探検の記録 |
2005年7月24日(日) 国設知床野営場(斜里町ウトロ) 知床でカラフトマスが釣れ始めたということ、そして私のお仕事も予定されているということで、知床キャンプに出発です。しかも今回は初の連泊。うちの家族は1泊しかしないのですが、私ととっちさん、レガオさんの3人は2泊です。 初日は昼過ぎに着いて家族で設営です。かなり手慣れてきました。1時間かかりませんでした。日曜日なのでゆっくりとくつろいでいましたがdchiyanさんから情報をいただきフンベへ出撃。手みやげを持ってサイトに6時前には戻ってきました。夕食の準備をマッタリと行っていたところ、レガオさん、とっちさんが相次いで到着。このキャンプ場は18時までに受付をしなくてはならないので、2人とも焦って入ってきました。 とっちさんのテントを組み立てることになりました。実はこのコールマンの2ルームテントはレガオさんに今日引き渡されることとなりました。レガオさんもこれでアウトドア一国一城の主となりました。おめでとうです。そういえば、レガオさんも着々とアウトドアグッズが充実しつつあります。なんと本日コールマンのツーマントルランタンを購入してきたそうです。初点火になりましたが、マントルが一つ早速割れている・・・。そのまま光らせていたのですがどうなることでしょう・・・。 建て終わった後は早速バーベキューです。それぞれ計画性のない買い物をしてきたので食材が大量にあります。とにかく腹一杯になったところでたくさん余ってしまいました。うちの息子はこの間と同じく花火に夢中でした。 このあと、とっちさんからワインをご馳走になってさらに酔っぱらってしまったところで就寝。明日早朝の釣りまで3時間も眠れないという、去年の反省を全く生かしていない状態でした。しかも雨が降ってきてしまいました。雨の音を聞きながら寝ました。 さて、次の日は早朝の釣りから帰ってきて、私はカップラーメンを食べました。何だか温かいものが食べたかったんです。パンを用意してましたが手をつけませんでした。とっちさんはかなり傷んだサンドイッチを口にしていて、「変な匂いがする」「酸っぱい」とつぶやきながら食べている姿はかなり変でした。というか、食べなきゃいいのに・・・。 雨が降った後なのでテント類が結構濡れています。帰った後にしっかりメンテしないとダメなので、こういうのっていやです。少しずつ晴れ間が見え始めていたので少しでも乾けばと思い、テントを広げておきました。 朝食を食べた後、うちのカミさんと息子は家に帰り、私はお仕事へ出かけてサイトを留守にし、夕方までにようやく戻ってきました。レガオさんととっちさんは釣りしたりなど、ゆっくりできたようです。レガオさんのツーマントルを整備してあげましたが、割れていたマントルから高温のガスが出ていたようで少し台座の部分が焼けただれていました。まあ、使用全般には支障がないでしょう。割れていないマントルも付け方がおかしかったので、2つとも付けてあげました。3人のランタンを並べて楽しんでいましたが、この狭い空間に3つもガソリンランタンいらない・・・。 夕食は昨日の残り物をまた七輪で焼いて食べました。かなり胃が痛みそうです。次回は肉以外のものがいいですね。ご飯はレガオさんが炊いてくれました。こんな風に火を使って仕事をするのってアウトドアっぽくていいですね。1人1合ずつ食べてお腹いっぱいでした。 早朝の釣りのために昨日より早めに寝ることになりましたがすでに22時。とっくに遅いよなあと思いつつ寝ようとしたところ、近くのサイトの若者グループが大声でしゃべってうるさい。ここでこんなにうるさいんですから、両隣の人たちはもっとうるさく感じていることでしょう。道具は大抵揃っていているようでしたが、マナーの心は揃っていないようでした・・・。 朝はお仕事に間に合うように早く出発しました。もうちょっとゆっくりできれば良かったんですが、仕方ありません。まあ、これまでのキャンプよりはゆっくりできたと思いますのでキャンプが大分好きになりました。次回が待ち遠しくなっている自分に気がつきました。 (参加者:キッシー家族、とっちさん、レガオさん) 2005年7月24日の写真へGO! |
