探検の記録 |
ワカサギの釣れる時期・場所 ワカサギ釣りは、冬期間にホームセンターでワカサギコーナーが作られるほどメジャーになりました。家族揃ってワカサギの釣果に一喜一憂する光景がよく見られます。群れに当たると大変忙しい釣りになります。うれしい悲鳴を上げながら今晩のワカサギ料理を思い浮かべるのはどうですか。 <時期と時間> ワカサギの釣れる時期は、網走では海か川か湖かで分かれます。まず海は11月頃から12月にかけてチカに混じって網走港各埠頭で釣れます。網走川に近いほどワカサギの魚影は濃くなります。網走川は12月から1月にかけて釣れます。流氷が来るころまでねらえます。網走湖は釣りができる期間が定められています。12月下旬のクリスマス前後が解禁で、3月中まで楽しめます(年によって期間が異なります)。 正月ころは例年、網走川、網走湖ともにたくさん釣れます。網走湖は解禁直後が釣果がよいといわれています。3月が近くなると氷が厚みを増し、穴を開けるのが一苦労です。氷が厚くなると、氷の壁に仕掛けが引っかかるトラブルなんかもあったりしていやになってくるので、やはり前半がおすすめです。 ワカサギは秋口から冬にかけて海から湖に遡上し春に産卵するので、それに合わせて釣る時期と釣る場所が違うということです。 氷上では、釣れる時間はやはり朝方です。昼はさっぱりということもありますが、午後を過ぎるとまたボチボチ釣れ始めてきます。夕方は朝ほどは釣れませんが結構釣れます。朝2時間、夕方30分と、ベテランさんが話していました。 <場所> 網走周辺のワカサギの釣り場には、網走湖、置戸湖、チミケップ湖、シブノツナイ湖など有名な場所がいくつかあります。湖という印象が強いワカサギですが、海でも結構釣れます。網走は海、川、湖で釣れるおもしろい場所ではないでしょうか。とりあえず網走しか知りませんので網走だけを紹介します。 まず海水域、汽水域の網走港、網走川河口ですが、タモですくう人たちも集まりますので、お互い邪魔にならないようにする必要があります。海水域・汽水域で釣りをする場合、どうしてもワカサギだけを釣るというのは難しいでしょう。チカを釣りに行ってワカサギも釣れちゃったという感じでしょうから、ワカサギだけを狙うというのは至難の業です。チカは3.5号から5号ぐらいまでの仕掛けを使う人が多いですが、どうしてもワカサギを多く釣りたいという人は小さい針で狙うといいかもしれません。それに比べて網走湖ではチカは釣れませんからほとんどワカサギとなります。 網走港では各埠頭で釣れますが、日によって釣れる場所が微妙に変化するので人が集まっているところがベターでしょうね。特に冬になると、クレーン船が停泊しているあたりに人が集まります。 網走川は、ミスタードーナツ裏の網走橋から港の手前あたりまでが多く人の集まる場所です。漁船が停泊しているので、船と船の隙間で釣ることが多いです。停泊中の船に乗り込んで釣る人もいますが、それはちょっと・・・。 網走湖は釣り人が集まる場所はいくつかあります。有名なのは網走呼人の釣り場です。ボート岬またはボート乗り場とも言われています。ここには観光協会のプレハブがあり、入り口にはささやかな看板があります。例年多くの釣り人や観光客が集まります。家族連れやツアー客が多く来ますので、静かに釣りたいのなら土日は正面か横の奥へ行った方が賢明です。 2つ目はボート乗り場から少し離れた湖畔荘の近くで、ここで釣りをしていると遠くからスノーモービルで遊漁券を売りに来てくれます。道路脇のパーキングが除雪されて駐車場にしていたのですが、除雪しなくなってしまい残念。 3つ目は女満別の釣り場です。女満別キャンプ場のずっと奥へ行くと観光協会のプレハブがあります。ここも呼人の釣り場と同じく貸し竿などが用意されています。 なお、嘉多山側では釣りをしてはいけないことになりました(2003年12月19日付北海道新聞にて)。新聞によると、理由はゴミの散乱、暖房器具の燃料垂れ流し、釣り針の放棄等のトラブルということです。釣り人のマナーが悪くなったので遊魚区域を狭くするということなんでしょうか。しかしもっぱらの話では呼人方面からは遠く、遊漁料などの管理がしづらいというのが大きな理由だと聞いたんですが、定かではありません・・・。 |
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