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釣り日誌 2007

2007年12月28日(金) 網走湖(呼人) 
 まだ暗いうちに呼人会場の駐車場に到着。1人でいそいそと準備を始めます。22日の解禁日と比べると釣り人は圧倒的に少なく、駐車場もガラガラです。明かりが灯っているテントの数も10コあるかないかでした。
 この後に毎年恒例となったお二人を招いてのワカサギフィッシングとなりますが、2人は明るくなってからの到着となるので、1人でテントを立てて明かりを灯し、釣りを始めます。1人で釣るのって久しぶりだなあ・・・。
 2人が来るまでに数釣りしてバケツを一杯にし、驚かせようと企んでいましたが、かなり散発的な釣れ方で弱りました。明るくなり始めても、6時半頃の明るくなってもあまり釣れません。こんないい時間に釣れないなんて、ひょっとすると場所がおかしい? それともワカサギがいない?
 せっかく招待しての釣りなので、釣れない釣りをさせてしまってはつまらないし、申し訳ないなあと思っているときに、SUさんとKさんの2人が到着です。この2人は「3シーズン目だから任せておいて!」と豪語していましたが、何のことはない、3回目の初心者です。しかしやる気満々、ワカサギ釣りの楽しさを覚えた人たちなので、今年も楽しく釣りができそうです。
 早速穴を掘り、仕掛けを投入。やはりワカサギが私のテントの下にいないのかあまり釣れません。仕方がないのでおしゃべりを楽しみます。
 しかし、しばらくして徐々に釣れ始めました。爆釣といえるほどではないのですが、飽きない程度に釣れ続けます。まあ小爆発程度でしょうか、一安心です。SUさんとKさんも順調に釣り続けます。低調だった昨年より2人ともどんどんバケツの中にワカサギを入れていきます。さすが3シーズン目?
 Kさんは私の目から見ても誘いと手返しが上手になり、安心して見ていられます。SUさんは手返しに苦労していましたが、アワセや誘いはなかなかです。ただ、指を数度針で刺してしまって血を出していたのと、私のテントを釣っていたのにはびっくりでした。
 結局、私は300程、2人はそれぞれ100程釣ったでしょうか。もちろん私のワカサギは2人で分けてもらってお土産にしてもらいました。おいしくそれぞれの家族で食べてもらえれば私もうれしいですね。
 (参加者:キッシー、SUさん、Kさん)
                     2007年12月28日の写真へGO!


2007年12月22日(土) 網走湖(呼人) 
 網走湖解禁というお祭りを祝うために、私とメガ弟さん、イノケンさんが集結。まだ薄暗い中、たくさんのテントがすでに張られていてそれぞれ明かりを灯していました。駐車場も残りわずか。今年も皆さん気合い入ってますね・・・。
 私たちも参戦すべく、静かな場所を求めて氷上を進みます。星空が突き抜けるようにはっきりとしていて、非常に寒い気温でほっぺたが凍りそうです。発電機が各所で騒音をまき散らしているので、そこから離れた静かな場所を選びました。ちょっと遠い場所です。
 テントを立ててランタンを灯して早速実釣です。ところがサッパリ釣れません。発電機の強力ライトに群が吸い寄せられているようです。まあこうなったら明るくなるまでゆっくり待つか、ということになります。とってもくだらない話で盛り上がりながら時を過ごします。
 少々明るくなっていてからイノケンさんが初ゲットとなるワカサギを釣り上げました。うーん、いいなあと思っていると再びイノケンさんが数匹ゲット。私とメガ弟さんを置いてきぼりにするような釣果ですが、ようやく私にも1匹目のワカサギがかかりました。外を見るとようやく明るくなってきた感じです。
