」と宣戦布告。メガ弟さんの実力を知る我々は戦々恐々としながらも、簡単には負けられないと前の日から闘志を燃やしていました。さてさて、どうなるか・・・。
 年末年始のために仕事がお休みになっているところがおおいことで釣り人もたくさん来るだろうと予想して、駐車場を確保し暗いうちからテントを張ろうと、朝早くから出撃しました。暗い中、懐中電灯を頼りにテントを張り終えることができました。1年ぶりなのでテントの組み立てがてきぱきできるかどうか心配でしたが、あらよっとという感じで終了。しかし今日は異常なくらい寒くて逃げ出しそうになりましたけど・・・。家を出るときは氷点下15℃でしたからねえ。
 全員揃っていざスタートでしたが、なかなか釣果が伸びず頭を抱えていました。今年はあんまり釣れないなあと思っているところにレガオさんが棚を変えたところ、ワカサギがパクついてきました。ありゃりゃ、今日は棚が違うのね・・・。1時間ほどロスタイムでした。それからは全員好調の釣りになり、楽しい釣りを展開することができました。
 メガ弟さんは、氷上釣りが初めてでした。最新式の好感度手バネ竿を用意し、ワカサギが近くに寄っただけで穂先がブルブル震える素晴らしい竿です。おもりは普通の1号などのおもりにすると曲がりすぎるので、なんとガン玉をセット。しかし初めてということで何度か針が絡まり、「ボンバーだ!」と叫んでいました。そのたびに針数が減っていき、最後の最後で針一つにして渓流釣りのようにしていたのはメガ弟さんらしくて素敵だなあと思いました。
 最終的には、レガオさんは仕事のため途中退場で3ケタちょっとぐらい、私は200まで至らずという釣果。12月にしては釣果は伸びなかったなあと少々ガックシでした。メガ弟さんは初めての氷上釣りなのにあと少しで3ケタ達成という釣果でした。なかなかじゃないですか。
 今日はころころ天気が変わって、晴れたりすることも昼前後にありましたが昼過ぎからは風が強くなって吹雪き模様となりました。とても寒くてストーブをガンガン焚いたためガソリンも尽き果てたので早めに撤収しようとしたんですが、近くのテントが飛ばされたりと風が強く、テントを片づけるのが怖くなりました。テント以外の物を片づけてしばらく釣りもせず、中でおしゃべりしてました。頃合いを見て、意を決してメガ弟さんと「えいっ!」とテントをたたんで撤収。2人でないと撤収は難しかったです。
 今年最後の釣りを無事終えることができました。釣り納めというところでしょうか。今年は頑張りすぎましたからねえ。大体、周りの人たちが釣りをしすぎるんです。困ったもんです。しかし、そういう皆さんのおかげで今年はとても楽しい一年を過ごすことができました。この場を借りて感謝申し上げます。また来年もほどほどに付き合ってくださいませ・・・。
 (参加者:キッシー、メガ弟さん、レガオさん)
                     2004年12月30日の写真へGO!


2004年10月19日(火) 網走帽子岩 
 平日の、しかも火曜日なのでゆっくり釣り場へ向かいました。朝5時過ぎです。あら・・・車が休日並みにあるなあとびっくりしながらも自転車で進むと、釣り人でいっぱいで場所がありません。一番奥の遠くてかなり人気のない場所しか空いていませんでした。かなりびっくりです。
 それでも数投投げると早速ヒットしてきました。早朝はやはり釣れますね。そのころリンさんとレガオさんが相次いで到着。3人でバタバタと釣っていきました。レガオさんはさくっと今年200本目のアキアジがヒットです。軽々とタモ入れしてゲットです。今時期のブナですが、感慨深い1本となったようです。それにしても釣りすぎです。というか、釣りに行きすぎだと思いました。レガオさんは用事があるので朝のうちに帰りました。
 この早朝の時間に調子が良かったのがリンさんで、私がバラシを重ねてしまっているうちに本数を稼いでいました。私はお昼までに何とか追いつき、一度は追い越したんですが、この後が良くない。私はお昼過ぎにパッタリと釣れなくなり、2時間近くゲットなし状態が続きました。リンさんはコンスタントに釣っていて本数を19本まで伸ばしました。このころはすでに夕暮れになっていましたが、私は立て続けに釣ることができて17本まで伸ばし、リンさんも20本目を釣り上げることができました。リンさんは自己新記録を伸ばすことができて大満足のようです。2人とも、まあよく頑張りました・・・。
 自己新を出したのは良かったリンさんですが、今日もタモに恵まれていませんでした。この間の釣行でタモの竿尻をなくし、思い切って新しいタモを買ってしまったリンさんでしたが、その新しいタモの竿尻キャップを1回目でまた無くしてしまいました。タモに縁がない・・・。
 IKARIさんは午前中遅れて参戦しました。4本釣って満足してお昼過ぎに帰りました。釣行3回で20本釣ってしまいました。釣りにはまったかな?
 (参加者:キッシー、リン、レガオさん、IKARI)
                     2004年10月19日の写真へGO!


2004年10月18日(月) 網走帽子岩 
 土日はお仕事だったので、月と火がお休み。レガオさんも仕事がお休みで、先に朝から釣りを楽しんでいるとのこと。私も9時半頃にレガオさんの元へ行きました。すでにレガオさんは9本釣り上げていて意気揚々としてました。そろそろ釣果も落ちてくる時間かなと思いつつもキャスト開始です。
 周りではひっきりなしに釣れているんですが、みんなブナばかりで真っ黒クロスケ状態です。あららと思いながらも、数投目でヒット。お約束の腹黒ちゃんでした。途中、ダラダラしながらも連続してヒットし、6本釣ったところで今年アキアジ100本目を達成。今時期定番の腹黒オスでした。このあとも14時過ぎまで引き続き10本釣り上げて終了としました。
 レガオさんはウキフカセで4本釣り上げました。お昼頃は調子が何故か悪くてノーフィッシュ状態が続きましたが、結局14本といい成績で終了です。
 今現在の帽子岩は、釣れますが強烈なブナばかりでキープはきついですね。私の今日釣れた10本のアキアジは全てリリースしました。
 (参加者:キッシー、レガオさん)
                     2004年10月18日の写真へGO!


2004年10月11日(月) 網走帽子岩 
 午前中にモンリミが直ってきましたー!というわけで午後に早速出撃です。シーズン終盤だが何とか間に合ったよねえと嬉しい気分で帽子岩に到着。3連休の最後の日の午後で人もまばら。遠征してきた人の大半は午前中でお帰りになったんでしょう。また、今の時間はサッパリ釣れていない様子です。場所はいくらでも空いていて、またまたいい気分。
 いい気分のままロッドを組み立てようとすると・・・あれ?あれれれれ・・・組み立てられないのです。そうだよなあ、3本つなぎだから間違えやすそうだよなあと思い、再チャレンジ。ふと気がつくと、ロッドの継ぎ目の凹が一つしかないのに対し、凸が3つもあります。やられた・・・!どうやらシマノは修理を思いっきり間違えたようです。これでは組み立てようもありません。こんなことってある? かなり不機嫌になりました。
 仕方がないので帰ろうかと思いましたが、途中でウルシさん一家にも出会ったことだしこのまま帰るのは恥ずかしい・・・。また離れた駐車場まで「予備ロッド」のトラウトライズを取りに行きました。このロッド、今シーズンのメインロッドになっちまいましたね・・・。
 この思いを今日の釣りにぶつけてやる!と思ったんですが、周りも含めてサッパリ釣れません。2日前までたくさん見られた跳ねもほとんど見られません。虚しさは溜まっていく一方で、時間だけが過ぎていきました。足下まで来たルアーを上に引き上げると、何気なくアキアジが付いていました。アタリも何もなしでたまたまかかってしまった「小さくて真っ黒でほとんど暴れないブナオスアキアジ」と対面してしまいました。さらに虚しさ感に包まれてしまいました。
 結局真っ暗になるまでルアーをキャストし続けました。暗くなりかけてからアタリが続くようになりました。このアタリは以前経験したことがあります。えいっ!とアワセるとかかりました。口の中にしっかりとフッキングしてました。やはりキュウリウオでした。手が臭くなりました。これを最後に道具を片づけて帰りました。ビール飲んでふて腐れて寝ました。
 (参加者:キッシー)
                     写真なし


2004年10月9日(土) 網走帽子岩 
 相変わらず釣れ続けている帽子岩に出撃。3連休の最初の日ということで、2日目や3日目よりは混まないであろうと予想を立てての釣行でした。しかし、台風接近の天気予報や、夕方の駐車している車の異常な量から見て、明らかに今年最大級の激混みになりそうでした。人気ポイントなんかでは普通の神経で釣りはできそうもないようなので、外れた場所で釣りをすることになりました。まあ、何も帽子岩最高の釣果をものにする必要はありませんからね・・・。
 早朝は1週間前とはかなりレベルダウンした釣りとなりました。跳ねは見られるものの、1週間前のそれと比べて明らかに数は減っています。もちろん第1投ではかかってきません。しかし、ほどなくして周辺も含めて全員に1,2本ずつかかってきました。みんなで「これが普通の帽子岩だよね・・・」などと話しましたが、確かにこれまでが異常すぎたので妙に納得です。それでも普通の帽子岩よりはずっと釣れていると思いますよ。
 早朝からはドッとは釣れませんが、順調にコンスタントに釣れていく感じがしました。それでも釣れ方は少しずつ下降線でした。8時くらいまでほとんどのメンバーが4,5本釣っていたと思います。今日も朝方はブナばかりでリリースが相次いでいました。
 8時頃から待望の銀ピカタイムが始まり、みんな全員真剣モードに突入です。レガオさんはこのころ用事があるということで脱落。もう少し釣りたそうな顔をして去っていきました。Eさんがレガオさんと入れ違いに参加し、早速銀ピカを連続ゲットしていきます。ところが銀ピカタイムは9時前には終了してしまいました。ブナやホッチャレのような魚はウヨウヨしたり跳ねたりしているんですがね・・・。全体的に食いが悪くなって静かな雰囲気が漂ってきました。
 釣れなくなってから、9本ゲットしたチカさん親子とtanさんが帰って行きました。チカジュニアは今年50本目のアキアジを釣ってご満悦でした。小学生で50本越えは驚異的な本数です。来年はもっと釣りたいと話していましたが、チカさんは「今年は異常だから」とたしなめていました。tanさんも9本釣って満足の帰宅。昨年度までのイメージが全くない、かっこいいtanさんでした。
 釣れなくなると眠たくなってきます。最初はテトラの上でチカさんのように寝ながら釣りしていました。さらに眠たくなってきたので堤防の上でごろんとアザラシのように寝ました。1時間ほど寝たでしょうか。少しさっぱりして復帰です。
 復帰してすぐに連続ゲットしましたが、それからが良くない。バラシをいくつか重ねて、なかなか2ケタの本数に届きません。今日はバラシが多くて納得のいかない釣りになりました。
 とっちさんも調子が悪そうで、朝から本数も伸びずかなりヒドイ状態のブナばかり釣ってはリリースを重ねていましたのでしょんぼりモード全開です。とっちさんはさらにウキとルアーを3つアワセ切れで失い、奥さんのロッドを引っかけて折ってしまうしで、自分で「最悪だ・・・」と嘆いていました。ブナの体表面からしみ出てくるどろどろの体液が付いたタモを一生懸命洗っていた姿が印象的でした。折れたロッドでもなんとかコントロールして釣り上げていた奥さんは絶好釣でしたが・・・。Eさんはさすが名人という感じで12本釣りあげてまだ明るいうちに納竿。Eさんって隣で見ていてバラシが少ないんですよねえ。
 結局そんな調子ですので夕方まで釣りをしてしまいました。気がつくと紫の空と海になっていました。私は最後にブナ何本か釣り上げてようやく2ケタ釣りになったのはいいのですが、超銀ピカをネット寸前でバラシて調子の悪いそのままで釣り終了です。とっちさんも最後の1投でかかったのはいいのですがバラシて終了です。2人とも納得のいかない釣りになりましたが、とっちさんのほうがダメージ大きそうでした。何せロッドとルアー、ウキはお金かかるもんね・・・。
 そういえば、フンベで大変お世話になった清さんと再会することができました。相変わらずでしたねえ。帽子岩は混むし釣りづらいから10年近く来なかったんだよねといっていました。確かにそうなんだよなあ・・・。
 (参加者:キッシー、とっち夫妻、チカさん親子、レガオさん、Eさん夫妻、tanさんとお父さん)
                     2004年10月9日の写真へGO!


2004年10月2日(土) 網走帽子岩 
 前日、前々日はかなり釣れていたとの話。とくに前日の金曜日にはレガオさんが20本釣り上げたという・・・。何でそんなに釣れているの?という思いだが、銀ピカが多いというレガオさんの話も大変魅力的でした。早速金曜日の夕方に駆けつけて、暗くなるまで30分ほどの釣りをしました。4本立て続けに釣れてびっくりです。銀ピカも釣れましたがリリースして明日に期待です。
 深夜の風の強い中、さみしくテトラで寝て早朝を待ちました。バシャバシャと相変わらずアキアジが跳ねてうるさいほどです。続々と釣り人がやってきましたが、土曜日にもかかわらずそんなに多くないようです。午前中に雨が降るという予報だったので敬遠している人が多いかもしれません。それとも3連休まで待っている人が多いのかも。とにかくもっとゆっくりでも場所は確保できたかもです。
 今日はtanさんとtanさんのお父さんが来ていました。私たちからは離れた場所を確保しました。真っ暗の中、お父さんはキャスティング開始です。アタリはあるようですが、まだ釣れないようです。少々明るくなってから周囲の釣り人たちがキャストし始めました。私らはどうせ釣れるのだからゆっくりとということでのんびりしていました。周りでは数本釣れ始めたのでうちらも開始です。
 開始第1投でいきなりビクビクとアタリを感じます。今日も魚は濃そうです。この第1投でいきなりヒット。取り込んでいる最中に周りを見ると、すでにうちらのメンバーのほとんどのロッドが曲がり、数十人のロッドが曲がっていました。すごいことになっています。リリースをし終えて第2投を投げようとすると、、今度は海面が沸いています。瞬間で10から20のアキアジがすぐ目の前だけの海面で跳ねているのです。まるで沸騰しているようでした。騒然とした海面をしばし見て、まさにこれが大爆発というものなんだなと思いました。第2投をする前に朝焼けがきれいだったので写真を撮ったりしてからキャスト。当然のようにまたまたヒットです。
 数本釣り上げたところで、IKARIさん、リンさんともに複数本釣り上げてました。IKARIさんはタモ入れにも初挑戦してうまく取り込むことができるようになりました。今日だけでいろいろな勉強ができそうです。リンさんもあっという間に自己新記録を達成。そんなころ、風向きが変わり、さらに雨も降ってきました。予報通りです。向かい風が強くなってきたので撤収する釣り人たちが多くなりました。少なくても2,3本は釣り上げているので満足しての撤収のようです。tanさん親子もこの時点で撤収しました。複数本釣って大満足のようです。
 風向きがまた変わるということを信じてさらに釣り続行です。もちろんまだまだ釣れ続けています。波が高くなって飛沫がかかるようになりましたが、へこたれないで続行しました。頑張ったのがIKARIさんで、スニーカーにジャンパーという服装でよくやるなあと思いました。スニーカーは濡れているテトラの上では滑って危険です。たまに滑っていましたが、持ち前の運動神経でうまくかわしていました。
 とっち夫妻のお友達の方もお隣で釣っていました。ロッドの先を折りながらもガンガン釣っていました。私たちもすでに10本もしくは10本を超えたでしょうか。そんな午前中に超銀ピカが釣れ始めました。尾びれにも銀色の線が入り、ブナ色はほとんど見えません。メジカ一歩手前のような魚体にびっくりです。よし、オレも釣りたいなあと思っていると超銀ピカがヒット。本日初のキープとし、再びキャストするとまたもや連続超銀ピカヒット、そして3キャスト目も同様の超銀ピカがヒットし、3キャスト3連続超銀ピカゲットに笑いが止まりません。すでに10本中盤だったので、昨日レガオさんが打ち立てた20本ゲットが射程に入ってきました。ここまできたらその記録を抜かそうと、いつものダラダラフィッシングを止めてまじめに釣り続けました。まじめに釣り続けるのも久しぶりです。波も収まりとても釣りやすくなりましたが、それからはアタリが遠のき、20本手前のころは長い時間がかかりました。
 お昼頃、ようやく20本目と21本目を立て続けに釣り上げて目標達成です。釣りすぎました。やりすぎてしまいました。しかしどうせならとさらに釣り続けて、15時前頃に26本目でエサも底をついて終了です。超銀ピカを5本キープすることができました。それ以外はリリースしました。こんな超銀ピカを5本もというのは初めての経験でした。スカリに入れておいたら鱗がかなりはがれていました。それだけでもすごい・・・。
 とっちさんたちも同じく餌も尽き、私たちとともに終了です。最終的に、とっちさん20本、リンさんとIKARIさんは同じく15本と、まさに怒濤の大噴火釣りとなりました。離れたところでガンガン釣っていた名人Eさんは、38本釣っちゃいました・・・。釣果を聞いた瞬間、あごが落ちそうになりましたけど・・・。下手するとワカサギ釣りより釣果多いかも? こんな釣れ方は異常事態です。絶対おかしいのです・・・。特に、IKARIさんは釣行2度目でこんな釣りを体験してしまって逆にかわいそうになりました。アキアジ釣りはボウズも多いし2,3本釣ったら大喜びする釣りです。「普通」のアキアジ釣りに耐えられるでしょうか・・・。
 帰る用意をしているときにチカさん親子とレガオさんが夕方狙いでやって来ました。3人は夕方だけでそのあと1人10本以上釣り上げたそうです。
 家に帰って体がかなり悲鳴を上げているのに気がつきました。これだけアキアジと格闘すれば腕も痛くなるしなあと横になっているうちに寝てしまいました。大爆釣の次は大爆睡でした。おそらく明日も大爆釣でしょう。チカさん親子とレガオさんは明日本格出撃です。私は当分お休みします・・・。
 (参加者:キッシー、リン、IKARI、とっち夫妻)
                     2004年10月2日の写真へGO!


