探検の記録 |
カラフトマスとは カラフトマス(サケ科サケ属) 体長50〜70cm程度、尾鰭に大きな楕円形の黒点がある。 腹は成熟しても白色。オスは成熟すると背が大きく盛り上がる。 英名で「ピンクサーモン」。北海道、主にオホーツク、道東方面に多く回帰します。マスと呼ばれていますがサーモンの仲間です。北海道では、カラフトマスは単に「マス」と呼ばれることが多いようです。他に「セッパリマス」「アオマス」「ホンマス」などと呼ばれています。漁業関係者やお店では「オホーツクサーモン」という名で売られていることがあります。 オホーツクや道東に夏が訪れると、各河川にカラフトマスが戻ってきます。子孫を残すために遡上してくるのです。彼らは、基本的にはサケと同じように自分の生まれた河川に戻ってきます。しかし、自分の生まれ故郷である河川に戻ってくる率はサケと比べて大変低く(50%という説あり)、別の川に遡上することがよくあるということが知られています。 5月頃、雪代の収まった川に赴くと、サケの稚魚に混じって、パーマークのないかわいらしいカラフトマスの稚魚に出会うことがあります。サケの稚魚と違ってすぐに海へ下っていきます。河川での生活が短いということで、その河川の環境に大きく左右されないのである程度悪化した環境の河川でも母川となります。 大きく成長して再び川へやって来るのはぴったり2年後。つまり隔年ごとに遺伝的に交流のないという特異な性質を持っていることになります。 昔からサケと比べられ、商品価値はサケよりずっと低いのですが、銀ピカのカラフトマスは脂がよくのっていてフライなんかにすると最高においしいですよ。 |
カラフトマスの釣れる時期・場所へ |