 何となく小爆発モードが続くようになりました。3人で次々と釣り上げていきます。今シーズンのワカサギは昨年より大きめで、引きもいいし何よりおいしそうです。そんなころにメガ弟さんにドッシーンとカワガレイがかかりました。久しぶりの登場にみんな盛り上がります。私にもウグイがグン!とかかって楽しませてくれます。
 日が高くなって釣果が落ちてきました。そしてピタリと止んだのがお昼前、今日は4ケタ行かないかな・・・。場所が良くないのか、それとも今年が良くないのか分かりませんが、例年の解禁直後という釣れ方ではないようです。
 その後ダラダラモードでしたが、メガ弟さんが帰ったお昼過ぎの2時頃から再びエンジンがかかり始め、入れ掛かり状態が続くようになりました。中爆発です。イノケンさんと一緒に次々と釣りまくってお昼の不調を挽回させようと頑張ります。
 1時間ほど連チャンを楽しんで撤収準備です。私は荷物が多いために早めに切り上げましたが、遠いところから来たイノケンさんにはしばしの間、超入れ食いモードを楽しんでもらいました。イノケンさんの笑顔を見て私も気分が良くなったところで3時半頃、撤収しました。
 解禁日、まずまず我々を楽しませてくれたので、今年の網走湖も順調に釣れ続けると思います。この日釣れたワカサギは654匹。魚体が大きくずっしりと重かったのですが数はそれほど出ませんでした。いずれにしても場所の選択さえ誤りがなければ年末は3ケタは確実でしょうねえ。
 (参加者:キッシー、メガ弟さん、イノケンさん)
                     2007年12月22日の写真へGO!


2007年11月23日(金) 網走港第4埠頭 
 2週間ぶりの釣行です。もうアキアジ釣りなんてやめた!と、道具も半分くらい押し入れにしまい込んでいじけていた私でしたが、Eさんからのあたたかいお誘いで復活!
 それにしてもこの時期にアキアジ釣りはやったことありません。これまでは遅くても11月上旬でやめていました。この時期のアキアジって寒いしもう旬じゃないと思っていたんです。しかし埠頭がまずまず釣れているという話をEさんから聞くと黙っていられなくなりました。
 埠頭に着くとそこは冬景色。強風と地吹雪で釣りは無理じゃないの?と思わせるような光景です。それでも釣り人達の車で一杯なのはやはり釣れているからでしょうか、それとも今年の釣りに未練がある人たちだからでしょうか。
 6時過ぎ頃にようやく開始。Eさんととっちさん夫妻の合計4人でスタートです。相変わらずの吹雪模様なのですが追い風なのでまだ我慢できます。ラインやガイドに雪が付着して凍らないかちょっと心配でしたが、ガチガチになるほどの寒さではなかったのでセーフでした。
 7時過ぎ、周りで何となく釣れ始めた気配がしてきました。そんな矢先に私に1度目のアタリ。ウキが浮いたままスウッと横に動きましたがガチッとくわえ込むような感触ではありません。あわせられず残念。さらにその後2度目のアタリがあり、ウキが丸太のように横倒しにプッカプッカと浮かんでからかなり待っていると、グッと海面に吸い込まれていきました。そこであわせたんですがとっちさんのほうに向かってビュン!とルアーが飛んでいきました。すっぽ抜けです・・・。
 周りからはアタリがあっていいなあなどと冷やかされつつも、次のアタリを待ちます。すると7時半頃に再びウキが丸太のように浮かび上がってきました。この喰い上げている状態、大変気持ち悪いですね。それでも辛抱強く待っているとグッと吸い込まれて横に動いていきました。明確なあわせのタイミングです。Eさんのタモ入れにて、小振りのオスをゲットです。1ヶ月ぶりのゲットでした・・・。
 その後はメガ弟さんも合流し、釣り場がさらに賑やかになりました。周りでは何となくポツポツ程度で釣れていますが、釣れる場所がかなり限定されているようです。釣れている場所には地元のおじいちゃんおばあちゃん達が集合しています。見慣れた方々ですが、その中にサケおばさん(もうおばあさんかな?)もいて、元気そうだったのでうれしくなりました。