2004年9月29日(水) 網走帽子岩 
 同僚のIKARIさんが是非アキアジ釣りをしてみたいということになり、ロッドをリンさんから、リールと仕掛けを私から借りての体験フィッシングです。天気も波も穏やかということで出撃です。前日は夕方30分程度キャスティングの練習をしました。なかなかセンスがあり、すぐキャストできるようになりました。斜めに行ったりすることなく、しっかり前にキャスティングできるのでびっくりです。夕方30分なのにリンさんと私で1本ずつ釣れちゃうので今年は異常です。IKARIさんもアキアジのファイトにびっくりして、早く釣りたいと叫んでいました。
 早朝はダダダッと周囲で釣れて、私たちにもいいアタリがあったのですがうまくのらず。釣れ始めて20分程度でポツポツ程度にレベルダウンです。仕事前の出撃はつらいです。こういう日は7時過ぎに釣れ始めるんですよねえ。少しあきらめかけていた5時半ころ、IKARIさんのウキがグッと吸い込まれていくのを目撃。むむむ・・・と声を上げながらも教えたとおりにアワセをすることに成功。初アキアジです。人生初のアキアジにまたむむむ・・・と叫びながらも引き寄せて私のタモに吸い込まれていきました。大感激のIKARIさんを見て、私とリンさんの2人も大はしゃぎでした。新しいアキアジ釣り師の誕生でした。
 結局私とリンさんはボウズで6時過ぎに撤収。しかしこのあとまた爆釣したらしいです。もう早朝1時間の釣りは厳しいということでしょうか・・・。
 (参加者:キッシー、リン、IKARI)
                     2004年9月29日の写真へGO!


2004年9月26日(日) 網走帽子岩 
 すごい混み方です。乗車率100パーセントを超えている新幹線よりギュウギュウです。各地から釣れているという話を聞いて来ているのでしょう。
 早朝から雨が降ってきたので早くも戦意喪失です。ロッドも昨日折ってしまっていたので気分はブルーでした。ヒット1本目を金具が外れてルアーもろともバラシ、2本目もばらしてしまって、クラクラ状態でした。こういう精神状態の時は自分が海に落ちてしまったりなどさらにドツボにはまりそうです。とっちさんにそんなことを話すと、「そうだね。」とつれないお返事。周りは爆釣状態でしたのでボウズで引き下がるわけにもいかないと、頭の中をリセット状態しました。
 それからは順調に釣れ続けて、9時前まで8本コンスタントに釣り続けました。やはり釣れるのはブナザケが多く、ほとんどリリースしました。しかし明るくなってからは周囲でも銀ピカラッシュで歓声があちこちから上がりました。私も銀ピカメス1本と、超銀ピカ1本をキープ。超銀ピカは、これってひょっとしてメジカ?というくらいの魚体でした。てっきりメスだと思っていたのでしたが、家に帰ってお腹を開けてみるとオスでしたのでさらにびっくり。オスメスの区別が難しいほどの銀ピカだったということでルイベにしました。
 近くにBOASTERの名人ウルシさんたちが釣りをしていました。奥さんとともに超銀ピカ釣り上げていました。とにかく釣れまくっていた帽子岩でした。用事があったので9時過ぎに終了。
 この日の午後、チカさんからのご招待で名人釣り師たちの集まりであるBOASTERのバーベキュー大会に出席させていただきました。名人たちのお話は勉強になりました。とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、Eさん夫妻)
                     2004年9月26日の写真へGO!


2004年9月25日(土) 網走帽子岩 
 朝は雨が降るとの予報だったので出撃を見合わせました。すでに釣りに対してワガママになっています。仕事も忙しいことだし、今風邪をひくと辛いんです。やっと休日ということで久しぶりに散髪しに行きました。散髪を終えてとっちさんに連絡を取ってみると、案の定爆発していました。もう10本釣ったよーという声と、おいでよーというお誘いがあり、天気も回復したのでいそいそと出撃です。
 現地に到着すると、人はまばらでガラガラに空いていました。雨降っていたからでしょうね。天気も上々で、全くもってダラダラフィッシングにピッタリでした。お昼からの釣りでしたが、とっちさんとコンスタントに釣り続けて最終的に4本釣ることができ満足です。銀ピカも1本釣り上げて気分も最高でした。とっちさんは15本、奥さんも11本です。チカさんたちのBOASTERの方々も全員ほぼ二桁釣りです。釣りすぎ注意報をわきまえていないかのようです。
 このあと、私に悲劇が待ちかまえていました。釣りを終えて車に戻って片づけをしているときの出来事でした。自転車を荷台に積んだとき、ボキッと音がしたので見てみると、買ったばかりのモンリミが折れていました・・・。悲しいです。悔しいです。情けないです。格好悪いです。すぐ修理に出しましたが、カムバックしてくるのは10月中旬になりそうです。それまでは予備ロッドのトラウトライズが活躍してくれる?
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻)
                     2004年9月25日の写真へGO!


2004年9月23日(水) 網走帽子岩 
 shinさんと同僚の方が遠くから網走にアキアジ釣りに来ると連絡がありました。私は別な用事があったために早朝は出撃せずに9時過ぎに現地到着。すでに1本ずつ銀ピカを釣り上げていました。今日も群れは見えるが食いは悪く、そんなに釣れていないとのことでした。
 天気は良さそうなので軽装備での出撃でしたが、ほどなく雲が多くなり小雨が降ってきました。雨がどんどん強くなってきてしかも向かい風が強くなり、釣りをするにはとても厳しい状況になってきました。そんなときに同僚の方がとてもきれいな銀ピカゲットしました。見るととても美しい魚体で、私も釣りたいと闘争心に火をつけて強烈な向かい風に向かってキャスト。しかし軽装備のためにズボンが濡れてきてイヤになってきました。私は基本的に悪天候は嫌いなので撤収しようかと考えていたときにブナオスゲット。もちろんリリース。とりあえずボウズにはならずにすみました。それから12時頃すぐに撤収しましたが、昼から悪天候も収まり、いい天気になりました。こんなときもあるさ・・・と思うしかありません。
 (参加者:キッシー、shin、shinさんの同僚)
                     写真無し


2004年9月22日(火) 網走帽子岩 
 昨日の夕方はまずまず良さそうな感じでしたので、もちろん早朝の出撃です。早朝一発にダーッと釣れるのではないかと思ったんですが、そうでもありませんでした。パラパラッといった雰囲気でそのまま進みました。リンさんがいきなりのバラシでがっかりです。魚は次々というよりはとぎれることなく通過中ですのでヒット連発かとも思わせますが、食いが非常に悪く素通りするだけのものがほとんどです。結局1時間ちょっとで私4本、リンさん、レガオさん、レガオさんの友人のSさん1本、という釣果でした。モンリミ絶好釣でした。レガオさんはその後続けて釣りを続行し、7本釣ったそうです。彼は連日釣りすぎです。
 (参加者:キッシー、リン、レガオさん、Sさん)
                     2004年9月22日の写真へGO!


2004年9月21日(月) 網走帽子岩 
 早朝にかなり釣れていたと聞き、いても立ってもいられず夕暮れに出撃。実質30分だが、今日はニューロッドを試したいというのもあったのです。
 ついに買ってしまいました。モンスターリミテッド110PMです。私なんかには分不相応かもしれませんが、以前釣具店にあったものを触ったときからほしかったものです。とっちさんがモンリミ9.3を、そしてレガオさんがシーホークを購入した時点でもう止められなくなってしまいました。遠投性能、感度、釣り味、とにかく最高でした。
 さて、夕方も人はあまりいませんでしたがアキアジは相変わらずかなりたくさんいました。ほとんどブナ群れになっていますがね・・・。レガオさんがちょうど帰るところでした。昼前から8本釣ったそうです。まさに釣りすぎですね。私は30分程度で結局2本釣り、ブナオスですので2本ともリリースしました。銀ピカ釣りたいんですけど。
 (参加者:キッシー)
                     写真無し


2004年9月20日(月) 網走帽子岩 
 場所が空いているから来られたしとの連絡がチカさんとレガオさんからありました。最近は疲労もずいぶんと蓄積していたのでお休みしようとしていたのですが、誘惑に負けてしまいました。
 18日の釣行でロッドが折れてしまっていたので予備ロッドを購入。シマノトラウトライズ10ftです。tanさんが使用しているものと同じです。tanさんが釣り上げているときの写真で見るときれいにロッドが曲がっていたので真似して買ってしまいました。少々堅めのアクションでしっくりとは来ないのですが、お手頃価格なのが魅力です。メインロッドは注文中ですのでもうすぐ届くはず。近日中に公開予定です。
 さて、明るくなり始めて早速チカさんたちがキャストし始めました。私は正直言って気力がずいぶんと下降線だったのでダラダラとしてました。最初からダラダラはダメダメです。向こうのほうで釣れ始めたのでキャスト開始・・・。すると数投目でアタリがありました。今日もフィーバーの予感。ガクンと来たのであわせるとロッドが曲がりましたが、数秒でバラシ。そうこうしているうちに周りでは爆釣モードに突入です。私が2度目のバラシをしている頃には、他のメンバーはしっかり釣り上げていました。好調なのがレガオさんで、瞬く間に2本釣り上げて、昨日までの不調はどこに行ってしまったんだろうという感じです。私もこのままだとボウズかも・・・と思い、少し気合いを入れ直しました。ようやくぶながかったアキアジをゲット。バーブレスなので速攻リリースできました。バーブレスはエサがよく外れてしまって消耗が大きいのでこの時点で終了です。
 爆釣モードは1時間弱ほどでパッタリと止み、ほとんど釣れない状態になってしまいました。2時間ぐらい釣れない時間が続いたので釣り人たちが次々と帰り始めました。そんなときでも釣るのがEさんで、コンスタントに釣り上げる様子にはびっくりさせられてしまいます。
 釣り場から人が少なくなってきた頃、しばらくしてまた釣れ始めました。海中には次々と大きい群れが通るようになってきました。狙い釣り開始です。しかし素通りがほとんどで、たまに追ってくるのもいますが食いは悪いままです。それでもウキフカセに変更したレガオさんが立て続けに2本ゲットして好調ぶりをアピール。うーん、フカセ持ってくればよかった・・・。
 ウキルアーにもかかり初めて、それから私が急に好調モード突入です。ブナ連続2本ゲットしてリリース、そのあとまずまずのアキアジを2本釣り上げました。チカJr.も銀ピカメスを追加して大喜び。その横でチカさんも大喜びしているのはほほえましいものでした。結局、私5本、レガオさん4本、チカさん3本、チカJr.3本で終了です。食いの悪い群れ相手ですがうまく本数を釣ることができたのではないでしょうか。この時点でEさん7本、Eさん奥さん4本でしたが、この後おそらく追加したでしょう。
 (参加者:キッシー、チカさん親子、レガオさん)
                     2004年9月20日の写真へGO!


2004年9月18日(土) 網走帽子岩 
 こうなると一気に突っ走るほかありません。3日目の強行出撃です。かなり自分でもバカだなあと思いましたが、釣れると楽しいので・・・。連日の出撃だけでなく仕事も忙しくて肉体的にも精神的にもボロボロです。3日間あわせて1日分しか寝ていないというのも具合が悪いのですが・・・。
 深夜から海ではまたガンガン跳ねが見られます。また釣れそうな予感がします。数時間、とっちさんと釣りの話やら他の話やらで盛り上がり、あまり横にならずに空が明るくなり始めました。
 第1投でかかりそうな雰囲気でしたが、それを証明するかの如くとっちさんの奥さんがいきなりのヒットです。釣り上げてみるとなかなか状態のいい銀色のアキアジで大喜びでした。おかしいなあ・・・昨日まであれだけぶながかったアキアジばかり釣れていたのになあと思っていると、今度は私ととっちさんにダブルヒットです。かかったアキアジを見ると銀色のボディーが見え隠れしたのでブナじゃないなと思ったんですが、その瞬間スポーンと外れてバラシ。ありゃりゃ、ばれちゃったなあととっちさんの方を見ると同じくばれてしまいました。ダブルヒットダブルバラシは記念になりそう。
 他の釣り人たちは結構釣り上げていたので少々焦ってきました。仕方がないので銀ピカ狙いからブナ狙いへ。初めの1本を釣ろうと・・・。昨日と同じです。すると再びヒットです。ブナオスがかかってきました。お持ち帰りしないのでリリース。バーブレスなのでサクッとリリースすることができます。
 今度こそ銀ピカほしいなあと思っていると再びヒットです。暴れてながらも寄せてみるとメス顔で銀色でしたのでよしよしと思ったんですが、タモを入れた瞬間に再び大きく暴れました。もう一度寄せて今度こそという場面でまた横にギーッと走り出してその瞬間にライン切れ・・・。仕掛けの部分ではなく、こんな所で切れるの?というライン切れにしばし唖然としてしまいました。2週連続の仕掛け持って行かれた事件にはめげてしまいます。
 くよくよしていたんですが、私の仕掛けの仇討ちをしようと気持ちを入れ替えて再びセットしてキャスト開始。モジモジとウキが吸い込まれていきました。今度はアタリをじっくり待ってあわせました。少し走ってくれておもしろいアキアジでした。ブナでもなく状態もよかったのでキープ。
 もう一頑張りしようとロッドを振っているとバン!という音とともにロッドが折れてしまいました。7年間酷使してきたロッドなのでかなり疲労していました。もちろんここ連日の釣行でも仕掛けやロッドに負担がかかっていたので仕方がないと思いましたが、連日の出撃で肉体と精神が疲れているところに仕掛けとロッドが・・・。へこんでしまいます。この時点でとっちさんの奥さんは3本釣り上げていて今日はレディースディだととっちさんと2人で冗談を言い合ってました。
 仕方がないので車まで呼びロッドを取りに行きました。テンリュウ8ftなのでアキアジ相手では心配でしたが仕方がありません。遠投もかなり難しいのです。少しでも有利に闘おうと思い、高いテトラに登って群れを見ることに。すると結構群れが前を通っていることが分かります。狙ってリーリングしてましたが釣れません・・・。しかしとっちさんが車に物を取りに行っているときにとっちさんの奥さんにヒット。とっちさんが戻るとびっくりしてました。
 そんなときにレガオさん登場。思いっきり遠投すると、私の2倍以上は飛んでいく感じです。群れは見えなくなってきて雰囲気はダラダラフィッシングへ。時間も正午を回って帰る人が多くなってきました。
 人はずいぶん減ったのですが何となく周りでアキアジがヒットし始めてきたのでとっちさんがキャスト開始。するとヒットして銀ピカゲットしました。そんな光景を見せられてはと思い私もキャスト開始。すると心地よいアタリがあり、一瞬酔いしれてしまいましたが、このロッドで大丈夫かとすぐさまよぎってしまいました。レガオさんがサクッとタモ入れしてくれてゲット。これもキープしてしまいました。そのあととっちさんは再びゲットして、お昼の時間に強いとっちさんを見せてくれました。
 結局私は途中でお客さんが来るということで帰りました。この時点でとっちさん5本、奥さん4本、私3本でした。釣果事態は大体満足かな。しかし返す返すもロッドと仕掛けを1日で失ったというのは厳しい。レガオさんは不調が二日目となり、最後ばらしていました。まあ、2人してこんなときもあるさ・・・。
 ここんところの爆釣ですが、この原因には網走湖の湖底にたまっている無酸素層のヘドロが原因ではないかという話を聞きました。川側ではウグイやカワガレイなどが死んで大量に浮かんでいました。アキアジたちは川の様子がおかしいので遡上できずに周辺で溜まっているのではないでしょうか。かなり足下に近い所でヒットするものが多いのも頷けます。定置網にはそんなに入っていないしブナがかった個体も多いので、この説に当てはまるような気がしますが、どうなんでしょうね。
 (参加者:キッシー、とっち夫妻、レガオさん)
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2004年9月17日(金) 網走帽子岩 
 チカさんが爆釣ニュースを聞きつけていても立ってもいられずにやって来ました。かなり釣る気満々です。私が眠たそうに到着すると、チカさんはすでに元気いっぱいに現地で出迎えてくれました。深夜からハイテンションです。すごい人だ・・・。
 また、今日は1年ぶりにWさんと出撃です。彼はまだ帽子岩で釣果を上げたことがないので是非この爆釣状態をうまく活用して釣り上げてほしいものです。Wさんの道具点検をして弱そうな部分などチカさんが親切に補給したり針を交換してくれたりしてくれました。
 チカさんは第1号を狙ってキャスト開始です。レガオさんも続きます。みんな元気よすぎます。さっそく昨日のようにアタリがあるということなので、モタモタしながらキャスト開始です。アタリがあるのですが昨日よりも食いが悪くなかなかのってきません。そんなことを繰り返していると、いつもの強烈なアワセをしているチカさんの光景が。その瞬間、ラインが切れたようでバラシ・・・。ウキは近くの方が拾ってくれて無事回収できていました。
 食いが悪いから昨日みたいにならないなと思い始めてきた頃、ずいぶんと明るくなってきました。そのころになってようやく爆釣モードに突入です。まずはチカさんが1本、軽く釣り上げました。すると周囲でもかかり始めてきました。Wさんにアタリがあり、うまくあわせることに成功。ラインが細いのでドキドキしましたがゲット! 帽子岩初ゲットでうれしそうです。しかも銀色の状態のいいアキアジをゲットできてうらやましい。
 私とレガオさんになかなかこなかったのですが、ようやく2人とも釣り上げてまずは一安心。それからはチカさん6本、私5本(うち2本リリース)、Wさん3本と、またしても気がつくと絶好釣の帽子岩でした。しかし相変わらずブナが多い状況は変わらず。レガオさんはこの日不調で、結局1本で終了です。ここ数日の帽子岩で1本だけという釣果は悔しいかも。普通ならまずまずおめでとうということなんでしょうけど。みなさん平均4,5本の場合はねえ。まあ、こんなときもあるさ・・・。
 ちなみに今日からかえしをつぶした針を使用しました。バーブレスです。1本ばらしましたが、ブナが多くてリリースすることが多くなるんだったらバーブレスがいいのではないでしょうか。バラシが多くなるというような感じも受けませんでした。
 (参加者:キッシー、Wさん、チカさん、レガオさん)
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2004年9月16日(木) 網走帽子岩 
 月曜日の様子をリンさんと2人で見ていて、帽子岩の釣果も下降線かな・・・と思い、もちろん連日の出撃で体はずいぶんと疲れているということで14日は当然の如く出撃しませんでした。するとレガオさんから爆釣だったと聞き、愕然としました。次の水曜日も時化ているということで出撃しませんでしたが、さらに大爆釣だったと聞き、衝撃を受けました。まよわず出撃です。
 深夜に現地に着きましたが寒さで震えました。こんな時間でも人は多くびっくりです。みんな爆釣情報を聞いて駆けつけています。おおよそいい場所は明るくなる前に無くなってしまうほどの盛況ぶりです。平日なんですがね・・・。海面の方では暗いうちからアキアジらしきものが盛んに跳ねてました。ずいぶんとお魚の方は濃そうです。釣れる予感がビンビンにします。
 明るくなりかけの時間からキャスト開始です。そんなに跳ねているんだったらかかるんじゃないかという気持ちからです。すると第1投からアキアジのグングンというアタリがありました。その後も1キャスト1アタリというぐらいの状況。食いが悪いようでなかなか釣れません。昨日レガオさんから聞いた話の通りだなと思いました。それでも遠くの方で釣れ始めてきました。うーん、早く1本釣りたいなあと思っている矢先にリンさんにヒットです。まだ周辺ではあがっていないので注目されてます。なんとか私の差し出すタモにゴール!
 それからはもう止まりません。周囲も爆釣モードに突入です。とにかくガンガン釣れ始めました。食いは悪いものの、魚が濃すぎます。足下でガンガンかかってくるので近場を泳いでいるようです。それが1時間ぐらい続きました。しかし、釣り上がってくるのが色の入ったブナっぽいアキアジがほとんどです。それに魚体が小振りのものが目立ちます。
 気がつくと6時でした。お仕事の時間です。私5本(うち2本リリース)、リンさん3本と絶好釣で終了です。午前中で余裕で二桁行きそうな雰囲気が漂っていました。ただ、ブナが多いんですよね・・・。何故?
 (参加者:キッシー、リン)
                     写真無し