2005年7月9日(土) いこいの森キャンプ場(丸瀬布町) 2ヶ月ぶりのキャンプです。だけど、北海道の人って、普通は今ぐらいの季節からでないと寒くてキャンプどころじゃないんですよね。ですから5月キャンプというのは、プロの方たちがするものだと・・・と思います・・・。 さて、今回は我がファミリーも出動です。幼児1人付きなので、遊べるキャンプ場で釣りもできるという、まさに贅沢なキャンプ場である丸瀬布のいこいの森を選びました。機関車が場内を走っているのでこれも楽しみです。 現地に着き、まずは受付です。受付時刻の1時をちょっと過ぎたぐらいですが、数組の人たちが並んでいました。すでに場内に入っている人たちも多く、夏休みに入ったわけでもないのに混んでいます。人気のあるキャンプ場ですね。受付を済ましてとっちさんのところへ。まずは我が陣地を見定めて設営です。 今回は昨年一緒に帽子岩で釣りをしたことのあるギャンくんとその彼女もご一緒です。レガオさんの同僚で好青年です。今年はレガオさんと各地を回り、ルアーで転戦しているようです。 前回のキャンプでは初設営でかなりの時間がかかり、設営だけでかなりの疲労を感じました。今回はカミさんと組み立てましたが、とっちさんの言葉通り、2回目の設営はそんなに時間がかかりませんでした。特にスクリーンタープはさっさと組み立てることができました。前回失敗して苦労した経験が教訓となっているようです。何となくてきぱきしているような気がして少し嬉しかったですね。 ただ、このキャンプ場の地面は石混じりでとても固く、なかなかペグが刺さっていかないのが苦労しました。ソリッドステークが途中で止まってしまうのが何度もあり、場所を少し変えて打ったり無理矢理打ち込んだりしました。ソリッドステークじゃなかったらもっと大変だったことでしょう・・・。 設営後はとっちさん夫妻とレガオさんは一目散に釣りに行きました。我が家は蒸気機関車に乗りに行きました。機関車雨宮号は、私も子どもの頃乗ったことがあります。30分ごとに運行されていますので少し待ち、乗り込みました。かなりの大音響で、うちの子は大喜び、大興奮でした。線路がキャンプ場の中をくぐり抜けるようになっているので、踏切もあるし橋もあります。大人でも大変楽しい機関車の旅になりました。10分ほどで機関車の旅は終了し、その次はゴーカートに乗りに行きました。2人用のゴーカートにうちの子と乗り込みましたが、これまた大興奮。初めての経験が多く、とっても印象に残ったようでした。 滑り台をしているカミさんとうちの子を残し、とっちさんたちが釣りをしている場所へ。キャンプ場のすぐ横を武利川が流れていて、そこに多くのニジマスが放流されているようです。釣り人が多くいましたが、このキャンプ場に来ている子どもたちが多かったです。その中でちょっと餌釣りをしてみましたが、まさにチビニジマスの入れ食い。すぐに飽きてしまい、釣り終了です。 その後は夕食の準備です。七輪で焼き肉ですが、今日はご飯も炊いてみました。ワカサギ釣りに以前使っていた飯盒を使ってのご飯炊きです。本来の使われ方をようやくしているという感じです。 肉を焼き始めましたが、レガオさんの同僚ギャンくんがすごい勢いで肉を食べていました。若いってうらやましいですね。私は若くなくなってきているのでゆっくりと食べました。最後はとっちさんの奥さんが本日誕生日ということなので、大きいケーキをみんなで食べました。ハッピーバースデーの歌をみんなで歌いましたけど、奥さんはみんなが歌っている最中にすぐ火を吹き消してしまいました。照れ屋だからでしょうか。 お腹いっぱいになったあとは花火大会です。