 釣れている場所ほどではないんですが、私たちの場所はそのすぐ横なのでたまにサケがやってきます。9時半頃にとっち奥さんがゲットして、さらに追加の2本目を釣ってからは釣り場が静かになったので、今日はこのまま終わりかな・・・と思い始めたころ、私に待望のアタリがやってきました。
 また例の如くウキがプカプカ浮かぶアタリで、隣のおじいちゃん達に励まされながらも吸い込まれた瞬間にあわせました。今度はいい魚体でかなり暴れましたがゲット。恥ずかしながら、今年度初めての複数本ゲットに感謝です。
 アキアジ釣れたということで、グッドサイズ連発のチカ釣りに移行。入れ食いで面白いように釣れます。多点掛けは当たり前なのでキープ限界数にあっという間に達しました。
 その後アタリもなかったEさんが2本釣り上げ、釣れていないのはとっちさんとメガ弟さんですが、メガ弟さんは私と奥さんの3人でチカ釣りばかりやっていたので、実質はとっちさんだけが釣れていない状況。まずいな・・・と思っていた14時過ぎにようやくとっちさんがゲットしてホッとしました。
 最終的にEさんはさらに1本、とっちさんは15時過ぎにもう1本追加し、昼過ぎに帰ったメガ弟さんは別にして全員複数本ゲットすることができました。これで私もようやくアキアジセットをしまい込み、ワカサギ釣りに向けて準備できそうです。長かったアキアジシーズン、ようやく終わりです。
 埠頭では1週間ほど前から釣れ始めて、19・20日がずいぶん爆釣したとのことです。サケ定置網漁が終了しましたからね。その後は爆釣まではいかず、ポツポツとほどほどに好調状態です。たまに群が来てポンポンポンッと釣れる感じです。
 今日は午前中あまりパッとしなかったようですが昼ごろから少しずつ釣れ始めてきたそうです。明日以降はどうなるでしょうかね・・・。このまましぼんでいくんでしょうかねえ。
 (参加者:キッシー、Eさん、とっちさん夫妻、メガ弟さん)
                     2007年11月23日の写真へGO!


2007年11月10日(土) オホーツク某所 
 オホーツクは氷点下!という悪条件ですが、今回はとっちさん、Eさん夫妻、イノケンさんが一緒ということで楽しみにしながら出撃です。昨日まではまずまず釣れていたというので期待感も強まります。
 薄明るくなった頃に現地到着しました。みんなで私の場所を確保してくれていたので感謝です。遅れてやって来た私を温かく迎えてくれました。かなり冷えていて時折雪がちらつくぐらい寒いのですが、完全防備の服装なので大丈夫でした。しかしフィッシンググローブから出ている指三本は冷たい!
 海はうねりがあり、たまに波の飛沫を受けます。やはり魚影は薄くて・・・と思ったら6時半頃にEさんにヒット、見事銀ピカオスをゲットできました。そこから程なくして私にもアタリがあり、グッと引っ張られるのを10秒ほど辛抱強く待ちましたが、ツンツン攻撃のみでスウッと離していきました。うーん、残念!!
 その後はとっちさんが8時過ぎにゲットしてほぼ終了・・・。全体数本しか釣れていないのに、まあよく釣れたなあ・・・。うらやましい! 周囲もほぼ釣れなくなって、イノケンさんと私はボウズの記録を増やしてしまうこととなりました。
 お昼過ぎに第5埠頭へ行き少々チカ釣りをするものの、サイズも数も期待していたほどでなくすぐに撃沈。今年の釣りは魚に恵まれないまま終わるのでしょうか・・・。
 というわけで、すでに私の頭の中はワカサギモードとなっております。今年も何か新兵器がほしいなあ。
 (参加者:キッシー、Eさん夫妻、とっちさん、イノケンさん)
                     2007年11月10日の写真へGO!