2004年9月13日(月) 網走帽子岩 
 一昨日にボウズで終了したリンさんのリベンジを果たすために出撃。さすがに連日の出撃に私は疲れ気味。今日はサポートに徹しようという気持ちが強い。連日釣れているし、昨日はあんなに釣れたんだし、波も収まったし、今日ももちろん釣れるだろうというノリです。行けば釣れる状態って、とっても贅沢な気がするんですが・・・。
 明るくなり始めて100人弱ぐらいの釣り人が一斉にキャストし始めました。しかし、いつもと違い静かな状態が続きます。ポツポツと釣れるのですが、連日の絶好釣の気配がありません。それどころか、ウグイの攻撃が激しくて、ウキがぴくぴく動きます。もちろんやる気も失せていきます。リンさんに「今日も釣れるのは間違いない」と言って一緒に来たのに申し訳ないなと思いました。
 5時半頃まで一向にアキアジのアタリがない状態が続きました。すると、向こうの方でアキアジの跳ねとモジリが見えました。よーし、こっちに来いと思いながら遠くにフルキャスト。もう通り過ぎたかなあと思いつつ引いていると、待望のアタリがありました。ヒットしましたが寄せている途中でテトラの陰に入っていき、ラインが擦れるのが分かります。何とか切れる前にネットイン。あとでラインをチェックするとかなり傷ついていていました。危なかったです。
 オスだろうと思ってましたが、海面から上げてみるとメスでした。今年はずいぶんメスと出会います。今年の釣果の半分以上がメスなのでびっくりです。釣り分けがうまくいっている?
 ここであまりうれしがってもいられません。周囲もそんなに釣れていないし、リンさんがボウズの可能性も高まってきました。平日で仕事もあるのでタイムリミットも近づいています。後ろで休みながらあと20分ぐらいかなと思っていた矢先、「きたー」との声。リンさんにヒットです。よく暴れて走っているので楽しそうです。リンさんはライン切れが相次いでいたので、慎重に寄せてきました。私がタモ入れをしてネットイン。よかったです・・・。本人はメスがいいなあと言いながらも喜びながらリベンジ達成と叫んでいました。
 なんとか2人とも釣れていい気分で数分後に帽子岩をあとにしました。結局、早朝はここ最近ではあまり釣れていない状態でした。30本程度かなという感じです。そろそろ絶好釣も下火かな・・・と思わせる早朝でした。しかし、そう考えてしまった私が愚かだった・・・。次の日の大爆釣を逃してしまうことになってしまうとは・・・。
 (参加者:キッシー、リン)
                     2004年9月13日の写真へGO!


2004年9月12日(日) 網走帽子岩 
 前日につぼ八で大宴会を開きました。チカさん親子、チカさんの友人のkenさん、とっちさん夫妻、Eさん夫妻、メガ弟さん、レガオさんという豪華キャストです。網走でかなり腕の覚えのある人たちとの交流はとても楽しいものです。
 さて、深夜に行動開始。二日酔いだががんばります。人は多く、車を止めるのもかなり離れたところになってしまいましたが、自転車通勤の私にはあまり苦になりません。日曜日なのに昨日まずまず釣れていたところがかなり空いていました。地元の釣り師たちが幾人かいただけです。レガオさんと私は他のメンバーと離れた場所を確保。少々賭に出ました。
 今日は薄暗いうちからキャスト開始です。明るくなってきたころにレガオさんと私に同時にアタリがありました。レガオさんがアワセたので私もと思ったのですが反応が無くなってしまいました。魚を見てみるととても小さい魚影がうろちょろしていました。「マスだ」と話しながらレガオさんはぶっこ抜きしようとグングン引き上げました。上に上げてみると針が外れていたので、思わず私はタモを上からかけて逃げないように取り押さえました。やっぱりぶっこ抜きは危険です。あらためてよく見てみると60cmちょっとのチビアキアジでした。今年の小さなアキアジ選手権にエントリーできそうです。
 レガオさんが周辺第1号のアキアジゲットで満足しているのを見て私も1本ほしいなあとキャスト再開。するとすぐさま私にアタリがありました。よし、のったーと思いながらあわせたとたん、ラインがフッと切れてしまいました・・・。ウィップラッシュ初のライン切れに呆然としてしまいました。ルアーとウキをつけたままのアキアジは泳いでいってしまいました。レガオさんが自分のルアーを引っかけようとしてくれましたがかすっただけ。チェックしたつもりだったんですがラインが擦れていたんでしょうね。かなりしょんぼりしてしまいました。
 気を取り直して仕掛けを再セットアップです。しょんぼりモードで引いていると再びアタリがありました。今度は大丈夫かと思いながらもあわせるとしっかりのってくれました。暴れるのでオスかなと思っていたらメスでした。銀ピカな魚体を見て少し気持ちが復活です。
 周辺でも釣れていたんですが、若いお兄ちゃんにヒットが相次いでいました。アキアジを入れたタモを横にして運んでいたのでボキッといってタモの柄が折れてしまっていました。横運びは御法度ですね。
 その後さらに私にヒットしてタモの中にスルッと入ってくれました。これも銀ピカメスで、今年はずいぶんメスに当たるなあと思いました。レガオさんもそれからすぐにゲットして、2本ずつのゲットに喜んでいました。6時を過ぎるとパッタリ釣れなくなってしまい、ダラダラフィッシングの始まりです。離れた場所の人たちの釣果が気になるので電話してみると・・・、絶好釣のようです。こちらとは違いまだ釣れているとのこと。特にチカさんが4本(この後1本追加し5本)とのことでびっくりでした。まあ、2本釣れたし、そしてみんな釣れて、ルアーとウキをロストしたけれど気分は上々でした。
 9時前に納竿です。結局帽子岩全体は絶好釣で、私2本、とっち夫妻3本ずつ、kenさん3本で終了。この時点でレガオさん2本、チカさん5本、チカジュニア2本、Eさん3本、Eさんの奥さん2本で、さらに釣りを続けるとのことでした。、あだ釣れそうな雰囲気がある帽子岩でした。全員複数本釣れてしまうあたり、最近では一番の絶好釣だと思いました。まさに釣れすぎ注意報発令中です。予定本数を決めてから帽子岩に行く必要がありますね。いつまで釣れ続けるんだろうか・・・。
 さて、今日も密漁の人たちが多かったんですが、海上保安庁の人たちが昨日に引き続き検挙にやってきました。またまた捕まっている人がいました。対岸に監視カメラを設置するという話がありますので、今後摘発は増えると思います。
 (参加者:キッシー、レガオさん、Eさん夫妻、チカさん親子、kenさん、とっち夫妻)
                     2004年9月12日の写真へGO!


2004年9月11日(土) 網走帽子岩 
 台風後のひどい時化が続いていました。台風18号は各地に被害をもたらしました。帽子岩は釣りになるはずもなく、前日の10日には第4埠頭へ偵察に行きましたがポツポツ程度しか釣れていませんでした。さらにまた当分ゲートが閉まるということで埠頭での釣りも厳しそう。
 波は高いかもしれないが帽子岩でがんばろうということで夜2時に現地へ。波は確かに大きいのですが、波があまり立たない場所を確保。こんな波の日には釣り人はあまり入っておらず余裕でした。風が大変強くて体感気温を下げます。強力な向かい風なのでキャストも厳しそうです。今日は休んでもよかったかもしれない・・・と少しだけ脳裏をかすめました。とっち夫妻とEさん夫妻もすぐ近くに陣取りました。
 tanさんは1週間前の感触が忘れられずに再び参戦。好調な彼に再びアキアジが来そうな感じです。寒くて少々震えながらみんなでおしゃべりを楽しんでいたとき、何気なく左方向を見るとタモにアキアジを入れて歩いている人を発見しました。あらら、これは釣り始めようかとキャスト開始。しかし強力な風の前にルアーが前に進んでくれません。きついなあ・・・と思っているところに私にアタリがありました。さっきからウグイの猛攻に悩まされていたのでウグイかとも思いました。少し聞きアワセをするとゴツンと重たくなったのでグイッとアワセました。このアキアジは大きく暴れて左右に走ってくれました。足場もそんなによくなくて少々冷や冷やしましたが何とかネットイン。オスってすぐ分かるような顔つきのオスでした。周辺1番でちょっぴり嬉しいです。
 その後はパラパラと釣れ始めて、tanさんにもヒット。とっちさんやEさんもゲットしていました。悔しいのはリンさんで、タモ入れ寸前でラインブレイク。ルアーとウキをロストしてしまいました。
 その後、日が高くなると釣れない状態になり、それでもEさん夫妻にはヒットしているのを見て、どうしていつもこんなに釣れるんだろうと不思議に思いました。さらにとっちさんにはマスがヒットして注目を浴びてました。
 たまに群れが通るのですが釣れるところはほぼ同じポイントだけになっていました。リンさんも釣れないので必死にキャストを繰り返しています。魚自体はいるのですから私も少しまじめにキャストを続けました。何気なくルアーを持ち上げようとしたときに目の前まで追ってくるアキアジを発見。ありゃ・・・と思ってルアーのスピードを緩めましたがくるりと反転していきました。悔しいと思いながらさらにキャストを続けているとやっとヒット。少々アワセが早かったような気がしたので大事に引いてネットイン。このアキアジも怖そうな顔つきのアキアジくんでした。
 釣れなさそうな波が高い帽子岩でしたが、ふたを開けてみるとまだ釣れ続けているんだなという実感の持てる帽子岩でした。結局Eさんは夕方に1本追加して4本、とっちさんはアキアジ2本にマス1本とまずまず好調な釣果でした。リンさんはリベンジに燃えていましたが明日は来ることができないということで持ち越しです。
 さて、今日は海上保安庁の職員が密漁取り締まりで数人検挙してました。道具没収の上罰金です。連れられていってしまいました。今年は例年以上に厳しく取り締まるとのことです。
 (参加者:キッシー、リン、tan、とっち夫妻、Eさん夫妻)
                     2004年9月11日の写真へGO!


2004年9月6日(月) 網走帽子岩 
 懲りずにまた出撃。仕事がある平日は早朝およそ1時間半程度しか釣りができないのですが、釣れていると出撃してしまいます。それだけお魚がいるということです。何でこんなに網走で釣れているのか分かりませんが、釣れないという気が全くしないのは自信過剰でも何でもありません。
 レガオさんとキャストを始めました。最初のうちはアタリがありません。前期群って暗いうちからは釣れないのかな・・・。辺りが十分明るくなってから海面に跳ねとモジリが見られるようになっりました。これは来そうだと思った瞬間、じわりとアタリがありました。なかなか重くならないのでちょっと聞き合わせをするとグイッとのったのでガツーンと合わせました。意外とスルスルと寄ってきてレガオさんの持つタモの中に吸い込まれてしまいました。そういう風に思ってしまうのが贅沢ですよねえ。だけど銀ピカのメスに大満足でした。
 周辺で1番とったので満足して、お決まりのダラダラフィッシングへ。そんなときにレガオさんにヒット。リールが小さいものを使っていたのでドラグ力が弱く、走る走る・・・。私はだまされて「大物じゃないのかい?」としゃべっていましたが、ゲットしてみると標準サイズのアキアジでした。
 その後さらにレガオさんにヒットしてゲット。こうなったら私ももう1本釣ろうかと・・・。がんばり始めた矢先に早速アタリがありましたがあわせようとしたときにスルリと抜けてしまいました。レガオさんも「アタリは多いがバラシが多い」というルアーを使い、早速バラシ。しかし執念ですぐにヒットしてゲット。そのルアー、オレも買おうかな・・・。
 遅れてきたレガオさんの同僚の方も参戦し、釣り場がにぎやかになりました。家に戻らなくてはならない6時すぎ頃になって、私にアタリがありました。ちょっと早アワセかな・・・と思ったのですが、これもスルスルと寄ってきてタモに入っていきました。またもやメスで、今年はやけにメスが釣れてしまいます。
 今日はモジリや跳ねが数多く見ることができた朝になりました。そういう日って楽しいですよね。釣れそうな余韻を残して帰りました。私が帰ったあとにレガオさんは2本追加して最終的に5本に。本当に今年は釣れてます。嘘じゃないです。しかし、何ででしょうか・・・。
 (参加者:キッシー、レガオさん)
                     写真無し


2004年9月4日(土) 網走帽子岩 
 tanさんがやって来ます。彼は網走から離れたので久しぶりに一緒に釣ることになります。tanさんに釣ってほしいということで、深夜に出撃。なんとか場所を確保しましたが、今日も一昨日、昨日と同じように釣れるのかはわかりません。とっちさん夫妻、Eさん夫妻も来ましたが、今回は離れて釣りをすることに。
 tanさんは、今日はアタリだけでも嬉しいと話していましたが、そんなことでは釣れないぞとみんなで注意。気合いを入れないと・・・。明るくなるまでかなり時間はあったので、早く釣りたい!と何度もつぶやいていましたが、久しぶりの釣行ではそれも理解できます。
 やっと明るくなってキャスト開始です。間もなくtanさんにヒット。思いっきり暴れます。慎重に寄せましたが残念ながらバラシ・・・。残念です。そんなときに近くのベテランさんたちにもヒット。数人にヒットして爆釣の予感。そして私にもヒット。かなり暴れてくれます。前期群は最高です。ゲットしたときには腕がまた痛くなりました。
 まわりでは次々とヒットしてます。選んだ場所は大当たりでした。リンさんが手前まで寄せてのバラシ。針を見てみると折れてました。そして待ち望んでいたtanさんのヒット。楽しい!といいながら大暴れのアキアジを何とか寄せてゲット。みんなで大喜びでした。その後リンさんもようやくゲットし、あとはレガオさんだと思っていたときにまたしてもtanさんにヒット。もうアタリだけでいいとはいわせない、いい釣りをしています。2本目をゲットしてみんなで手をたたいて喜びました。
 その後アタリは遠のきましたが、私にもヒットし2本目ゲット。このアキアジはすぐ針が外れてくれたので今年初のリリースとなりました。これ以来ピッタリとヒットしなくなりました。この時点でレガオさんは痛恨のアワセ切れで1バラシ、仕掛けに泣いています。変えたばかりのラインの調子も良くないようです。しかし最後にようやくゲットしてボウズにならずにすみました。
 日が高くなり、釣れないモードになりました。こうなったらのんびりとキャストしてました。青く澄み渡る海に向かってキャストするのも気持ちいいものです。たまに群れが通るのでどうだろうかなあと思っていると、私にヒットしました。これはかなりの暴れん坊で、右に左に走ってくれました。あがったのはきれいな銀ピカのメス。今年のメスはオスよりも暴れてくれます。大体これで終了、撤収しました。
 離れたところでやっていたとっちさん夫妻はノーヒットで終了。とっちさんの周辺はポツポツ程度でだめだったそうです。しかしEさんは5本釣り上げて、その名人ぶりをみごとに見せてくれました。恐れ入ります・・・。
 (参加者:キッシー、リンさん、tanさん、レガオさん)
                     2004年9月4日の写真へGO!