とても久しぶりに花火に火をつけました。うちの子にもやらせてみましたが、最初は怖がっていて逃げ回っていました。徐々に近づいてきてやってみることに成功。今度は何度もやりたがって逆に困りました。 その後は私ととっちさん、レガオさん以外はすぐ近くの温泉に行き、私たちは今後の活動について話し込みました。暗い中でのお話って、キャンプの最高の時間です。ランタンの明かりが夜中トークをいい雰囲気にさせてくれました。 次の朝はとっちさんとレガオさんは4時頃に釣りに出かけました。私は家族と共にゆったりとテントの中で寝てました。8時前頃から朝食です。キャンプの朝はパンがいいですね。ゆったりとした気分になれます。 11時までなので10時前には撤収を始めました。ペグがずいぶんきつく刺さっていて抜きにくかったですが、前回のときより早くテントなど撤収することができました。いい感じです。 大体撤収できたかなあと思っているところにメガ弟さん登場です。さすがです。我々のキャンプに2時間もかけて駆けつけてくれたんですから。しかしすぐ帰ることになるのでお疲れさん!です・・・。 1時間ほどみんなでお話をして、次のキャンプの計画などをしてそれぞれ帰りました。うちの家族もキャンプをずいぶんと気に入ってくれたようなので次回も近いうちに行えそうです。今度は知床かな? (参加者:キッシー家族、とっちさん夫妻、レガオさん、ギャンくんと彼女さん、メガ弟さん) 2005年7月9日の写真へGO! |
2005年5月3日(火) 虹別オートキャンプ場(標茶町) いつもキャンプをしているのはいいんだけれども、基本的に車中泊だったので港湾施設か駐車場という、おおよそ一般の人からみると不思議なところで寝泊まりしていたことになります。今年からはオートキャンプも学習して、日頃迷惑ばかりかけている家族にもアウトドアを満喫してもらおうとも考えています。そんなわけで、チャレンジとなります。 さて、オートキャンプに必要な物で今の私に無いものとは何かというと、まずはテントです。そりゃあこれまで車中泊でしたからね。そこでテントをゲット。ワカサギテントでずいぶんとお世話になった小川キャンベル製です。それと同時にくつろぐスペースも必要と考えてスクリーンタープも用意。以前の私は「スクリーンだなんて風情も浪漫もないし、第一あれはアウトドアでなくてインドアだ!」と憤りを感じていたんですが、5歳の息子が安全に外の空気に触れて欲しいと考えて導入・・・。 とっちさんから連絡があり、ゴールデンウイークに今年一発目のキャンプを行うことになりました。北海道のこの時期って、とても寒い。寒いどころか、下手すると氷点下ですからね。しかも根室地方の虹別ということで、桜前線がほぼ日本一遅く来る場所・・・。とっちさんは私に試練を与えたいのでしょうか。メガ弟さんとレガオさんも含めて、全員で5名のパーティとなりました。 現地に着いたのはお昼頃。とりあえず近くの食堂でカツカレーを一人で食べる。カレーであまり失敗の経験はないんですが、そんなにおいしくないのでガッカリ。チェックインが13時からなので時間つぶしのような感じです。 それでも長居できないので12時過ぎには虹別オートキャンプ場のセンターハウスに到着です。新しい雰囲気の建物で、清潔感も漂います。喫茶店も一緒になっていてお洒落な感じです。ふらっと入って何気なくガラス越しに外を見ると、メガ弟さんが私と同じくふらっと外を歩いていました。 めでたく合流した後、時間前でしたがサイトに入っていいとの管理人さんの許可を得て、28番パーティサイトに行きました。道に迷いながらも到着。広くて、テントならいくつ建てられるんでしょう。そのくらい広いです。贅沢です。 テント設営前に釣りに行き、雨が降ってきたので退却してきました。雨が降っているのでタープを建てようと準備を始めました。2人ともそれぞれ別々に自分のタープを建てようとするところが笑っちゃいます。