2007年10月27日(土) オホーツク某所 
 今回もEさんとの釣行です。Eさんが場所を確保して私の到着を待っていてくれました。先週に引き続き感謝です。昨日は釣れていたという情報をEさんが得ていたので期待も高まります。
 朝方は雨が降っていたので雨装備と寒さ対策を厳重にしての釣行。今年の週末はいい天気だったことは少ないですね。こんな日は防水デジカメが欲しくなるなあ。
 釣り場では夜のうちにルミコつけて散々キャストしている人たちがいましたが、今年は魚があまりいないので効果無しなんだけどね。曇っているので5時半頃までのんびりとEさんとおしゃべりタイム。
 足下が見える頃になって2人でキャスト開始です。しかし相変わらず静かなスタートで、期待はどんどんしぼんでいきます。それでも6時ちょっと前にEさんにヒット、終盤を思わせる小振りのアキアジをゲットです。Eさんはこの釣り場で浜一決定です。よし、次はオレだと思ったのもつかの間に相次いで近辺で2本ぐらい釣れただけで終了。また静かな状態へ・・・。
 朝方はまるっきりダメだったのですが、8時を過ぎてからポツポツ釣れるといった状態が続きます。何となく釣れそうな雰囲気はあるので頑張ります。たまにアタリはあるのですが「やわっこい」アタリで、これであわせていいのか?と思わせるような感じです。例えばウキが浮き上がって完全に横倒しになったりなど、喰いあげているような状態が多かったような・・・。
 結局9時過ぎにEさんが2本追加し、その後昼過ぎにもう1本追加して計4本に。Eさんはその他にライン切れ(今年3回目?)など計2回のバラシもありました。Eさんには本当にこれでもかっというくらいアキアジが釣れてしまいます。それに引き替え、私にはアタリは10回以上あったにもかかわらずバラシ2回のボウズとなりました。
 夕方までやって散々キャストし、肩が痛くなりました。Eさんとは同じルアー、同じ棚、同じエサまで使ってのこの結果なので、さすが名人といわれるだけあります。うーん、Eさんに乾杯、いや完敗です。最後に釣り人のプライドを捨ててEさんの釣り上げた銀ピカアキアジ1本いただきました、謝々でした。
 というか、最近人のアキアジもらってばかりいる自分って一体・・・。
 (参加者:キッシー、Eさん)
                              写真無し


2007年10月20日(土) オホーツク某所→常呂漁港 
 2週間ぶりの釣りです。3週間ぶりにアキアジを釣りたい、その一心での釣行です。この時期になって3週間サケ釣っていないなんて、初心者というか素人丸出しの頃と比べたってあり得ないことです。オホーツク方面は予想だにできないほどの不漁ということがいえるでしょう。
 今回はEさんとの釣行です。早朝にEさんと合流、場所をとってくれていたEさんに感謝です。夜のうちから話は弾みますが、今年の不漁についての嘆きが多かったかもしれません。雨が少々、風は強いですが久しぶりの釣行に腕がなります。
 薄暗いうちに近くで別の釣り人が1本ヒットするもバラシ。それ以後は静かなスタートです。明るくなってから散発的にヒットしていましたが、朝方は全体では5,6本程度と低調。期待はずれの出だしにガックシです。
 こんな状況ですから帰る人が続出。気がつくと釣り人は数えるほどしか残っていない・・・。魚がいないと釣り人もいなくなる、これは仕方がない成り行きです。
 こうなったらEさんとおしゃべりを楽しむしかありません。二人であぐらをかきながら食べ物の話などしていたときに妙な手応えを感じました。グッと持って行かれたので慌ててしまいました。釣れると思っていなかったので素っ頓狂な声を上げながらのヒットとなりました。
 きちんとあわせたか分からないほどだったので何度かあわせ直ししました。結構左右に暴れるのでおっかなびっくりでしたが、Eさんの差し出すタモの中に入り、3週間ぶりのゲットとなりました。この時期にしては意外と大型でしたので満足なゲットとなりました。それにしても3週間ぶり、そして全体少ない釣果の中でのゲット、うれしい1本です。
 Eさんはその後お昼近くになってアタリがありましたが、おしゃべりに夢中になっていたためか、それとも釣れることを予期していなかったためかうまくあわせることができませんでした。このアタリですが、1度目にあわせたけどのらず、その後すぐにまたウキが沈んで再度あわせたけれどヒットしませんでした。残念!