2004年9月3日(金) 網走帽子岩 
 まだ釣れそうだ・・・と連日の出撃。張り切って深夜近くに行き、良さそうな場所をゲット。これがあとで仇になるとは・・・。テトラでウトウトしていると「おはようございます」の声。びっくりしました。昨日5本釣ったチカさんでした。チカさんはお友達の方との釣行です。離れたところに陣取りました。
 とにかくすごい人が話を聞きつけて、平日にもかかわらず来ています。明るくなってからキャスト開始。すると間もなくリンさんにヒット。しかし間もなくバラシ。今日も魚がいそうです。張り切ってキャストを繰り返しました。すると再びリンさんにヒット。今度はするすると寄せてきました。私は遠投したばかりだったので仕掛けを巻かずにそのままにし、タモ入れを片手でやりました。自分が釣っているような気分でした。
 リンさんは私の隣ですが、リンさんから向こうの方はガンガンアキアジがかかっています。私から左側はあまり釣れません。私にはアタリがないのです・・・。レガオさんにヒットしましたが、痛恨のアワセ切れ。ラインが切れてウキがプカプカさようならしていきました。空しさが私とレガオさんを支配していきます。まあ、こんなこともあるよねえとお互い励まし合ってました。そんなときにリンさんにヒットしましたが、アワセが早くてバラシ。
 時間が来たので帰り支度をしようとしていたときに、レガオさんにヒットしました。群れが入ったようです。そんなときに離れて釣っていたチカさんにもヒット。2人ともゲットし、結局釣れなかったのは私だけ・・・。かなりショボーンとしながら仕事へ向かいました。
 夕方、このまま今日を終わらせたくないということでレガオさんと再出撃。バカです・・・。再びボウズになりに行くようなもんです。しかし駐車場が混んでいるので釣れていることは確かなようです。何気なくキャストを繰り返していると、急にガツーンとヒット。完全な向こうアワセでした。元気がいい少しぶながかったオスでした。その後レガオさんにもヒットし、きれいなメスを釣り上げてました。釣れたのはいいが、なんとなく技術も何もない向こうアワセだし消化不良の気分でした。というわけで、明日も出撃!
 (参加者:キッシー、リンさん、レガオさん)
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2004年9月2日(木) 網走帽子岩 
 昨日は釣れなかった帽子岩。濁りが取れているだろうと予想して連日の出撃。結構体力が失われているのが分かりますが、もう止まりません。
 明るくなりはじめてからチカさんはウズウズしてすぐキャストし始めました。今シーズン、機会が無くてまだアキアジ釣行をしていないので、他の皆さんが釣り上げた話を聞く度に悔しい思いをしていたのでしょう。かなりの闘志がオーラとなって体中から発散しています。また、リンさんも今年は釣行回数が少なく、マスも釣り上げていません。やる気満々です。
 私は何となくゆったりと準備を始めてキャスト開始です。すると早速ウグイの猛攻撃が始まりました。1投ごとにエサロストです。かなりイヤになります。エサの消耗が続いて、今日はこのまま釣れないで終わるのかと思い始めた4時半頃、チカさんにヒットです。上がった魚を見ると銀ピカ幅広でかなりいい状態のアキアジです。こんなアキアジ久しぶりに見ました。
 このころから周りでは釣れ始めて、群れが入る様子も見え始めました。今日の帽子岩は魚が沸いているような雰囲気がプンプンにおいます。チカさんのアキアジがうらやましいと思いつつ、キャストを繰り返していると、4時50分頃にウグイとは違う重さを持ったアタリがありました。我慢してゆっくり引いていると、ぬうっと重く引っ張られました。ここでアワセをするとそこから大激闘です。かなりのパワーで振り回されました。ドラグはかなりきつめにしているのにジーッと持ってかれました。腕がパンパンになりながらもチカさんのタモ入れでゲット。この暴れっぷりはまちがいなくオスだろうと思ってましたが、上げてみるとメスでした。怪力お嬢ちゃんでした。
 このあとも順調に周りでは釣れていて、群れも頻繁に目の前を通ります。海面が灰色に見えました。小爆発です。チカさんは次々とアキアジを釣り上げてご満悦です。今日は普通のウキルアーにブッコミ仕掛けのついた「ぶっこみルアー?」をキャスト。針2本ついているのでひょっとするとアキアジ2本ゲット? この仕掛けにアキアジ3本目がかかりましたが、ルアーの方に食いついていました。タモ入れしたときにもう一方の針がネットにかなり絡んだようで、使用中止となりました。
 後半に差しかかり、リンさんにもようやくヒット。1人だけ寂しい気持ちになっていたころでしたので良かったです。もう1本追加して、チカさん3本、リンさん2本、私1本と、ちょうど3,2,1と並びました。うーん、もう1本ぐらい釣りたいなあと思っていると、チカさんにまたまたヒット。まるでバキュームカーの如く周辺のアキアジを引きつけているようでした。他の人たちの分を残してほしいと思いました。
 そんなころ、ようやく私にもアタリがきましたがチカさんのヒット中に痛恨のバラシ。少々落ち込んでいるところにまたアタリがあったのでクイッとあわせると、今度はきちんとのってくれました。あまり暴れないでスルッと寄ってきたので拍子抜けです。先ほどの怪力お嬢ちゃんのあとですからさらに・・・。しかしタモに入った姿を見てびっくり! 巨大なオスアキアジでした。少々ハナマガリですが89cmと、去年の90cmには1cm及ばなかったとはいえ大物です。
 6時頃にはピタリと周囲の竿は曲がらなくなりほぼ終了です。結局、チカさん5本、私とリンさんで2本ずつです。周囲の人も1,2本は釣っていますから、小爆発状態でした。チカさんはアキアジ1本を知らないおじさんにもらってもらい、一生懸命自己責任で駐車場まで運びました。へとへと状態でした。
 台風後の昨日は時化もなく釣れなくて、ドラマは無かった・・・と思った1日でしたが、やっぱりドラマがありました。
 (参加者:キッシー、リンさん、チカさん)
                     2004年9月2日の写真へGO!


2004年9月1日(水) 網走帽子岩 
 漁師さんたちが台風で定置網が壊れるのを防ぐために網を撤去しました。これは釣れる可能性大です。早速、31日の夕方に帽子岩で釣れていたという話をキャッチ。台風の影響で雨降っていたんですが頑張る人もいるもんです。波が高かったんじゃないの?と思う方もいると思いますが、夕方はほとんど波無かったんです。それでも明日1日の予報では波の高さ6mと出ていました。釣りできる状態ではありません。しかし一応確かめに行くことに。
 明るくなる前に帽子岩に着くと、波がないんです。着くまでは波あるだろうなあと思ってましたが・・・。これはもらった!と喜び勇んでレガオさんと軽快に自転車をこぎました。私たち以外には2人の釣り人しかいませんでした。
 明るくなってキャストし始めましたが、徐々にうねりが入ってきました。人も増えてきて10人ちょっとになりました。満潮と重なっていて、急に濁りが入り始めました。一度大きなアタリは感じられましたがあわせることができず・・・。周囲では1本しか上がらず、6時過ぎに終了。
 明るくなったころに漁師さんたちが定置網を入れに出航していきました。漁師さんたちもこの台風には肩すかしを食らわされたと思います。かなり勢力の強い台風16号、大時化になるとニュースや天気予報で盛んに発表してましたからねえ・・・。結局この間の低気圧よりも時化にならず台風通過完了です。釣り人たちのささやかな期待もどこかに吹っ飛んでいきました。
 (参加者:キッシー、レガオさん)
                     写真無し


2004年8月30日(月) 網走帽子岩 
 昨日の惨敗を取り返すべく、早朝一発勝負を仕掛けに帽子岩へ出陣。時化はすでに過去のものとなり波はないはず。一昨日も朝は10本程度と聞いていたし・・・、条件的にはそんなに良くないはずですが、じっとしていられない気持ちが勝っていました。
 4時前に着いてみるとほとんど人はいませんでした。釣れていない時ってこんなものなんでしょう。駐車場も好位置をキープ。そんなことで喜んでもいられないのでポイントに着きましたが、いつも賑わう場所には誰もいませんでした。ベテランが2,3人違う場所に入ったため、残りの人たちもそれを見習ってそちらへ行ったようです。着く前から空いている場所に入ろうと思っていたのですが、逆に悩んでしまいました。何だかんだといって私も不安になり、人のいる場所にちょっとだけ近いところをキープ。それでもひとりぼっちのような気がして落ち着きませんでした。そんなときにメガ弟さんが現れました。
 メガ弟さんはまだマス2本しか釣っていないので戦意満々です。私ももちろん闘志満々なので、やる気満々で待ちました。少々曇っているので4時半頃からでないと始められそうもありません。
 ずいぶんと周りが見えるようになってからキャストを始めました。早速アタリです。もちろんウグイのものです。エサをつけると抜群にウグイがイタズラしてきます。それでもウグイのものでなさそうなアタリがあって、少々緊張感が生まれます。メガ弟さんにもルアーを追ってくるのが見えたりアタリがあったりしました。
 今日の美しい朝焼けを見ながら2人で楽しくお話ししました。波はほとんどなく、湖の水面のような静けさでした。台風16号が近づいていますがまさに嵐の前の静けさが漂います。一昨日のうねりと藻が嘘のようです。きれいな朝焼けを見ていて、ふと反対方向の街の上の方を見上げてみると、川と海をまたいだ素晴らしい虹が架かっていました。そういえば、2年前、釣れないなあとカリカリしながら釣りをしていたときにも同じような虹を見ました。がむしゃらに釣りをしたってだめなんですよねえ。もっと釣りを楽しまなきゃいけないなあと反省しました。それからは少し落ち着いて、しかししっかりとキャストを繰り返しました。
 いくつかヒットが見られましたが、痛恨のバラシが多かったようです。ラインが切れたりタモが小さくて入らなかったりと、ちょっとしたハプニングが見られました。直径3,40cmのタモにアキアジが入ったのはお見事!と思いました。全体4本ぐらい釣れたでしょうか。5時半頃にはメガ弟さんは仕事のために帰宅。仲間がいない釣りって最近していなかったのでかなり寂しく感じました。
 6時頃、ウグイの攻撃がかなりあるので、ウグイと遊んでやろうとあわせる瞬間を狙っていました。おっ、きたなあ・・・それっ!とあわせた瞬間、ウグイではない重さを感じました。ドラグも鳴らないしするすると寄ってきたので、あらら、マスがかかったなあと思いながらリールを巻いていると、お腹がアキアジのものでした。これは慎重にとタモを差し出した瞬間、自分からスルッとタモの中へ。タモに入ってからガンガン暴れ始めました。鱗が私の服にバシバシ当たるほどです。
 釣り上げたのはメス75cm、初物のうれしさがこみ上げてきました。昨日はふがいない、そしてやる気のない自分でしたが、今日は反省しつつ頑張りました。良かったです・・・。
 (参加者:キッシー、メガ弟さん)
                     2004年8月30日の写真へGO!


