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網走釣りカレンダー |
4月 |
流氷が過ぎ去り暖かくなってくると、そろそろカレイ釣りのシーズンに突入。網走川は雪代が入り始めるので濁っていて釣りはきつい。能取湖の能取新港がいいだろう。シーズン最初は大物が釣れる。ヌマガレイ(カワガレイ)とクロガシラが中心。春チカも釣れる。網走港内でもぼちぼち小型の春チカが釣れる。タイミング次第だが良型ニシンが港内に入ってくる。 |
5月 |
ゴールデンウイーク明けごろからカレイ釣りが本格化。能取湖口、網走港でも釣れ始める。能取湖は5月15日から1ヶ月間禁漁となるので注意。最初はヌマガレイ・クロガシラから釣れ始め、マガレイ、スナガレイ、イシガレイ、ホッケが混じるようになる。小型だがコマイが釣れることも。早朝の良型ニシンもねらい目。見たことはないが網走港にボラやタラが入り、釣れるそうだ。また、アメマスが河口や港内で釣れることも。 |
6月 |
各地ではカレイ釣り真っ盛り。各種カレイが釣れる。気温も高くなってきて、子ども連れのファミリーが活動しやすい季節。ちょい投げで十分カレイが釣れる。ホッケも混じるが、網走方面では狙うだけの数は釣れない。 |
7月 |
徐々にカレイ釣り終盤だが釣れないというわけではない。テトラポットや埠頭の際でブラーなど垂らしてみると、クロソイやエゾメバル(ガヤ)、スジアイナメ(ハゴトコ)などが釣れるが、サイズ的には小さい。下旬、気の早い人はカラフトマスを狙い始めるが、釣果はほとんど期待できない。 |
8月 |
夜釣りでコマイなど狙う人がいるが、ここ数年で8月はカラフトマス釣り一色となった。第4、5埠頭、鱒浦漁港がよい。上旬から釣れ始めるが、お盆の頃は定置網が外されるので魚影も濃く、釣り人の数も半端でなく多い。小物(チカ、ニシン、イワシ)も埠頭で釣れ始める。下旬からサケが釣れ始める。 |
9月 |
上旬はカラフトマスが混じるが、徐々にサケ一色となる。第4埠頭でサケが釣れないときには小物(チカ、ニシンなど)を釣ろう。意外とびっくりする程小物が釣れる。この時期、小物を釣るときにはリール付きの磯竿でないと小物のいる棚まで届かないことがあるので注意。 |
10月 |
サケ釣り最盛期。この10月には波と天候などよい条件のときにサケが爆釣となることがある。サケ釣りをするならこの月ははずせない。どこの釣り場もサケ釣りで混むので、駐車場や自分の釣り場を確保するのが大変である。埠頭でのチカ、ニシンなどの小物釣りがどんどんよくなる。 |
11月 |
サケ釣りは終盤を迎え、各埠頭ではチカ、ニシンなどの小物釣りで逆に賑わうようになる。チカは良型で数釣りができる。ニシンは夕方がいい。徐々に港内でワカサギが釣れ始めてくる。新聞の釣り情報欄にはチカと書かれていることもあるが、下旬はワカサギがずいぶん多くなる。年末までちょい投げでコマイ、カジカが良く釣れるようになる。コマイは大型が多くなる。その年によって量・時期ともにまちまちだが、港内にサンマの群れが入ることがある。 |
12月 |
港内、河口のワカサギ、チカは針の数程釣れるような状態。釣りではないが、第5埠頭などではタモ(口径40cm以内)でのワカサギすくいも始まる。川・河口では1月までタモは禁漁なので注意。クリスマス前後は網走湖での氷上ワカサギ釣り、能取湖の氷上チカ・コマイ釣りが解禁・スタートし、特に正月前はおもしろいように釣れる。この季節は氷が薄く穴をあけやすいが、転落事故に注意。 |
1月 |
1日から網走川、河口でタモが解禁となる。網走川沿いの船着き場にワカサギ、チカをすくう人たちがタモを持って集まる。タモの口径はもちろん40cm以内。網走湖のワカサギ、能取湖のチカなどの氷上釣りは最盛期で、土日になると人がびっしり。ワカサギを狙うなら少し離れた静かな場所で朝2時間と夕30分が狙い目。 |
2月 |
流氷が接岸すると、海での釣りはもちろん終了。網走湖、能取湖での氷上釣りだけとなってしまう。釣果は最盛期より下がってくるが、ワカサギは場所によってはまだまだ爆釣。人のいない場所を狙うこと。寒さが一番厳しいこの2月は氷がだんだん厚みを増してくるので、氷の穴あけドリル操作がけっこうつらくなる。 |
3月 |
網走湖での氷上釣りは終盤を迎える。場所さえ良ければ抱卵ワカサギが爆釣するのでベテランが集う。最終的には氷が溶けてくるので終了。そうなったら竿の汚れを落としたり仕掛けを作ったりするお休み期間としたらいいだろう。網走川ではないが、雪代のまだ入っていない網走川、常呂川、斜里川などでアメマス釣りをする人がいる。 |