 その後お昼近くまで粘りましたが周りも含めて全然釣れず退却。厳しいオホーツクの現状を、身をもって体験することができました。
 その後とっちさんとメガ弟さんのいる常呂漁港へ。こちらもそんなに釣れていない様子。それまではノーヒットでしたが、私がカレーを食べにいっている間に2人で1本ずつメスをゲットしていました。やりますな・・・。
 そのメス2本は家のイクラが底をついた私がゲットし、しかもまだ釣れているようなので私も参戦することに。跳ねはたくさん見られるのですがそう簡単には釣ることができず、夕方に敗北宣言。古い群がほとんどの常呂漁港、厳しいですね。
 結局2つの釣り場でたっぷりと釣りを楽しんでしまいました。状況厳しい中で久しぶりにゲットできたということで、うれしい1日となりました。
 それにしても今年はアキアジたちがいません。このまま終わりを迎えるのか、それともドッと押し寄せることがあるのかわかりません。いずれにしてももう少しアキアジ釣りは続けないと気が済みませんね・・・。
 (参加者:キッシー、Eさん、とっちさん夫妻、メガ弟さん)
                               写真無し


2007年10月7日(日) 常呂漁港 
 目が覚めると寒くて車から出られない!という状況でした。私って寒がりなんですよね。とっちさんとイノケンさんには震えながら「先行ってて!」としか言えませんでした。それでもなんとか身支度を調えて釣り場へと向かいます。
 釣り場は混んでいました。新しい群が来るかもしれないという、単なる希望だけで集まった釣り人が多いような気がしました。私もそうですが・・・。暗いうちからルミコつけてキャストをガンガンしています。アキアジがたくさんいて密度が高かったら釣れるんですが、群が薄い状況でこんなにバンバンぶち込んでいたら寄ってこないんだけどね。
 薄明るくなってからキャスト開始です。遠く知床半島の方から朝日が舞い込んできました。景色は大変きれいなんですがやはり状況厳しく、周りで2,3本ゲットしているのを見ましたがほとんどの人はアタリすらない状態。それでもとっち奥さんにヒット!と思いきやバラシ。仲間内のヒットなのでみんなやる気は出ますがそれもそんなに長くは続かず、結局何となくキャストを続ける状態が続くのでした。
 昨日と同じく跳ねはどこでもたくさん見られますがアキアジは一向に釣り上げられません。漁港に入って時間が経過してスレてしまったようです。群自体も大きくはないみたいですね。
 特別にスーパーサイヤ人のフィギュアをコンビニで買って気合い十分だったんですが御利益は無し。爆釣の時によく飲んだ三ツ矢サイダーと赤飯おにぎりの効き目も無し、ニンニク栄養ドリンクも飲んだけど魚は寄ってこない、などとジンクスすらも全て効かず・・・。
 それでも昨日に引き続いてとっち奥さんがアキアジオスを釣り上げ、その後イノケンさんがメジカ級の銀ピカアキアジをゲット。このアキアジ、尾ビレに銀色の筋が入っていたので超銀ピカといったところ。釣り場の他の人たちも見に来るほどでした。
 私にもドスンというようなアタリが一度あり、寝ぼけていた体もその瞬間に起き上がりましたが、左右に大きく格闘してこれから寄せに入ろうといったところで痛恨のバラシ。ただ状況的にスレ掛かりしたんじゃないかなと思います。何となく逃げる動作がおかしかったしね。