2004年8月29日(日) 網走第5埠頭 
 実は前日も釣行してます。28日の土曜日、ずいぶんと時化ていて、しかも第4埠頭が閉鎖しているということもあり、釣りは中止してゆっくり休み(文明的な生活?)を満喫することにしていたのです。すると、8時頃にチカさんから電話がありました。フンベで4本釣ったことと、今は網走第5埠頭にいるということでした。結構釣れているよという言葉に心が動き、結局ずいぶん遅れての出撃となりますが第5埠頭へ行きました。
 第5埠頭に着くと、Eさんとチカさん、チカさんのお友達が第5埠頭の奥で頑張ってました。朝はマスも釣れていたが、アキアジがまずまず釣れていたということで、私も2時間程度ルアーをキャストしました。もちろんアキアジの仕掛けです。昼前には全く釣れない状態になったので退却しました。
 29日はどこで釣りをしようかとレガオさんと相談していたときに、Eさんの奥さんが夕方アキアジを釣り上げたという話を聞き、釣り座は第5埠頭に決定です。埠頭に泊まり込み、深夜近くまで釣り談義に花を咲かせながらお酒を飲んで寝ました。レガオさんは結構飲み過ぎたようですが・・・。
 さて、ここから本題の29日の釣りです。朝焼けで知床がきれいに浮かび上がる中、みんなしっかり準備していました。しかし私は、寒さにやられたのと何となくやるぞーという気合いが入らずゆっくり準備していました。遅れて準備が整い、キャスト開始です。まだ周囲が釣れないのでボーッとしていると、いきなりレガオさんにヒットです。いい暴れっぷりのアキアジです。あまりにも突然だったのでびっくりしましたが、ルアーを回収して私がタモ入れをすることに。ぐんぐんと勢いよく寄せてきて、もう少しでタモに入るというところでカーンとルアーの外れる音が・・・。その瞬間タモに入れることができました・・・。ぎりぎりセーフ!
 今日は朝からあちこちでアキアジが釣れています。すでにマスシーズンは終了?と考えながらボーッと釣りを続けていると、とっちさんの奥さん、Eさん、Eさんの奥さんに次々とアキアジがヒット! 特にEさんのアキアジは走って走ってなかなかの暴れん坊でした。上げてみるときれいなオス! 素晴らしいファイターでした。
 そしてとっちさんの奥さんにもう一度ヒットしたのですが、50cmちょっとのマスで、これがとっちさんの奥さんの初マスとなりました。先にアキアジ釣っちゃいましたね・・・。アキアジが次々と釣れていく中で、あらためてみんなでマスを見るとちっちゃい・・・。今後のマスの扱いはかわいそうなものになりそうです。
 とどめはとっちさん。今日はとっちさんと私で坊主なんだなあと意識し始めたころ、いきなりのとっちさんのヒット。もちろんアキアジで、釣り上げてみるときれいな銀色の大きなメスでした。後ほどとっちさんは1本ばらしましたが、きれいなデカメス釣っているので余裕の笑顔でした・・・。
 気がつかなくても残るは私だけ。今日の第5埠頭はまずまず釣れているとはいえ、坊主の方が多いであろう状況で、チーム6人中5人に1本ずつアキアジが釣れているのはすごいことだと思いながらも、私だけ釣れない・・・。しかし、今日の私には実際釣れる気がしないのです。そんな時ってないですか? 仕事があるので8時前には終了です。もう周囲ではもう釣れなくなっていました。チカさんがのぞきに来ましたが、アキアジ釣りたそうでした。台風16号が迫っているので、台風後がおもしろいかも。今日のふがいなさを反省しつつ、やる気を充電しなければならないと誓いました。
 (参加者:キッシー、Eさん夫妻、とっち夫妻、レガオさん)
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2004年8月16日(月) 網走帽子岩 
 今日が網入れの日、つまりお盆のマス最終日となります。この2日間、少ないとはいえ釣れているので、この最終日も釣ろうと帽子岩へ。第4埠頭は外国船が入ってくるということでフェンス外へ退去させられたとのことです。
 大変久しぶりにリンさんと一緒の釣行です。リンさんも用事などがありなかなか釣りをすることができなかったので気合い入ってました。チカさん親子も今日は帽子岩へ参上です。昨日までのオシンコシン激闘を経て来ていました。知床は例年よりずっと釣れない状況で、かなり苦労されたようです。それでも昨日はみんなゲットしたそうです。また、チームで来ていて、チカさんの師匠や友人たちも一緒でした。手練れ揃いなので何か起きそうです。
 現地に着くとうねりが入っていて波の飛沫がかかります。たまにドカンと堤防の上に飛沫がかかってくるので、まさに激闘の最終日となる予感。曇っていて早くには始めることができませんでしたが、4時前にはキャスト開始です。すると10分後には近くの人にヒットしてました。俄然戦闘モードです。しかし波をかぶってズボンが濡れたり顔にかかってしょっぱくなったりなど、今日の釣りは波との闘いでした。大きいうねりが来ると高いテトラに登ったりしました。
 この3日間、釣果は先細りのような気配で、今日はどんどん釣れるような状態ではなく、たまに誰かのロッドが曲がるだけです。飛沫と釣れる間隔が長いのとでついついボケッとしたりしてしまいます。
 そんな頃合いになってきたころ、急にアタリがありました。ブルブルときてからグッと引っ張られたのでちょこんとアワセを入れるとかかってくれました。かかった瞬間、どうやって取り込もうかな・・・と考えてしまいました。波はかぶるし目の前に邪魔なテトラが・・・。しかし考えても仕方がないのでタモを持って強引かつ大胆に前に出て行きました。ズボンに波を被りながらも左手に持っているタモにようやく入ってくれました。冷たかったけど・・・。背中が少々出ていて顔つき体つきで誰もがすぐオスだとわかるマスです。まあ、3日間坊主なしとなり、とっても嬉しい気分でした。
 その後全体は大体終了という雰囲気に。リンさんにはアタリもなく最終的には坊主になってしまいましたが、チカジュニアが1本メスを釣り上げて大人顔負けです。チカさんの師匠は朝から3本釣り上げて、他の人とは違う水準の高さを見せつけていました。お友達も1本釣り上げたようです。この集団は釣りの梁山泊のようです。全体で20本程度なのにこの釣果は凄すぎます・・・。チカさんは残念、坊主でした。
 3日間、私たちの近くで早朝からがんばって釣りしていた中学生とお話ししました。1人で毎朝のように帽子岩に来るなんて根性あるなあと思いました。なかなか真剣に釣りのことを考えていて、一生懸命いろいろなこと聞いてきたので向上心たっぷりです。私なんかよりずっと釣れる釣り師になりそうです。そういえば、今年はチカジュニアといい、この間の隣の少年といい、将来性のある子どもに出会うことができました。しかし、そう思ってしまうのは私がおじさんになったからですかねえ。 
 (参加者:キッシー、リン)
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2004年8月15日(日) 網走帽子岩 
 釣れていると聞いてとっちさんも急いで帽子岩に駆けつけてきました。昨日の調子釣れてくれるとありがたいと思いつつ、いい場所を確保。
 とてもきれいな朝焼けを楽しみつつ、キャスト開始ですが、いきなりドカーンと群れがやってきたようです。海面がざわつきモジリが見えます。いきなり全体10本程度釣れたでしょうか。もちろん私たちにもアタリがあります。だけどなかなか食いついてくれないのです。
 まずはレガオさんにヒットしました。レガオさんは今年からリールのハンドルを左にしました。するとタモ入れは必然的に左手になるので、練習を兼ねてのタモ入れです。感覚が違うーと叫びながらもゲット。再びキャストし始めたレガオさんですが、またまたすぐヒット。2本目を追加です。私にはアタリがあるのですが・・・お隣さんにマスが行ってしまうようで、右の方にも2本釣られてしまって少々焦りを感じてしまいました。するとカツンとヒットしてくれました。ようやくだなあと思いつつ寄せると、するするとまっすぐ暴れずにタモに吸い込まれていきました。61cmのオスだったんですがねえ。贅沢なんですが、もうちょっと暴れてくれればおもしろいなあと思いましたが、まだノーヒットのとっちさんにはそんなことは言えません。
 次々とヒットを繰り返している周辺は、まさに昨日の再来。ずっと釣れなかった状況が続いていたのでうれしいです。まだまだいけるなあとがんばってキャストを繰り返していると、レガオさんがグッとあわせていました。また来たのー?とうらやましい視線を投げかけながら「またタモ入れ大丈夫でしょ」と話しかけると「ちょっと微妙」と困った顔をしていました。それもそのはず、この暴れ方は尋常でありません。まさか・・・と思いつつ辛うじて寄ってきた魚体を見て「アキアジだ!」と釣り場に緊張が走りました。再び沖に走られたりしましたが、何とか私の操作するタモにネットインです。私も緊張してしまいました。
 75cmのオスで魚体は銀ピカでした。マスと並べてみると比べものにならないくらい大きい・・・。周りの人も見に来て、レガオさんは照れつつも大感激しているようでした。まさに大金星!!
 この後、さらにレガオさんはマスを1本追加し、計4本になりました。周辺ではもちろん竿頭であるし、今日の帽子岩では間違いなくトップだったと思います。
 しかしこの後はぱったりと釣れなくなり、全体が静かになりました。バタバタ釣れていたのは早朝30分あまりの出来事だったでしょうか。これで帽子岩は沈黙です。
 絶好釣のレガオさんとは逆に、不運だったのがとっちさんです。とっちさんの所には、最後まで魚が来てくれませんでした。今年は厳しいお盆シーズンなのでかなりの釣り人がボウズ続きだと思います。次回に是非釣り上げてもらいたいものです。
 名人のEさん夫妻は、もちろん今日も1本ずつ釣りあげてました。昨日の夕方にもEさんはサクッと1本追加してますから凄いですねえ。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、レガオさん)
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2004年8月14日(土) 網走帽子岩 
 釣れない、厳しい状況が続く道東各地ですが、釣り場が近いのに出撃しないのも心残りです。がんばって連チャンします。今日はレガオさんとの釣行ですが、アキアジシーズン以来のベテラン釣り師Eさんも少し離れたところに陣取っています。
 辺りが見えるころになってキャストを始めましたが、少々波が高くて風は逆風なので心の炎は燃えません。海を見ていても生命反応ゼロの昨日の海を思い起こして早々に戦意喪失です。何気なくキャストを繰り返していると、右隣の人にヒットです。えっ、と思っているうちに続いて向こうの方でも釣れています。朝一番に群れが入ったようです。これは昨日より釣れるかもなあと、急に力が湧いてきました。間隔はあるのですが、群れが入って次々に釣れる様子が見られます。しかし、私たちの所ではマスたちが素通りするのかそれとも嫌われているのか分かりませんが、一向に釣れません。
 そんなときに私にアタリがありましたが食いつくまでに至らず。その数秒後にお隣の人にヒットして少し悔しい・・・。そんな時間が1時間以上続きました。
 あれよあれよのうちに全体で3,40本は釣れたでしょうか。Eさんも1本、奥さんは2本と釣り上げて、うらやましい限り。この釣れ方は昨日までとは比較になりません。暑さも一段落し、少しうねりが入ったためにマスが岸寄りを始めたのでしょう。こんな帽子岩がとてもうれしいのです。いつ釣れるかどうかというこの緊張感が適度にアドレナリンを出してくれます。
 いい所で釣りしていた少年が帰り支度をしていたので、一向に釣れない場所を放棄して移動。移動してからすぐに私にアタリがあり引っ張られたので「やったー!」と思いましたが、これはお隣のヒットに私のルアーが絡んだために起きた事故。お隣さんは無事に釣り上げることができましたが、私は幻のヒットに残念。ピークは過ぎたとはいえ、まだポツポツと釣れているので気を取り直してキャストを繰り返しました。
 すると6時頃に心地よいアタリがありました。クイッとあわせるとしっかりとのって大暴れ。ドラグをかなりゆるめにしていたのでジーと引っ張られてしまいました。初めて自分で針を結んでいることもあって、心臓バクバクものでした。少々手間取りましたが、レガオさんのタモ入れで念願の初ゲットです。メスでした。少々手が震えてしまいました。1ヶ月の苦闘と苦悩が頭の中をすっとよぎり、感激してしまいました。レガオさんがスッと手をさしのべて「おめでとう!」と言ってくれたのには涙が出そうでした。Eさん夫妻も来てくださり、喜んでくれました。
 その後はレガオさんは仕事のため去っていき、しばらくは寝たりゴロゴロしたりととっちさんが来るのを待っていました。そうしないと場所が無いくらい人が多かったからです。
 その後Eさんが1本追加しているところを見たので私もがんばろうと思いキャストしていると、9時すぎにグッとアタリがありました。今度は2度目なのでドラグその他しっかりと落ち着いて操作することができました。自分のスタイルにやっと戻ったようです。お隣の方にタモ入れして頂きゲット。昨日の自分は2本釣るとは夢にも思っていなかっただけに嬉しい限りです。2本目もメスでした。
 2本目を釣り上げたときに一昨日のことを思い出しました。隣の少年がゲットして眼をキラキラさせて喜んでいる様子をです。私も8年前にマスを釣ったときにはあんな顔をしていたんだろうか・・・。釣れた喜びをもっともっと大事にしようと思いました。そしてこの1ヶ月釣りにつき合ってくださったり教えてくださった方々に深く感謝しなければならないなと思いました。
 (参加者:キッシー、レガオさん)
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2004年8月13日(金) 網走帽子岩 
 釣れていないといわれている帽子岩へ行きました。昨日の朝に、11日のうねりでできなかった分の網を全て上げているんだし、少しは釣果が良くなるんじゃないかと期待してました。駐車場に着くと例年に比べて車が少ない・・・。やっぱりみんな敬遠してるんでしょうね・・・。
 いつもと同じく、少し明るくなってからキャスト開始。しかし、生命反応ゼロなんです。周りも同じでした。だいぶん時間が経ってから離れたところでヒットしたようです。時間をおいてポツポツとヒットしているようです。少しやる気を出しましたが、ひどく散発的なヒットを見ているとすぐやる気を失いました。
 こんな光景を見て、メガ弟さんはすぐ帰ってしまいました。今日はこれが正解のようです。
 5時過ぎの時点で10本程度釣れたでしょうか。しかしそれから沈黙してしまい、納竿。お盆シーズンとは思えないマス釣りにがっかりですが、釣行を重ねているうちにいつかは釣れるでしょう・・・。
 ちなみに、とっちさん出撃中の第4埠頭は20本弱、チカさん出撃中の知床オシンコシンは群れが入ったが20本ぐらいで沈黙。結論は、どこも釣れてません!
 (参加者:キッシー、レガオさん)
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2004年8月12日(木) 知床フンベ・網走帽子岩 
 11日の朝、携帯電話の着信で起こされました。喜びたっぷりの声の主は、レガオさんと清さん。何と、朝は群れがフンベの中を駆け回り、全体20本以上は釣れたとのこと。こんだけ通っているのに一番釣れたひを逃したねえー!と清さんに言われてしまい大きなダメージを受けました。
 というわけで朝一番だけの釣りを強行! すぐ帰らなくてはならないが、他に釣れている釣り場もない。行くしかないのである。網も外れているはずだし・・・。爆釣間違いなし?
 薄明るくなってきたときにドカーンと群れが入ってきました。清さんの教えのおかげでレガオさんと私は少し群れを見る眼がついてきています。来たーと思った瞬間、レガオさんにヒット。しかしすぐバラシ。私のルアーも群れのど真ん中を通ったにも関わらずコツンというアタリのみで終了。その後、何度か群れが通り過ぎたが、食いが浅くてアタリがあってもあわせられるようなものではありませんでした。レガオさんもこの最初のバラシのみで終了。
 最終的に10本程度釣れただけで早朝勝負は5時半頃に終了。マスはいる気配があるのだが全く食いつかない、とってもやる気のない感じ。釣り人もやる気をなくして次々と帰っていきました。沖の磯には団体さんが入っているのか30人ぐらいの人が釣っていました。同様にほとんど釣れていませんでした。
 偵察がてら、夕方に帽子岩へ一人で行ったのですが、釣り人はそんなに多くなく、どこでも自由な場所にはいることができました。釣れていないんでしょう。釣り始めて10分ほどで隣の少年にヒット。苦労していたのでタモ入れを手伝いました。何とか無事ネットインしましたが、とっても嬉しそうなその少年のキラキラ光る瞳を見ると、私も早く釣りたいなあと思いました。

 最後に、今年の知床フンベでは清さん始め、たくさんのベテランさんたちと話をしたり教えて頂く機会に恵まれました。そして大変親切にして頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。またお会いできるのを楽しみにしています。
 (参加者:キッシー、レガオさん)
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2004年8月7・8日(土・日) 知床フンベ 
 懲りもせず再び知床フンベへ。ロケーションがいいとかいろいろ理由があるが、一番の理由はやはり網走ではまだまだ釣れていないから。今年はずいぶんと遅い釣れ具合です。
 集合して話をしていて、気がつくと次の日になっていました。そのままポイントへ出発です。またまたやってしまいました。寝ておかないとという合い言葉は今回も無視されることになりました。準備が終わると各々、海岸で横になり熟睡をしました。たまに虫に襲われましたけどね・・・。
 明るくなってきて釣り開始です。今日はみんな最初からウキルアーで挑戦です。初めてすぐにガヤっぽいアタリが釣り人たちを悩ませてくれました。ツンツン引っ張ってくれるので緊張感はありますが、エサをとられてしまうのです。そんなときにチカさんジュニアのロッドが曲がりました。えっ、と思っていると派手にジャンプしたあとにばれてしまいました。チカさんはガヤと間違ったようで油断し、同様にバラシが続きます。なんだかチカさん親子の前にマスがたまっているようです。そんなことを繰り返している様子を見ていて、みんなうらやましい限りです。こっちはアタリすらないんですから・・・。
 しばらくしてチカさんにアタリがあったようです。なかなか食ってくれず、誘いながらなんとか手前でヒットに成功です。手前に岩があるのでヒヤリとさせられましたがゲットです。これで今年3本目? メスでした。知床は全ての釣り人に公平ではないことを証明してくれました。
 7日は私たちのいたポイントにはマスがほとんど寄ってくれず、あっちの方ばかりで最終的には10本程度釣れたようです。海岸で寝てまでして場所をとったのにねえ・・・。

 と、このままでは悔しいと思った人だけ8日もフンベで挑戦です。とっちさん夫妻と私だけ釣れてないのです。特に一度も食いついてくれないとっちさんは悔しいはず・・・。ベストポジションに入るべく早起きして下へ降りるとすでに10名ほどがいました。皆さん早すぎです。しかも真夜中なのにもう釣りを始めています。さすが日曜日です。美幌の清さんがお隣で大変心強いです。フンベを知り尽くしているベテランに囲まれて、これは釣れるでしょうという雰囲気がとっちさんと私にありました。
 最初は曇っていたのでスタートはいつもより遅かったのですが、エサウキでスタートしました。しかし時間が経っても一向に釣れる気配もなく、全体が嘘のように静かでした。今日はだめだなあとベテランたちが口々に話しています。絶望です。昨日はまずまず釣れていたのに、1日経つとこうです。
 しかし後半、マスが入り始めました。モジリが頻繁に見られます。しかし、ちょっと遠いところです。パタパタッと3本程度釣れましたが、なかなか続かない状態が続きます。今度はウキルアーで遠投かけましたが、それでも届かない距離でした。
 そんなとき、ウキが絡まりそうになったのでちょっと引くとクイッとアタリがありました。ちょこっとあわせるとグッと引っ張られましたがきれいな魚体をひるがえしながらばれてしまいました。この間、10秒もない短い時間だったでしょうがねえ・・・。またしてもという気持ちになりました。
 この後は全体で1本釣れただけで日が高くなり終了です。マスがうろちょろしているにもかかわらず食いがとても悪いために全体4本程度。知床が難しいということではなく、今年は釣れないなあという印象です。あと、ここ2週間以上の猛暑は釣り人のやる気も奪います。困りましたね・・・。
 また、この日はチカさん、メガ弟さん、レガオさんらがホーム帽子岩へ釣行です。50人程度いたそうですが、全体0本の全く釣れない状態だったそうです。どこも厳しいのですが、お盆になったら本当に釣れるようになるんでしょうか。
 参加者
    7日(キッシー、とっちさん夫妻、チカさん、レガオさん、チカさんジュニア)
    8日(キッシー、とっちさん夫妻)
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2004年8月3日(火) 網走帽子岩 
 定置網にも先月より多く数が入るようになってきました。そろそろと思い、帽子岩へ。ずっと知床に通っていて帽子岩へ行かなかったので、ひょっとして帽子岩は怒っているのかも・・・と思いながらの釣行です。
 気合いを入れて3時過ぎに行きましたが、もちろん誰もいません。本当に誰もいません。好きな場所へどこへでも入れます。あたりまえですがまだ暗いのでボケッとしてました。それにしても眠い・・・。
 ルアーをキャストし始めた4時頃、ようやく人が来ました。ポツポツと人がやってきて、最終的には14,5人になったでしょうか。よく見ると川へルアーを投げている人がいました。この早い時期に来るんだったらロマンを感じればいいのに密漁だって・・・。
 しばらくがんばりましたが、マスの姿なんか見られるはずもなく、アタリもなく、とても眠たいのに加えて疲れてきたし、ネタも何もないので5時頃帰りました。本当に何もないので文が短い・・・。
 (参加者:キッシー)
                     写真無し!


