探検の記録 |
カラフトマスの釣れる時期・場所 カラフトマスを釣るには、そんな難しい道具や知識は必要ありません。時期と場所をきちんと選べば、釣りが初めての人にでも釣れる可能性が十分あります。 <時期と時間> カラフトマスは、7月上旬から10月頃までが釣期です。ピークは例年8、9月です。一番釣りやすい時期は、漁師さんたちが定置網を陸に上げて漁をお休みする8月のお盆の頃です。網がないので、ダイレクトに各河川に遡上してきます。よって、入れ食い状態になることもあるのです。釣り人の数もそのお盆には信じられないほど多くなります。 釣れる時間は、食いの立っている群れにさえ当たれば日中でも釣れることがありますが、なんといっても早朝です。朝マズメと呼ばれる時間から6時くらいまでがピークとなると思います。日中の、泳いでいるのが見えているマスはなかなか釣れないという経験をたくさんしました。朝方しか釣らないというベテランさんもいるくらいです。 カラフトマスは2年ぴったりで回帰してきます。豊漁年と不漁年があることでも有名です。1992年以前は西暦の奇数年が豊漁年だったのですが、逆転して偶数年が豊漁年といわれており、2003年以降は再び逆転して偶数年が不漁年と言われています。ずいぶんコロコロ変わるものだなあと・・・。結局あまり気にする必要はないのではないかと考えています。 <場所> まず、北海道では基本的に河川内でのカラフトマス釣りは許されておりません。また、河口規制があるところが多く、注意が必要です。フィッシングルール2010を見てサケマス規制について知ることが第一歩です。 カラフトマスは、道東・オホーツク地域の、真水が海に流れ込むところであれば釣れる可能性があります。自分の生まれたふるさとの河川に戻る率が低いということもあって、こんなことがおきます。ですから、人に知られていないところで釣れることがあります。日によっては何でこんなところで、という場所で爆釣したという話もよく聞くのはそのためです。 しかし、やはり一番可能性が高いのは釣り人がたくさんいるところでしょう。人気のある釣り場は人が多く、釣りの仕方もルアー、エサ釣り、フライ、ひっかけ針(違法ですが)、タモ(直径40cm以内ならOK)など多種多様です。下手をすると不快指数がかなりアップする釣りになります。根性ある人が向いているかもしれませんが、強引なことはせず、最初はトラブルを避けながら様子を見ていて、空いているところに挨拶しながら入らせてもらうのがいいと思います。トラブルのないように・・・。 |
カラフトマスのルアーフィッシングへ カラフトマスのエサ釣り(ウキフカセ釣り)へ |