 腹も減ったしということ11時頃で結局納竿。他の釣り人たちもどんどん帰って行きました。それでも入れ替わりに新しい釣り人たちがやって来ていました。おそらく他でも釣れていないのでここに来たのか、跳ねているんだったらそれを釣り上げてやろうというやる気満々の人たちでしょう。
 私は今日も朝から一生懸命頑張りましたがダメでした。アキアジたちがいないのが大きな原因であるのは間違いないのですが、それにしても釣りの神様の仕打ちはひどいものです。アキアジ釣りって簡単な釣りだと思うんですが、一生懸命やっても釣れないのがアキアジ釣り。今年の自分の状況や経過、思い、仕事のことなどが入り交じって、もちろん心は腐りました。
 昼飯を食べた後、イノケンさんとオホーツク某所へ。ここもそんなに釣れていない状況でしたが、澄み切る青空と空気、心地よい風、隣の人とのフレンドリーな関係、夕方の情景などが一つ一つ心に染み入り、ふるさとの温かいぬくもりに囲まれたような感じを受けました。結局ノーヒットで納竿となりましたが、腐った心がみるみる癒されていきました。
 次回はリベンジ編(予定)です。「いい釣りをしよう」そうイノケンさんとともに心に誓い、家路へと向かいました。あと、フィギュアは悟空でなくベジータのほうが良かったかな?
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、イノケンさん)
                     2007年10月7日の写真へGO!


2007年10月6日(土) 網走前浜 
 前日5日、とっちさんが以前からサケのブッコミ釣りを経験したいとの希望を聞いていたので、波がようやく収まった前浜に到着。毎日通っているおじちゃんおばちゃんたちの場所取りでほとんど場所がない状態ですが、なんとかなるかな。
 車で寝て待っていましたがイノケンさんととっちさん夫妻と合流し、一杯やります。イノケンさんは別の場所で明日は挑戦するとのことでした。波が収まり、やっとサーフの釣りができるとみんなで喜びました。ただ、最近は網走全体ほとんど釣れておらず、定置網もどんどんアキアジが減少しているとのこと。例年なら爆釣シーズンに入っているんだけどね。
 さて6日未明、まだ暗いうちから準備を始めます。砂浜に竿立てを1本ずつ差して竿を用意し、仕掛けをつけてエサをつけます。そして海に少し入っていってキャストする・・・、結構準備に時間がかかります。最初は寒いなと思っていましたが、着ていた上着を脱ぐほど汗をかいてしまったのでした。
 やっと全てキャストし終えたのは5時過ぎ頃だったでしょうか。両隣のおじちゃんおばちゃんたちは竿を10本ずつぐらい出しています。このブッコミ釣りっていうのは広大な場所を1人で占有するキツイ釣りだなあとあらためて思いました。あと隣のおばちゃんは・・・、まあいいです。
 変化があったのはちょうど6時頃。とっちさんの竿にメリメリしたアタリがありました。エッ!と思ってあわせてリールを巻きます。手応えがないのか、とっちさんはちょっと躊躇した感じでリールを巻いていましたが、波打ち際でアキアジが跳ねている!と認識したときにすっぽ抜けました。残念、掛かりどころが悪かったようです。
 周囲では離れたところで1本あがっただけで、これだけ両隣にずらっと竿が立ち並ぶ中でのヒットでしたので我々みんなビックリでした。ひょっとして今日釣れるかも?