2004年7月31日(土) 知床オシンコシン 
 昨日は常呂に偵察にいきました。とっちさんが早場の常呂で7月最後のマスを狙うそうです。しかし常呂漁港に着いてみると釣り人は2名だけ。ちょうど帰る支度をしていた方に聞くと、たまにはぐれマスが通るが見向きもしない!と話していました。
 これは常呂はだめだなあと思いつつ、明日の釣り場はどこにしようかと思い悩みました。とっちさんは知床には行かないとのことでしたが、常呂は厳しそうなのでレガオさんと知床に向かうことに。フンベは混みそうということと、他の釣り場も体験したいということでオシンコシンに決定。チカさんは知床には行くが場所は決めていないとのことでした。
 駐車場に着いてしばらくたつと、フンベに向かう途中の美幌の清さんとお会いできました。1週間おきに出会えます。とっても気さくでいい方です。分かれてからすぐにレガオさんが着きました。駐車場でしばらくお話ししたのですが、駐車場横の森がすぐ近くなので圧迫感があり、怖かったです。熊なんかいきなり出てきたらいやですね・・・。それから、当たり前の話かもしれませんが、この夜は寝ました。
 薄暗い中、準備を終えて下に降りていきました。フンベよりも足場は悪く、川の水量もあるので少々困難でしたが、岩場の手前までたどり着きました。まだ潮が十分引いていないので渡るのが危険でしたが、10分ぐらいしてから後続の釣り人がやって来たので進みました。因幡の白ウサギの心境です。海の中をジャブジャブと進むのはあまり気持ちのいいものではありませんでした。レガオさんは若さをアピールしつつスイスイ進んでいました。
 釣り座を構えて早速ルアーをキャスト。ここは深場になっているのでウキはいらないようです。最初はいつ来るかなという気持ちで投げていましたが、30分ぐらい経ってもアタリはなく、全体10名ほどの釣り人たちにも何事もなく、だんだん眠たくなる釣りに。静かな海面には生命反応ゼロの雰囲気が漂っていました。5時頃になると周りの人は帰ったりカニ取りをしたりと、マス釣り以外のことをしていました。レガオさんの友だちも来ていたのですが、アブラガニ?の子どもを捕まえていました。
 とっちさんから電話があり、常呂は全く釣れていないとのことでした。対照的に、チカさんからも電話があり、フンベ入りしていたチカさんジュニアのTくんは、フンベで3時45分頃に58cmのオスのマスをゲットしたとのことでした。
 フンベには30人ほどの釣り人がいたとのことでしたが、Tくんは並み居る強豪をはねのけて本日1号のマスを釣り上げたことになります。全体4本ですから、マスが薄い状況で素晴らしいことです。チカさんは親ばからしく、うちの息子は釣りの天才だ!と話していましたが、確かに素質十分でこれからが楽しみな逸材のTくんでした。
 それに比べて、これだけ知床釣行をしている私にはマスが釣れないので少々悔しいのも事実。7月中のマスを散々狙っていたので大変残念な結果。まあ、仕方がないので来週はまたがんばるとの決意を新たにしました。とっちさんと2人で釣れない釣りを続けていますが、逆に釣れたときの喜びは他の人よりもずっと大きいと思います。ある意味、充電期間と考えます。また、360度とてもいい眺めで、後ろの山にはエゾシカがいたりして、オシンコシンはロケーションが素晴らしく良い釣り場だなあと思いました。
 (参加者:キッシー、レガオさん)
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2004年7月25日(日) 知床フンベ 
 やっぱり悔しいのです。大バラシで悔しくない釣り人はいません。釣り人っていう人種は、人が釣るとジェラシーを感じ、釣れるまでしつこく釣行するもんです。予定にはなかったのですが夕食を食べてから再び知床へ。しつこく世界遺産を味わいます。考えてみると、あと1週間ほどは予定が詰まっており釣りには行けない体となってました。後がないので明日絶対釣ってやるとの決意を持っての出撃です。だけど体は正直で、40時間弱きちんと寝ていないのでちょっとふらついてました。どうしようもないバカです・・・。
 10時前に現地に着いてとっちさんのキャンピングカーの横に駐車しました。もう寝ているようです。というか、これが正常なんだなあと思いつつ私も寝ました。しかし暑苦しくて眠れません。すでに30数時間きちんと寝ていない体なのに・・・。今日の網走は35.8℃と、北海道ではにわかに信じがたい高温になったのですから・・・。エンジンかけっぱなしの隣の車を苦々しく思いつつ窓を半分開けて、それでも汗をびっしょりとかきながらも何とかがんばって寝ました。
 気合いが入っているので、まだ誰も行動していないうちから下へ降りていきました。ごろんと横になりながらきれいな夜空を見ていると、流れ星や人工衛星がはっきりと見えました。流れ星に「釣れますように」とお願いしました。
 1時間も経つと釣り人が1人、また1人と降りてきました。私にライトを向けて「おっと、踏みそうになちゃった・・・」などとふざけてきたのはとっちさんでした。とっちさんは昨日はノーヒットだったので私同様に悔しいはず。隣同士で昨日のリベンジ大会となりました。dchiyanさんと美幌の清さんと4人で楽しくお話ししました。
 薄暗い中、他の釣り人たちはルミコをつけてウキを飛ばしていましたが、私たちは寝浮きなので、ある程度明るくなってからスタートです。日曜日ということで釣り人は30人を軽く超えています。フンベはかなり混んでいるように見えました。しかし、今日のフンベは昨日よりも静かで穏やかです。いい時間になってもさっぱりです。
 しばらくたって大きそうなマスをかけた人がいましたので、とっちさんがビデオを撮り始めました。昨日の私の例もあったので、「とっちさんがビデオ撮るとばれちゃうよ」と冗談を言ったら本当にばれてしまい、とっちさんの罪は大きいと思いました。やはり私のバラシはとっちさんのせいですね・・・。「いい絵が撮れた・・・」とぼそっとしゃべったのを聞き逃しはしませんでした。非道すぎます。
 その後、近くで1本あがっただけで、今日のフンベは終了のようです。dchiyanさんも「これで11日間ボウズ続いているんだよなあ・・・」と言いながら引き上げていきました。とってもきれいな海で、満潮なのに底がよく見えます。しかも昨日の余韻が十分残っているようで暑苦しい・・・。とっちさんと2人で反省会を開きました。「今日来なかったら絶対家でモヤモヤしていただろうね」と2人で話しました。釣れなくてもなんだかすっきりとあきらめのつく釣りになったのは間違いありません。とっちさんも私も、今回の釣行は次回にプラスにつながりそうです。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻)
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2004年7月24日(土) 知床フンベ 
 今週行こうと思っていた帽子岩ですが、時化ていてうねりがあったので行けずじまいでした。網走も大変気になるのですが、先週のフンベに残してきた何かを求めて「フンベ再び!」のために集結することとなりました。
 今回のメンバーは前回のメンバーとほぼ同じ。前回は18日に出撃したメガ弟さんが加わるので、フンベ・フルメンバーとなります。チカさんが遅くなってから来るということなので、前回の悪夢「徹夜・飲み過ぎでそのまま釣行」となる予感がします・・・。
 私は前日18時前には現地入りを果たしました。下を覗くと数人の釣り人がロッドを握っています。もちろん夕まずめを楽しむために早く来たのですから早速用意をしてはしごを下りました。
 暮れなずむフンベの海を見ながらマッタリ釣りです。とてもいい気分でウキルアーをキャストしました。定置網が今日入ったとの話でした。マスの気配が感じられないので次々とこの夕まずめの釣りから釣り人たちが離れていきました。残りは私ともう一人になってしまいました。夕焼けがきれいだなあと思っていると、にわかにザワッと水面がもじり、マスが2匹思いっきり跳ねてくれました。俄然戦闘モードに入りましたが、暗くなって終了。このマスたちがこのまま明日の朝までフンベにいてくれることを祈りつつ駐車場に退却です。
 駐車場にイスを出し、ランタンの明かりの下で夕食をとりました。他のメンバーはまだ来ないので少々寂しい感じです。というのも、やはりここフンベは知床のまっただ中。駐車場のすぐ裏手は山になっています。鹿やキツネはいいのですが熊が出たらいや・・・。ちょっと山の方を気にしながらもイスに座ってボーッとしていました。
 すると私の車の横に若者風の車が駐車してきました。カップルかなあと思ったところ中から「釣れてますかー」と声をかけられました。しばらくその方とお話ししていましたが、さらにまた別の人も加わって釣り談義を楽しみました。そんなところへレガオさん到着。レガオさんも一緒にまた話し込みました。このあたりからビールを飲み始め、チカさん、とっちさん、美幌の清さんらがさらに到着して大宴会へ。結局、深夜に渡って、非常にうるさい非常識な人たちの集団となってしまいました。寝ていた人、ごめんなさい。前回は失敗しているのにまた徹夜になってしまい、我々って、かなり学習能力の低い集団だなあと思いました。
 そのまま午前2時前になり、用意して下へ降りました。私はかなり眠たかったので石の上でごろんと横になって寝てしまいました。まだ酔っているチカさんとレガオさんの大きな声でふと目が覚めました。少し明るくなってきて半分以上の釣り人がすでにロッドを振っています。まだだよなあと思いながらも準備をしました。もう少し明るくなってからみんなで釣り開始。
 私は最初に寝浮き仕掛けからスタート。前回の釣行では寝浮きのカラーが悪く視認性はほとんどゼロ。教訓を生かして新型の寝浮きを自作してきました。今回はいい感じで見えていました。よかった!
 誰のロッドも曲がらず静かなスタートとなりましたが、その静寂を破ったのが、離れて釣り座を構えていたレガオさんでした。誰かのロッドが曲がったと思ってよく見ると、おお、レガオさんじゃないか! チカさんといいなあと思いつつ眺めていました。ズリズリと引き上げてファイト終了です。オスのその魚体はかなり大きそうで、あとで計測すると61cmありました。大きくガッツポーズをとってかなり喜んでいる様子が伝わってきます。レガオさんが今日のフンベ第1号を見事ものにしたところで、フンベにいる釣り人みんなはやる気モード炸裂です。
 レガオさんが喜んでいる様子を見ている最中に、「あっちでもマスかかっているわ!」との誰かの声がしました。定置網のずっと向こうを見ると、ロッドを曲げているのは何とメガ弟さん。後から話を聞くと、ミノーでゲットしたそうです。チーム網走のメンバー2人の快挙に喜ぶとともに、オレも釣りたいなあ・・・という焦りも。4時過ぎのいい時間に突入しましたが、チカさんは「眠てー!」と言いながら崩れるように大岩の上で寝てしまいました。ゴールデンタイムに何てことするんだろうと思いながらも、仕掛けをウキルアーにチェンジしてキャストを繰り返しました。しかし、レガオさんとメガ弟さんが釣り上げてからはバラシが2,3本遠くであっただけでした。
 チカさんが口を開けて寝ているもんですから写真を撮りました。2つの岩に絶妙なバランスで眠っている姿に豪快な人だなあと思っていると、ズルッと片足が落ちてきました。すると腕やらお尻やら次々とずり落ちてきてびっくり顔で目が覚めてしまいました。30分は寝ていたかな・・・。
 釣り上げて意気揚々としているレガオさんと3人でおしゃべりしていると、チカさんが素っ頓狂な声を出し、ロッドを大きくしならせてあわせました。すぐ手前でマスがルアーに食らいついたようです。おおっ!と思っているうちに素早くランディング。きれいなメスでした。フンベ第3号のマスにしばらくうっとりしましたが、次は私も釣りたいという釣り人として当然の思いが体を駆けめぐります。
 気合いを入れてキャストを続けていると、着水と同時にトントンッとアキアジみたいなアタリがありました。だけど反応が続かないので「アタリあったよー」と周囲の人にアピールしていると再びアタリがありました。すっとあわせると隣で一部始終を見ていたチカさんが「あわせ上手だわー!」と褒めてくれました。昨年(10月11日)を思い出します。オスのようなのでちょっと暴れつつ波打ち際まで引っ張ってきました。1年ぶりで引きを味わおうと遊んでしまいました。この知床ではタモは使いません。岩がごつごつしているのでどう引っこ抜くかなあと考えていると、ラインを巻きすぎたようです。チカさんが「ライン少し出さないと・・・」と言いかけた瞬間にスポンッとばれてしまいました。ああああ・・・・・。とっちさんにその瞬間をビデオに撮られてしまったのではずかしい・・・。本当はこのマスが第4号となり、残りはとっちさん1人だけ釣れてない状況に追い込む予定だったのに残念です。
 まあ、仕方がないのでまた続けましたが、日も高くなってきて急に気温が高くなり、今日のフンベはほぼ終了のようです。そろそろあがるかーと思っているころ、前回お友達になった美幌の清さんにヒットです。見事ゲットし、これが第4号のマスとなって終了です。
 今日のフンベは全体4本でした。30人の釣り人のうち、知り合いで4本とも全て釣り上げるというのも凄いことだと思いました。私もその1人に入りたかったんだけど・・・。次回の釣行にはこの教訓を生かしたいと思いました。
 それにしても今日は暑くて死にそうです。7時ごろでこの気温だったらどうなるのかと思いましたが、その後網走は35.8℃まで気温が上がりました。なんだこりゃ?
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、チカさん、レガオさん、メガ弟さん)
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2004年7月17日(土) 知床フンベ 
 知床はすでにカラフトマスが釣れ始めています。もちろんまだ時期的に早いのは分かっていますが、釣れ始めていると知っていて手をこまねいていては・・・という思いも強いのです。
 ただ、仕事がまだ残っていましたので行くかどうか迷ってました。とっちさんたちが出撃するということなのでいいなあと思っていましたが、結局我慢しきれずに私も行くことに。そんなときチカさんからも連絡があって、チカさんもアングラーの血が騒いでいるようでフンベ行きがあっさりと決定。5人でフンベ集合ということになりました。
 フンベの駐車場に着くとすでにレガオさんの車がありました。2人でささやかな宴が始まりました。そこへチカさんが到着。なんだかかなり急いできたみたい。気持ちの高ぶりが伝わっていましたが、そんな気持ちにさせるのがこの時期のカラフトマス釣りでしょう。サケ釣りの時にカラフトマスが釣れると「何だ、マスか」という態度を取られてしまうのですが、7月のマスは全国アングラーのあこがれです。サケマスシーズンの開幕戦という、ある意味儀式のようなものでしょうね。
 この宴はさらにとっちさんたちが現れる深夜12時頃まで続き、とっちさんたちが到着した後は結局第2部が始まりました。お酒では今年、手痛い思いをしているうちらなのですが、今年は本当に学習能力のない集団となっています。なんだかんだと徹夜になってしまいました。
 今日は車が多くて混みそうだと判断した私たちは、2時前に下に降りることに。そんなことしなくても場所はたくさんありそうですが、はっきり言って酔っぱらっていますので許してやってください・・・。いそいそと準備をしてはしごを下りていきました。各々、自分の好きな場所を確保。夜明けを待ちながらおしゃべりしてました。夜空がきれいで、天の川や人工衛星が見えたりしてみんなで感動していました(酔っぱらいたちですけど)。
 今回の釣行で、とっちさん夫妻とレガオさん、チカさんは新しいロッドを用意していました。マスに対してこれまでと比べて若干柔らかめのものを選んできているようです。私も買ったことだし、今シーズン早くマスの重みを新ロッドに味あわせたいものです。
 明るくなってきた3時前から釣り開始。私が今回用意した自作寝浮きはオレンジ色で、薄暗い中では視認性がとっても悪いことが判明。夜光テープを貼っていたのですが全くの役立たず。レガオさんは斜里のミツバ商会から今年の最新作の寝浮きを購入し使用。黄色の玉の部分がよく見えてうらやましかったです。少しずつ明るくなってきたので少しずつ見えてきたのですがかなりの悪戦苦闘。チカさんはロッドの先にルアーがないとだめなんだよなあとウキルアーで挑戦。エサ釣りは性に合わないみたい。とっちさんは以前dchiyanさんにいただいたという寝浮きで挑戦。チカさんは「この5人のうち誰か釣れればいいねえ」と話していましたが、結構釣る気満々のように見えました。まあ、みんな自分だけ釣れれば嬉しいというメンバーですからね・・・。
 そんなときに奥の方で誰かにヒット。小さくみえ、しかもリリースしていたのでアブラコじゃないかと思ってましたが、後で聞いてみるとカラフトマスだった模様。dchiyanさんの同僚の方が釣ったと後で話を聞きました。
 間隔を置いてその後ウキルアーの人にもヒット。それを見て、寝浮きからウキルアーに鞍替えです。ころころ変わって許してください。だけどふと見るとみんな寝浮きからウキルアーに替えたようです。すると今度は私たちの隣でエサ釣りの仕掛けでヒットした方がいました。いいなあと思いつつ後ろに置いた寝浮きを見てまた鞍替えしようかなあと考えていると、すかさずチカさんに「今、また寝浮きにしようかなと考えていたでしょう!」と突っ込まれてビクッとしてしまいました。
 辺りがすっかり明るくなってきたころ、とっちさんが今日もラインを2回も切ってしまったことが判明。dchiyanさんからもらった寝浮きをロストしたばかりか、ウキルアーの仕掛けもプカプカ浮いているのが見えてきました。仕方がないのでチカさんと2人で回収作業を敢行。アタリもなく眠たくなっていたのでちょっとした楽しみができたのかも。何度かキャストしていると運良く私がゲット。テンリュウで初めて釣り上げたのがとっちさんの仕掛けだったというのは今後どのような展開を生むのだろうか・・・。
 私たちの前の海域にはマスさんたちはあまり来てくれなかったようで、アタリもなく推移。チカさんは異常に眠たそうでしたが、私も同様。座ったまま10分ほど寝てしまいました。だいたい24時間以上寝てませんので・・・。とっちさんもこれまでの釣行同様、顔色が悪いようでした。レガオさんは元気だったけど若さかな?
 dchiyanさんがフンベのはしごを下りてくるのが見えました。別の場所でロッドを振っていたようです。集まって釣り談義しました。dchiyanさんはすでに数本フンベでカラフトゲットされているので、うちらから見るとうらやましいというか英雄に近いんです。楽しいひとときを過ごしました。とっちさんは先ほど無くした寝浮きのことを話してdchiyanさんにおねだりし、あたらしい寝浮きをちゃっかりもらってました。
 全体4,5本釣れたところで今日のフンベは沈黙です。次々と釣り人たちは帰って行きました。私たちも撤収です。美幌のベテランの方と親しくなって駐車場でさらに釣り談義を行った後に帰りました。帰り道はとても眠たかったのですが、何とか無事に着くことができました。
 今日は私たちにほほえんでくれなかったフンベですが、今年はあと何回かは通いたいと思いました。私はまだ知床でカラフト釣り上げたことがないのでなんとか今年こそものにしたいなあ。ちなみにとっちさん夫妻とレガオさんは明日もフンベで挑戦。私は仕事があるので明日は行きません。「がんばって!」と声をかけましたが、ふと、心の中で悪魔がささやきました。「私より先に釣るなよ・・・」
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、チカさん、レガオさん)
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2004年7月14日(水) 網走帽子岩 
 知床などではすでにカラフトマスが釣れてきています。網走の雑定置にも入り始めています。これは1度帽子岩辺りを偵察しないといけません。リンさんと前日にワクワクしながら約束しました。マスが釣れないことは分かっていても、雰囲気を楽しみたいのです。
 さて、朝4時に駐車場着です。するとリンさんは一足早く到着していました。一番気合いの入っている感じがしました。リンさんは朝日に見とれていました。確かに取ってもきれいな朝日でした。帽子岩をバックに、少しずつ昇ってくる太陽。そしてその太陽を横切るようにして漁船の船団が沖をゆく・・・、いいですねえ。駐車場には釣り人っぽい車はなく、今日は2人だけの釣り場になりそうです。この時期にカラフト狙いで入釣する人なんていないでしょう・・・。
 今日は自転車を使わず2人揃って徒歩で釣り場へと向かいました。ゆっくり支度をしてルアーをキャスト。早起きして眠たいのですが、ひさしぶりのカラフトルアーのキャストは気分がいいです。
 そんなとき、釣り場への道を歩いている釣り人を発見。うちら2人と同じ好き者もいるんだなあと思っていると、何とメガ弟さんでした。3人で今度は仲良く並んでキャストしました。しかし気配がないので、おしゃべりしたり、メガ弟さんのミノーを見せてもらったりしました。また、川側にいるモズクガニをルアーで引っかけたりして遊びました。リンさんがうまく引き上げてたのですが、ハサミで攻撃する姿にちょっとビビリながらリリースしました。
 最後は少しまじめにキャストしましたが、海の中をいくら見てもマスが見えることはなく、私とリンさんはノーバイトでフィニッシュ。メガ弟さんはソイっぽいアタリがあったようです。途中、散歩のおじちゃんに「もうやっているの?」と言われました。また、漁船からこっちに向かって指を指している漁師さんも。珍しがられているような・・・。
 6時すぎに引き上げです。帽子岩はもちろんまだまだ先でしょうけど、おもしろい釣行となりました。
 (参加者:キッシー、リン、メガ弟さん)
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2004年7月10日(日) 紋別沖 
 2日前から夏風邪なのか食あたりなのかよく分からないのですが、とにかくお腹を壊してました。食べてもすぐおトイレに行く状態で、紋別に行けるのかどうか・・・、そしてガリンコ号に乗れるのかどうか・・・と思ったほどでした。
 ガリンコ号は、冬の間はもちろん流氷観光の目玉として、自慢のドリルを使って氷をガリガリ割りながら進む砕氷船です。夏の間は釣りのクルーズなんてこともしているのです。とっちさんからお誘いを受けたんですが、正直不安でした。実は船に弱いからです。以前紋別でカレイの船釣りをしたときには開始早々にゲロってダウンしました。2回ともでしたから、今回もそうなるんでないかと・・・。
 まあ、何とかなるだろうということで前日の9時半前に現地に到着。お腹壊してるくせに車中泊というのも馬鹿です。街の中をコンビニ求め進みました。数年ぶりなのでついついコンビニの場所をロストしてしまうが、なんとか氷やら明日の朝食などを買いました。
 ギザの裏の1億円トイレでとっちさん夫妻と合流しました。キャンピングカーの中におじゃまし、24時近くまで談笑。知床の話など、気分はもうすでにお互いカラフトマスでした。ビールを少し飲んだんですが、お腹が受け付けません。とってもおいしくなく感じました。とっちさんは寝付けに日本酒を勧めましたが丁重に断りました。というか、船酔いの前に二日酔いになっても困りますからねえ。とっちさん、大丈夫?
 前回の網走カレイ釣りのビデオ上映会も行われました。編集がどんどん上達しているようで楽しいのですが、とっちさん以外の人たちばかり映ってます。とっちさんがいつもカメラを持っていると映らないのは当たり前なので、明日は私が撮ってあげたりできればと思いました。
 6時頃に起床しました。目覚ましより先に起きたのは、駐車場の車のエンジン音のうるささよりもお腹の調子が悪くゴロゴロなっていたからです。朝だけでトイレに2回も行ってしまいました。気持ちはかなりブルーで、これで船酔いにもなったらガリンコ号の中で上下から(汚い!)・・・なんて思ってしまいました。とっちさんの奥さんのお知り合いの2人も到着しました。また、レガオさんもこのころ到着です。レガオさんは前夜飲み会があったということなので船に乗る前から少し酔ったような顔をしてましたが、彼は釣りではバラシ以外で弱音を吐いたことはないので大丈夫でしょう。
 ガリンコ号の乗り場に着くととっちさんが手続きをしてくれました。ラミネートされた券を渡してくれました。料金は3000円です。4時間の釣り三昧コースでこのお値段はまずまずじゃないでしょうか。側に寄ってガリンコ号をまじまじと見ました。以前紋別に住んでいたくせにガリンコ号をこんなに近くで見たことがありませんでした。出航時間になり慌ただしく乗りました。
 手すりは人の胸まであるので竿を出しづらいという面もありますが、竿立て用の洗濯ばさみと真水の入ったバケツ、手ぬぐいが用意されており、とてもサービスの良い感じがしました。有料で竿などの貸し出しやエサの販売なども行っているので、手ぶらで来てもカレイ釣りができます。
 港から沖に出るときに操舵室を写真に納めようとガラス越しにデジカメで狙っていると、船長さんから「そんなところで写真とるんだったら中に入りなさいよ」と言われました。そそくさと中に入ると、今度は「ここに座ってみて」と言われました。操縦席です。「いいんですか!」とついつい子どものように大喜びです。舵を握らせてもらい、「右に20度!」との船長さんの指示に従い梶を切りました。なんだかとってもかっこいいです。とっちさんも座らせてもらい同じようにさせてもらいました。あまり体験できないことなのでうれしいですねえ。船長さんの素晴らしいサービス精神に感謝です。
 さて、ポイントに到着です。すぐさま仕掛けを投入します。以前乗った漁船よりも大きなガリンコ号なのであまり揺れは感じずありがたいと思いましたが、釣り始めるとお腹がゴロゴロ鳴り始めました。はっきり言って調子が悪いです。戦意がみるみる薄れていくのでアワセも適当でした。適当でも魚影が濃いのですぐにアタリがあります。ボケッとしているのでエサがよく取られてしまいました。
 レガオさんもとっちさんたちも当初は私より次々とカレイを釣ってました。とっちさんの奥さんとレガオさんは大きいサイズをものにしているなあと思いつつとっちさんの顔を伺うと顔色が悪い。声をかけようとしたときにはもうとっちさんの姿はありませんでした。猛然と下のトイレに行ったようです。その後、残念ながらたまにしかとっちさんの釣り姿を見かけることができませんでした・・・。フッと現れてフッと消える感じです。
 釣れなくなったので第2ポイントに。このころになると私のお腹もずいぶん治まってきたので釣りに集中できるようになってきました。たまに釣れるギスカジカをカモメにプレゼントしたりしましたが、良い型のマガレイが釣れるのは嬉しいですね。良型のイシモチも釣れました。このころになるととっちさん以外の3人で次々と釣ってましたが、周りと比べると私たちの釣果の方が良さそうな気がしました。特製のエサを使っているからかな?
 さらに第3ポイントへ。釣れなくなったら動くというのが船の釣りの基本です。ここでも良型を何枚もあげて大満足のうちにそろそろ帰港時間も近づいてきました。半分以上の時間を船酔いで過ごしたとっちさんも最後はがんばりましたが、仕掛けが私のものと絡んでしまって、それをほどいている私を見ていて再びジ・エンド。帰港するまで横たわっていました。
 陸に上がり、4人でご飯を食べに行きました。私も腹を壊しているのでよせばいいのにラーメンを食べてしまいました。その後とっちさんたちと別れ、レガオさんと藻鼈川に偵察に行きました。人はいませんでしたが、紋別のカラフトマスの聖地を見たレガオさんは興奮してました。帰りはオホーツクサイクリングの影響で道路が混んでました。お腹がゴロゴロと景気よく鳴って、ラーメンを食べた自分を責めながら帰りました。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、レガオさん)
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2004年7月4日(日) 生田原川 
 前日に親父がヤマベ釣りに行っていい思いをしたらしいです。解禁日の1日は前の日の大雨で濁っていて釣りにならなかったらしいが、濁りが取れていい状態になったということです。誘われたのですが、ちょっと仕事がありました。だけど夜になってやっぱり行くことにしました。親父と釣りをするなんて3年ぶりでしょうか。たまに一緒に遊ぶのもいいなと・・・。急いで物置やら段ボールやらから渓流釣りの道具を引っ張り出しました。渓流は2年ぶりです。それから1時間半かけて実家へと夜道を一人でドライブでした。
 実家にて4時半すぎに起床。曇っていて霧雨っぽい感じですが、釣りには支障がないレベル。5時頃に車2台で出動しました。現地に着くと車を1台下流に置いて上流から釣り下ることに。このあたりはあまり人の入らないポイントでした。
 早速親父から釣りスタートです。昨日はサイズが大きかったとのことですが、小型主体のようです。写真を撮っていると、早く釣れと親父から言われました。2年ぶりだったのでアワセとかうまくいくかな、と思ったんですが、体が覚えていました。初物は難なくゲット。だけどとってもかわいいサイズなのでリリース。リリースサイズが多く釣れてきますが、親父は小さいものも全てキープ。だけどこれが往年のヤマベ釣りスタイルなんですよね。つらぬいてください。
 「ヤマベは瀬で釣れ」と昔、親父は教えてくれました。マッタリと流れているところではあまり釣れなく、瀬にいいヤマベが付いているものだということです。ヤマベの好む適水流を読むことが釣果の差につながります。1つのポイントで小さいのが釣れ始めたら次へと移動です。粘らないことも肝心です。
 途中、親父は川の中で転倒。ウエーダーの中に水が入り、びしょぬれになりました。帰ろうかと思いましたが、まだ続けるとのこと。夏だからまだいいんですけどね。私もそれから慎重に川の中を歩きました。
 親父も濡れていることだし3時間半程度で終了。リリース分も入れれば150は釣ったでしょうか。小型が多くてちょっと残念でしたが、2人で釣りもできたしこれだけ釣れれば文句言ってられませんよね。何カ所かいい深場や淵があり、そこはルアーに適した場所でした。その1カ所で50cmぐらいの魚が跳ねてました。ニジマスかな? ルアー持ってくれば良かったと反省しました。
 (参加者:キッシー、親父)
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2004年6月27日(日) 網走港南防波堤 
 前日には港に到着したとっちさんのキャンピングカーにおじゃまさせてもらいました。レガオさんもすでに車中泊の用意をして待ってました。私はもちろん車ですので飲みませんでしたが、ビールの缶がすでに所狭しと並んでいました。それでもこの間から見ると2人ともずいぶんお酒の飲む量をキープしているな、と感じました。それだけ明日の沖堤釣りに気合いを入れているなあということでしょう。それとも前々回の遅刻・体調不良がそうとうこたえたか・・・。とっちさん編集のDVD鑑賞会を行いましたが、内容の半分は酔っぱらいの様子が映し出されていました・・・。
 しかもとっちさんは今回の釣行のためにクーラーボックスとロッドケースを購入。クーラーボックスはホームセンターで売っている物より性能がかなり良さそうなダイワ製でした。うらやましいと感じつつも、さっきまでの「明日はマッタリ釣りをするんだ」との方針を変え、「オレのホームセンターのクーラーボックスをカレイでいっぱいにしてやる!」としました。
 午前3時、集合の時間です。今日の人数は前と比べると少ないようです。もう7月に入るということでカレイ釣りも終盤ということでしょう。みんな顔は眠たそうな表情ですが、マガレイが結構釣れているという情報が入ってきていたので内心はみんなやる気満々です。天気はそれほど暑くはならず曇りという予報でした。釣れそうな予感が漂います。
 船に乗って沖堤に到着です。するととっちさんはダッシュで先端のベストポジションへ。かなりのやる気満々ぶりを見せつけてくれました。懸念された二日酔いも見られず、いい感じです。というか、これまでが悪すぎでしたからねえ。私はリンさんとともにその隣へ。またまたその隣にレガオさんが釣り座を構えました。
 日の出とともにキャスト開始です。早速アタリがあります。この沖堤は魚が濃いですね。しかしすぐさまとっちさん夫妻とリンさんは根掛かりに悩まされます。正面に根があって、仕掛けのロストが続きました。リンさんはガヤばかりが釣れてため息ばかりです。仕掛けの投入地点のすぐ近くに根があるということでしょう。これはたまりません。結局、とっちさん夫妻とレガオさんはその場所をあきらめて奥へとお引っ越し。私たちは潮通しがよいと判断し、そこにとどまることに。リンさんはガヤが釣れないように一生懸命遠投するように投げ方を変えました。
 今回は小物が連続して釣れてきます。以前はもっと大型のカレイが釣れたのになあと思ったのですが、手のひら級が多いようです。ホッケも小型が連続します。そういえばギスカジカが釣れませんでした。前は信じられないぐらいギスカジカのオンパレードでした・・・。隣のベテランさんたちは、今日は釣れないなあとぼやいていました。6月に入ってから暑い日が続いていたので早くも「夏枯れ」なのかなあとぼんやりと考えていました。
 それでも、潮目に向かって一生懸命遠投しているとカレイがおもしろいように釣れてきました。今年はずいぶんとカレイを釣っていたので、今日は20cm以上ぐらいにならないとリリースというようにしていました。リリースサイズが多かったです。
 日が高くなると、天気予報は外れてとても暑くなりました。風がほとんどない状態だったので干物になりそうです。それに加えて潮止まりになり、アタリが遠のいてしまいました。そうなるとボケッとしたり歩き回ったりおしゃべりをしたりしました。驚いたことにとっちさんはタバコのパッケージの小型版を自作してきていました。これをお魚の隣に置いて写真を撮ると・・・大きく見える! このイタズラ精神はたいしたものだなあと思いました。レガオさんは今日は不調のようです。前回の帽子岩ではイヤっていうほどカレイを釣り上げて、この人釣りすぎ!と思ったんですが、スカリを海に落としたり仕掛けがお祭り状態になってしまったりと、まるで別人のようでした。実は二日酔い?
 後半戦はさらに暑くなり、しかも潮止まりも相まって釣れなくなりました。ベテランさんたちはすでに戦意をなくして撤収モードに入っています。それでも潮目がぎりぎり届く場所にあったので超遠投してがんばりました。するとしばらくは入れ食いモードに突入です。同じく大型は釣れてきませんでしたが、中型、小型のダブルなど釣れてきました。ソウハチはあまり多くなく、今日はマガレイが釣れてくるのでうれしい!
 10時半頃になるとベテランさんたちはすでに荷物を片づけ終えていました。11時に迎えが来るのでまだのんびりとやっていたのですが、40分ぐらいに船がやってきました。あわてて手荷物を片づけ始めました。私が一番遅くまでかかっていたので、ずいぶんゆっくりやっているなとみんなに言われました。だけど心の準備ができていなかったんだから仕方がないよね。
 爽快に港の中を船が進んでいくと、船着き場に我々を待っている人物を発見。メガ弟さんでした。引っ越し作業の合間に会いに来てくれました。今年のサケマスシーズンはメガ弟さんの参戦でとても楽しくなりそうです。どんなドラマが待ち受けているか・・・。
 さてさて、この日の釣果ですが、キープ分はマガレイ13枚、ソウハチ8枚、ホッケ3、コマイ5でした。20cm以下の小型はすべてリリースしたので40、50以上は釣ったかな・・・。まずまずの釣果でした!
 (参加者:キッシー、リン、とっちさん夫妻、レガオさん)
                     2004年6月27日の写真へGO!