雨脚が強くなってきたのでメガ弟さんのレクタタープをを先に建てるこことしました。そんなころにとっちさん夫妻が到着です。 次は私のスクリーンタープを建てようとしました。しかし初めての設営は難しい・・・。メガ弟さんとあーでもない、こーでもないと汗をかいているところにとっちさん夫妻も加わって何とか設営終了。ずいぶんと疲れてしまいました。オートキャンプって疲れる・・・とマジで思いました。これで終わりでなく次はテントの組み立てに移りました。テントの方は最初から4人で組み立て始めてすぐ終了。スクリーンテントでかなり時間をかけていたのでどうなるかとおもいましたが、とっちさん夫妻がオートキャンプの達人だったので助かりました。「この次はもっと早くできるようになるよ」と励まされましたが、ちょっとオートキャンプ嫌いになりました。 道具を車から運んで何とか落ち着きました。とっちさんは早速、今日のメインディッシュの芋小汁と薫製作りに取りかかりました。薫製作りをとっちさんのテントの中で作ろうとしていたので煙たいようでした。メガ弟さんのコールマンツーバーナーで続きをしました。メガ弟さんはヤフオクに出すと高く売れそうなものをたくさん持っています。このツーバーナーは今出回っているツーバーナーより一回りコンパクトで、もう廃盤となったもののようです。かなりかっこいいです。 全ての料理が揃ったところで宴会の始まりです。テーブルの上はとっちさん夫妻の用意していただいたものでいっぱいです。芋小汁、薫製チーズ、サラダ、デザートまであります。芋小汁はワカサギ釣りの時にもご馳走になりました。おいしいですねえ、感謝です。 レガオさんもやっと到着し、外で七輪を囲んでバーベキュー。雨が降ってきたので急遽メガ弟さんのレクタタープを張りましたが、張っている途中で雨が止んでしまいました。残念なのかいいことなのか、複雑です。食べながら夜空を見ると、星がきれいでした。ころころ変わる天気に翻弄されていますが、きれいな星空をじっくり見ることができるのはキャンプの特権でしょう。 スクリーンに戻り、今度は私のテント開きにとのことでシャンペンを開けてくれました。嬉しい心遣いに感謝です。宴会は続き、おしゃべりに花を咲かせました。とっちさんにはオートキャンプについてこれからも教えてもらえそうです。おしゃべり尽きない夜を過ごしながら、オートキャンプって設営は大変だったけど楽しいじゃんと思いました。 深夜になったし、レガオさんがかなり疲れているようなので睡眠タイムです。メガ弟さんと一緒に私のテントに潜り込みました。かなり寒いです。このまま寝たら死ぬかも?と思えるような雰囲気でした。しかしながら、寝袋を2つ重ねにし、その中に電気毛布、そしてテントの中にとっちさんの電気ヒーターを設置するという、車中泊では考えられない贅沢な環境で寝ることができました。これって軟弱ですか? 朝は釣りした後に朝食。朝食はメガ弟さんが用意したパンと焼きそばでお腹いっぱい。芋小汁で作ったおじやも出てきて、朝食にしてはかなりのカロリーオーバーとなったようです。食事しているときがオートキャンプの一番楽しい時間ですね。 撤収はチェックアウト1時間前ぐらいにスタート。そそくさとお互い手伝いながら完了です。センターハウスで一休みした後に次回のキャンプを約束しつつ別れました。 さてさて、オートキャンプって忙しいですね。設営にずいぶんと時間をとられたのが原因であると思いますが、これから慣れていくともっとゆったりと出来るものなんでしょうか。それとも一泊ではそもそもゆとりってないんでしょうか。もっとゆとりを楽しみたいと思いますので、まずは設営に時間がかからないようになりたいもんです。本当に家族キャンプができるんでしょうか・・・。 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、メガ弟さん、レガオさん) 2005年5月3日の写真へGO! |