 そのご6時半頃、今度は奥さんの竿に微妙な変化があったようで奥さんがあわせていました。感触が軽かったようなのですが、先ほど合流したメガ弟さんがアキアジが跳ねているよ!と奥さんに伝えてジャンジャン巻き上げることに。するとアキアジが波から顔を出してきました。とっち夫妻、ブッコミ釣りでの第1号となる記念すべきアキアジとなりました。
 さらにその後、隣のおじちゃんから竿立てが曲がっていると指摘を受けた奥さん。見てみると竿立てが見事に根本から曲がっている!ということはアキアジヒットです。とっちさんの竿でしたがとっちさんはキャストしに海に入っているところだったので、最初奥さんが竿をグッと引いてあわせました。リールを巻こうとしましたがハンドルがとっちさん用の向きに付いていたために私に竿を急に渡してきました。突然私とアキアジの格闘の始まりです。波打ち際まで引いてきましたがこれっておかしいしょ、とようやく戻ってきたとっちさんに竿を手渡して解決。無事にとっちさんがゲットすることができました。
 私にも来ないかなあと思っていたところ、心地よいアタリが竿先にあったのであわせると軽い!しかし何となくビクビクと・・・ウグイでした。サケのようなアタリでした。
 この後は静かな時間だけが流れ、私たちは計2本、周囲は未明に1本釣れただけで終了。聞いていた通り、アキアジは網走全体で釣れていないことがよく分かりました・・・。おしゃべりを散々楽しんで、昼ごろ納竿。
 昼食は喫茶店でとり、イノケンさんと合流した後にゆっくり常呂漁港へ。この日に出撃したQさんの話では、跳ねはたくさんあるんだけどほとんど釣れていないとのことでした。まあ、釣れているところは網走から遠いところだし、埠頭よりはマシだろうとのことで行くことにしました。
 現地は釣り人は確かにある程度多いのですが、跳ねの多さと比べてアキアジはそんなに釣れていませんでした。古い群が主体のようで、口を使ってくれないようでした。厳しい・・・。
 それでも漠然とルアーをキャストし続けます。そんなときにとっち奥さんにヒット、周囲のあまり釣れていないときに釣ってしまったのでうらやましそうにみんな見ていました。朝からノリノリです。
 暗くなった時点で納竿。私とイノケンさんは本日ボウズ。特に私は今時期になってもまだ飛んでいる常呂の蚊に手を刺される、車の中にお弁当の汁をこぼしてしまうなど、ドツボにはまっている感じでした。
 網走はどこもあまり釣れていないようなので釣り人たちのほとんどはボウズだろう、そう思うことで気を紛らわしながら2泊目の車中泊をし、明日の朝を待ちました。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、メガ弟さん)
                     2007年10月6日の写真へGO!


2007年9月30日(日) 常呂漁港 
 とっちさんとの約束の時間に起床。車の外に出てみると異常に寒く感じられ、体が携帯のバイブみたいに勝手に震えました。自分で止めようとしても止められません。ウインドブレーカーの上に冬用ウエアを着るという着膨れ状態で何とか体を持たせることとしました。それでも寒いけど。
 昨日の良かった場所を確保し、朝は複数本釣れるだろうと思っていました。それはうちらだけではなく他の人もそう思っているという証拠に、まだ暗いうちから釣り場はびっしり、もう入れないほどとなっていました。
 夜釣りの人も数人いてそのうちの一人にヒットしていましたので、明るくなり始めの頃の少々早い時間にほとんど全員がキャスト開始です。海の向こうには朝焼けとともに知床の山々が浮き上がってきました。燃えるような朝焼けです。
 そんなときにEさんにヒット、と思ったらまたしても痛恨のラインブレイク。アキアジが逃げていきました。しかもその後根掛かり・・・。私も根掛かりして、どうしようもなくラインを引っ張って切りました。すぐ足下に根掛かりポイントがあるようです。というか、ウキルアーで根掛かりってどういうこと? 具合悪いなあ・・・。
 それでもEさん、再びヒットです。昨日の鬱憤を晴らすようなヒットでした。うーん、さすがです。Eさんの奥さんもヒット、と思ったら根掛かり。その後私はもう一度根掛かりをして仕掛けをロスト。さっきのロストは波の力で自然に根から外れとっちさんが回収してくれたのですが、今度は最後まで引っかかったままで回収するのは不可能でした。
 そして今度こそということでEさんの奥さんがヒットし、なかなかいい魚体をゲットできました。ここまでヒットが連発しているように見えるのですが、釣り場全体を見渡すとほとんど釣れておらず、昨日の昼間よりヒットしておりません。どうしてかというと・・・海水が昨日と比べてコーヒー牛乳色、ひどく濁っている・・・。
 ということで今日もタイミング悪い釣り確定となりました。昨日は小爆発だった常呂漁港も、ひどい濁りのためにアウト。日が昇って暖かくなり、他の釣り人たちは次々と釣りをやめて去っていきます。今日の釣りはほぼ終了のけはいはプンプンと漂ってきました・・・。
 そんなときに釣れなさそうなポイントに向けてキャストしていた人にヒットしました。だけどみんな見向きもしません。どうせマグレだろうと・・・。だけど釣りたいので試しに私がキャストしてみると、その釣れなさそうなポイントで幾たびかの跳ねがありました。よく見ると私たちのキャストしていたほうより海が濁っていない!