2004年6月14日(月) 網走帽子岩 
 午前3時、フラフラの状態で帽子岩の駐車場に到着。前日、というか、つい5時間前まで職場の慰労会で飲んでました。また、前日までのお仕事の疲労がかなり蓄積していたのでかなりのだるさが体に残っています。さらに、駐車場に着くと何だか異臭が漂ってました。ますます気分が悪くなりますが、ここは堪えないと先週のとっちさんのようになってしまうので我慢して釣り場へ向かいました。
 リンさんはひさしぶりの登場です。リンさんも昨日は一緒だったので寝不足と疲労は同じ程度かもしれません。レガオさんと私は自転車で進み、先に行ったので、徒歩のリンさんはブツブツ文句言ってました。
 現場に着くと、先客の釣り人が1人いるだけで場所はどこでも取れそうです。3人並んで釣り座を構えました。私はまだ気分がすぐれずゆっくりと準備を始めました。レガオさんは体調は絶好釣のようなのでてきぱきと準備を終えて早速カレイをゲットし始めました。
 私には相変わらずギスカジカが多くやってくるのに対して、レガオさんはカレイが多いようです。しかもマガレイやクロガシラなどいい型のカレイが次々と釣れてきます。先客の隣のおじさんもレガオさんの釣果が気になるようで、盛んに話しかけてきていました。
 それからほどなくして、私とリンさんはかなりの眠たいモードに突入です。ふと目をつぶると別世界に入り込んでしまいそうになるのを堪えていました。岩場なので横になることもできないので座っていましたが、うつらうつらと二人して何度も寝そうでした。そんな感じだったので、話している最中にも適当な受け答えや話を流すことも多かったみたいです。このあたりの記憶はとぎれとぎれになってます・・・。
 とっちさんから携帯にメールが入りました。資源保護のためにあまり魚を釣るなという内容でした。反論のために早速とっちさんに電話をかけました。結構釣れていることを伝えると悔しそうな様子でした。まあ、私は資源保護のためにギスカジカを散々リリースしましたけどね。ちなみにこの日つくった造語ですが、ギスカジカをリリースすることをこれからギギースと呼ぶことに。
 日が高くなり、疲れているものの眠りたいモードはずいぶんと収まってきました。アタリも遠のき始めましたが、レガオさんは容赦なくカレイを釣ってました。8時をまわるとソウハチばかり釣れるようになり、気がつくと手がソウハチのにおいでプンプン。イヤって言うほどソウハチを釣り続けました。
 リンさんは1年ぶりの投げ釣りということで感覚が戻らないようです。すっぽ抜けや根掛かりが多発です。早合わせも多かったようです。今日は辛い釣りになりましたが、いい天気だからいいや!とうそぶいていました。
 お昼頃になり、風が強くなってきました。波も高くなってきてそろそろあがろうかということに。レガオさんのスカリを見るとかなりの量のカレイが入っていてびっくり。リリースした小型カレイや外道もたくさんいますので、100以上は釣っていることになりそう。レガオさんは魚種も豊富で、マガレイ、イシモチ、クロガシラ、ソウハチ、コガネ、スナガレイ、カワガレイ、ハゴトコ、アブラコ、ギスカジカ、ホッケと十一目釣りか。凄すぎる・・・。残念ながらムロランギンポは釣れませんでしたけどねえ。私はレガオさんの半分ちょっと程度しか釣れませんでした。しかし釣果的にはまずまず満足。レガオさんが良すぎたということで、とりあえず釣り場にいた他の釣り人よりは釣っていたのではないかと思います。
 レガオさんの釣果が突出していたのはテクニックもさることながら、その他の要因として場所が良かったとか仕掛けが良かったとか分かりませんが、隣のおじさんは私たちの撤収のあとすぐにレガオさんの場所に移動していました。このおじさんの気持ちが少し分かるような気がしました。
 (参加者:キッシー、リン、レガオさん)
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2004年6月6日(日) 網走港南防波堤 
 とっちさん夫妻が前日からやって来るということなのでお馴染みとなった前日の大集合ですが、今回はレガオさんの新居で行うとのこと。レガオさんが仕事帰りに私の家に迎えに来てくれました。レガオさんの車でその新居に着くと、とっちさん夫妻は玄関にてまるで自分たちがこの家の主人だという顔で迎えてくれました。レガオさんのお母さんにもご挨拶です。
 2階のバルコニーで串バーベキューの始まりです。レガオさんとお母さんが一生懸命焼いてくれました。おいしい串物に舌鼓をうちながら酒が進んでいきます。我らは明日は早朝の2時30分集合だと忘れているような飲み方をしてしまいました。ビールだけでなく大吟醸の日本酒まで登場し、これはやばいなあと思い10時頃に「そろそろ帰ります!」と私はセーフモードに突入しようと思ったのですが、とっちさんはすでに飲み過ぎおじさんと化してヘロヘロ状態。そしてビデオを見るよう強要。この間の帽子岩での釣行をまとめたもので、時間が過ぎるのを忘れるような内容のビデオに見入ってしまいましたが、終了するとすぐに再び帰る宣言をしてタクシーで帰りました。
 さて次の日、といっても3時間ほどしか寝ていないのですが1:50に起床・・・。2:30集合ということだったので集合場所に到着するとすでに数名の方々が集まっていました。次々と今日一緒に行く人たちが集まりましたが、とっちさんたち3名がやって来ません。「3時頃には出たいんだけど、まだレガオさん来てないね」とリーダー格の人に言われました。ようやく3時頃に3人がやってきました。よく見ると1人ふらふらとした足取りの人がいました。とっちさんです。話によるとやはり飲み過ぎで粗相をしてしまったとのこと。船の所に荷物を置くと海面に向かって数回撒き餌してました。困ったものですが、とっちさんだけでなく私も二日酔い状態でした。頭が痛い・・・。
 全員揃ったところで船にて南防波堤へ。人数が多いために2回に分けて出撃です。私たちは2回目の乗船組です。満潮の時間なのでコンクリートから海面が近くて船に乗りやすかったです。二日酔いの身にはうれしい限りです。辺りはもううっすらと朝焼けに囲まれていてとてもきれいです。船が海上を進むとひんやりとした風が顔に当たってさらに気持ちいい気分にさせてくれます。ほどなく南防波堤の先端、赤灯台に到着です。先に到着した人たちがすでにカレイをぶら下げていました。釣れる予感を増幅させてくれます。
 そもそもこの南防波堤(南堤)はレガオさんの紹介でした。昨年レガオさんはここで大爆釣をしています。その釣りを再現するために私たちも急いで準備開始です。そのとき東の方に美しい日の出を見ることができました。いいですねえ。
 仕掛けを投入するとさっそくアタリがビンビンありました。あげてみるといい型のホッケです。30cm弱はあるでしょうか。隣のレガオさんも私の前にホッケを釣り上げたようです。カレイも小型が数枚続けて釣れました。ソウハチが若干多いようです。今日はいい釣りができそうだなあと思っていると、なんだか風が強くなってきて釣りづらくなってきました。ラインが風で流されるので辛い釣りになりました。隣ともよく絡んでしまうようになってしまいました。
 そんなとき、ちょっと違うカレイを釣りました。レガオさんと2人で、これは確かコガネガレイじゃなかったかなあと思いながらも、隣のサビキでガンガン釣り上げているおじさんにレガオさんが聞きに行ってくれました。すると自信持って「ミズクサガレイだ!」と教えてくれました。新聞の釣り情報で流れていたミズクサガレイってこのカレイのことか!と盛り上がりました。
 家に帰ってからこのカレイのことを調べましたが、やはりコガネガレイじゃないかということに。surfanglerHさんが掲示板でもほぼ間違いないと・・・。確か紋別沖でカレイ釣りをしたときに一緒に船乗ったおじちゃん方はこのカレイのことをロスケガレイと呼んでいました。そういえばそのときレントゲンと呼ばれるカレイもいましたが、それは何者?
 その後、さらに風が強くなってきてアタリが取りづらくなってきました。反対側のテトラの方も釣れるようなのでそちらにも投げてみました。ホッケとカレイが数枚釣れましたが、レガオさんが39cmのマガレイを釣り上げたのでやめて元の場所での釣りに専念。その40cm級のマガレイはでかい!と言わしめる型物でした。ついでと言っては何ですが、そのレガオさんが釣り上げたマガレイで記念撮影。私、そしてとっちさんも1人ずつ写真を撮るものだから、「これオレのカレイ!」とレガオさんは叫んでいました。お構いなしに写真取りましたけどね。
 このあとは少し風も収まってきて釣りに集中できそうな予感。ソウハチが多く釣れてきましたが、その他のカレイは小型が多くてリリースばかり。もっと釣れてもいいんだろうけどなあと思っているうちにそろそろ潮止まりの時間となってきました。そうなると今度はギスカジカタイムのはじまりでした。とにかく投げたらすぐにギスカジカのアタリがあります。「またギスったー!」と叫びながら次々とギスカジカを釣り上げる私を尻目に、隣のレガオさんはソウハチなどカレイが釣れてくるのでとても悔しい・・・。こうなったら超遠投だ!と思い遠投勝負に出ましたがそれでもギスカジカの大行進。数十匹釣り上げたでしょうか・・・。そろそろ帰りの船が来る11時に近くなってきました。片づけをしながらも最後に投入した仕掛けを引き上げてみると、再びギスカジカ、それもダブルでした。
 今回は後半戦がギスカジカの大群でした。とっちさん夫妻も私と似たような釣果だったらしいのですが、レガオさんはデカマガレイやらデカジカ(もちろんマカジカ)を筆頭にいい釣果でした。帰りの船の乗りながら再挑戦を誓いました。風は強かったけど、楽しい釣りになったのは間違いないです。
 港に着くとちょうど干潮ということで水面からコンクリートまでとても高くなっていました。早朝とのギャップにびっくり。必死の思いで船から陸地によじのぼりました。潮の干満ってすごいなあと体で実感することができました。これならお魚さんたちが影響受けるのも当たり前ですね。
 最後に、釣りの前日は飲み過ぎ注意ですね。とくにとっちさんは要注意です。やっぱ寝ゲ○は・・・。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、レガオさん)
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2004年5月30日(日) 網走帽子岩 
 前日の夕方にとっちさん夫妻、レガオさんたちと帽子岩駐車場で待ち合わせ。夜はバーベキュー大会となりました。このメンバーで集合するのはサケマスシーズン以外では初めて。釣り好き連中がこのように集まると、もちろん釣りの話がほとんど。七輪やらランタンやらなにやらとグッズを並べて、キャンプ状態です。みんなアウトドアにはまっているなあ・・・。
 みんなの関心事は「メガ弟記念釣り大会」でした。数が一番釣れた人が優勝ということになっているのですが、みんな自分が一番だろうという根拠のない自信をちらちらと見せています。リリース分も含めるということで合意を得ました。私も仕掛けやエサに工夫しているのでちょっと自信ありです。さてさてどうなることやら・・・。
 さて、3時起床。カレイ釣りでそんなに早く起きるの?という人はたぶんノーマルな方です。間違いないです。サケマス釣りでは深夜に起きるのが当たり前なのですが、カレイ釣りで3時前に起きるのはちょっと・・・と、私も最初は思いました。だけど、いい釣りをするには人より努力が必要です。まだ薄暗い駐車場ではすでに出発した釣り人がたくさんいました。帽子岩のカレイ釣りはベテラン揃いです。なんだか緊張しましたねえ。
 今年から私の愛車が1台増えました。自衛隊的にいうと「四式高機動車」、まあ、ただの折りたたみ自転車なんですが・・・。帽子岩の長く伸びた堤防を歩いていくとかなり時間がかかりますが、これなら5分程度で現場に着きます。便意などの緊急事態発生時などにもかなり役に立ちそうです。
 愛車にまたがり現場に着くと、すでに10名弱の釣り人が釣り糸を垂れています。もう釣れていて、私たちはすでに出遅れています。とっちさん夫妻の2人とレガオさんと私の2人ずつでチームを組み、気合いを入れ直して釣り座を確保、仕掛け投入です。するとすぐさま反応です。3,4時間ぐらいは次々とカレイ類が釣れました。うれしいですねえ。
 レガオさんは、投げ竿の他にウキ仕掛けも用意してました。ホッケを釣る予定だったのですが、ハゴトコやカジカ、それにギンポが釣れていました。このギンポがくせ者で、40cmオーバーのギンポがクネクネと暴れている様子は気持ち悪い・・・。素手で触るのはちょっと勇気がいります。ちなみにレガオさんは十目釣りを達成。マガレイ、クロガシラ、スナガレイ、カワガレイ、ギンポ、ハゴトコ、ギスカジカ、マカジカ、ホッケ、コマイです。すごいですねえ。
 とっちさんはおもしろい釣りを披露してくれました。アタリがあったのでリールを巻くと、カジカがカジカをくわえている不思議な状態でした。最初にギスカジカが針がかりし、その後にそのギスカジカを大きな真カジカが頭からガブッと噛みついたようです。つまりエサを食べたカジカをエサにしてさらに大きな真カジカをゲットしたということになりますね。なお、このデカい真カジカはスカリの破れていた穴からうまく脱出していなくなってしまいました。とっちさんは後でリリースしたなどとうそぶいていましたが・・・。
 私はというと、大きいのがしたくなって駐車場に一度帰還。すっきりして現場に戻ってくると、レガオさんが「大変なことが起きた!」と一言。何だろうなあと思って自分の仕掛けを見ると、30cmオーバーのクロガシラとソウハチのダブルが横たわっているではありませんか。お隣さんの仕掛けに絡まっていたのを引き上げるとこうなっていたそうです。自分で引き上げたかったなあと思いましたが、仕方ありませんね。
 日が高くなるにつれてアタリは遠くなっていきました。やはり早朝なんですねえ。それでもポツポツと釣れるので気は抜けませんでした。「いつになくまじめに釣りしているね」と、とっちさんとレガオさんに冷やかされて言われてしまいましたが、良型揃いがひさしぶりに釣れている状態ではいつものようにふざけてはいられません。念願のホッケも釣り上げ、さらに集中力が高まります。
 そんなとき、風が強くなってきて波が高くなってきました。しかも昼ごろに満潮ということで潮が止まってきました。すると頻繁にあったアタリがパッタリと止んでしまいました。ジ・エンドです。たくさんいたベテラン勢もあっという間に撤収です。ベテランたちは引き際も鮮やかです。それを見て私たちも撤収。良型揃いで数も釣れて満足な帰還になりました。
 今回の釣果はマガレイが多くて、ソウハチ、クロガシラ、スナガレイ、ギスカジカなどが順調に釣れました。この間の栄浦では比較にならないほど良型が釣れますね。33cmのクロガシラを筆頭に、30cmオーバーのクロガシラ、ソウハチが数枚釣れました。30cm近くのスナガレイも釣れましたね。とにかく投げ釣り本格シーズンに突入です。能取湖に行けない分、帽子岩にがんばってほしいですよ。
 そういえば、メガ弟記念釣り大会優勝者なんですがみんな数をカウントするのを忘れてしまいました。それだけみんな釣れたっていうこと。リリースがずいぶんありましたからねえ。どうしてもというのなら、私はカレイ類の大物賞、レガオさんは魚種最多賞、とっちさんは意外賞ということで・・・。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、レガオさん)
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2004年5月1日(土) 能取新港・栄浦(サロマ湖) 

 本日は7時頃に起床。というか、寝坊だろう! レガオさんと今日は朝から釣行することになっていました。レガオさんは夜釣りから始めていて、朝に合流することになっていたので、今日は早起きするぞーと思っていました。5時ぐらいに行くと考えていたのに・・・。
 能取新港に着くと、レガオさんは早朝の釣果を披露。コマイが1本とカレイ数枚。夜半に小雨が降っていたのでかなり厳しい釣りになったようだがまずまずの釣果。コマイは釣っていた人で20本くらいだったそうでびっくり。
 釣り場を確保して早速投げてみましたが、アタリがあったのは最初のうちだけでほとんど何もない状態が続きました。向こうの方ではチカが鯉のぼり状態で釣れています。早朝から多くの人がカレイを狙っていますが、みなさん釣れていません。今年の能取新港は厳しいのか、それとも釣れる時期がもう少し先のようです。それでもレガオさんは2枚釣り上げたので少々悔しい。
 2時間やっていても私たちはもちろん周りも連れない雰囲気がプンプン香るので、場所を変えることにしました。湖口の避難港は潮まわりが悪そうだし人も多そうだ、網走港はもっと厳しそう・・・、そうだサロマ湖に行こう!ということになりました。サロマ湖はかなりひさしぶりの釣行になります。栄浦が釣れているようだという話を聞いていたのでそこに決定。
 お昼前に栄浦に到着です。釣り場を探していたところ、とっちさんから電話が入りました。私たちの釣果が気になっているに違いありませんが、私がまだ1匹も釣れていないという話を聞いて安心しているようです。絶対釣ってやるという決意を込めて、良さそうなポイントを確保。ちょうど釣れていた人が帰るところでした。この場所は船が港にはいるときの通路になっていて、ひっきりなしに船が通る場所でした。かなりのスピードで行ったり来たりしているのでちょっとびっくりです。
 レガオさんは投げ竿1本、私は同じく投げ竿1本に、さらにブラーで挑戦です。ウルトラライトなルアーロッドなので釣れたらおもしろそうです。早速投げ竿に幸先のいいヒット。竿のしなる重量感がたまりません。クロガシラの中型でした。私が喜んでいると、レガオさんの竿にも強烈なヒットがありました。竿がかなり曲がっているのでかなりの大物のようでしたが、あげてみると巨大なウグイでした。タモがないので強引に引き上げましたが、50cm弱のマルタウグイがカラフトマスに見えてしまいました。ひょっとして今年のウグイマスターはレガオさん?
 その後、順調にクロガシラとカワガレイが釣れ続けていい気分でした。残念ながらブラーにはカジカばかりでカレイはノーヒット。しかし、クロガシラのオンパレードで遠征のしがいがありました。カワガレイや小さい型のクロガシラ、その他のカジカなどはリリースしました。対岸の方ではチカが結構釣れていました。
 午後に入ってからアタリは遠のきましたが、ポツポツとクロガシラが順調に釣れていきました。夕方近くなって私に今日一番の大きさ26cmのクロガシラが釣れて私は終了でした。夕方近くはかなりの数のヒトデが釣れてイヤになってしまいました。新たにヒトデマスターという称号をもらいそうです。
 夕方になってからも釣り人が入れ替わりでやってきます。どうやら夜のアブラコ釣りのようです。この釣り場は魚種が多彩なんですね。
 数的にはレガオさんで、10枚以上釣っていい気分、私は型のいいクロガシラを釣ることができていい気分という、2人してなかなか満足した釣行となりました。最後にサロマ湖に落ちる夕日を見ました。最高のロケーションだと思いました。また行きそうです。
 (参加者:キッシー、レガオさん)
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