 とっちさんも加わり、2,3度目のキャスト時にとっちさんに大きなアタリ、うーんヒットせず。食いが浅いのか針がかりが弱かったのかわかりません。えーっと言っていると次に私が足下でヒット、しかし数秒後にバラシ。さらに次のキャストで再びアタリがありあわせたのですが針がかりせず・・・。これはアキアジが溜まっている!
 それからすぐにとっちさんにヒットし、これはしっかり針がかかっていてゲットすることができました。ひどくはないとはいえ濁りは当然入っているし、日はかなり昇っているのでしっかり喰いはしてこないのですが、こんなにアキアジが果敢に喰ってくるということは、この場所にアキアジが大量に密集しているということですね。
 気がつくと他の釣り人たちも同じ方向へキャスト。ダラダラしていた釣り場に再びスイッチが入ったように活気と緊迫感が漂います。船があるのに多くの人がその隙間からキャストするものだから斜め投げなど多発。それでもバタバタとヒットし、小爆発の釣り堀状態となりました。
 ちょっと離れていたところで釣りをしていたQさんも登場し、跳ねが盛んなこの釣り堀のような場所の釣りを楽しみました。Qさんも私もヒットさせてなんとか今日のボウズを回避。魚を車に運んで戻ってきたときにはとっちさんがもう1本追加。Eさんもその後1本釣り上げて、最後の最後で良かったー、という釣りとなりました。このままだとガッカリして帰るところでした。
 30分ちょっとであまり釣れなくなって釣り堀状態はほぼ終了。一応対岸の場所でまだ跳ねが多く見られたのでEさんと昼前に行ってみましたが、昼にはお腹が空いてきたのでここで3日間の釣りを強制終了。
 1日1本のスローペース、3日間で3本、相変わらず周りが釣れている状況で私だけが釣れない!と感じることが多かった釣行となりましたが、ボウズの人もたくさんいるのだから我慢です。今年はまだ1日に複数本ということがないので、次回は是非この1本という壁から脱却したいと思います。
 とにかく今年のアキアジ釣りは、私の寿命を縮めるような苦しい釣行が多い・・・。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、Eさん夫妻)
                     2007年9月30日の写真へGO!


2007年9月29日(土) 網走港第5埠頭から常呂漁港 
 3時頃、底引き船の大音響で目が覚めました。エンジンの音はいつ聞いても大きいですね。この音を聞いてホッとしていました。この時化の海だと出航しないのではと思っていたからです。
 底引き船が出航し、明るくなりかけた頃に準備を始めました。するともう我慢できなくなってキャストしている人がいました。Eさんです。まだ暗い海に向かってキャストを始めていました。だけどEさん、人が釣れていない状況で釣ってしまうお人なのでなんだか釣れそうな気がします。
 とりあえず寒いし他にキャストしている人もいないので休んでいると、Eさんのロッドがシュワッと音を立て、その後すぐに「わっ!」と声がしました。駆けつけるとアキアジが食らいついたんだけどあわせた瞬間ラインブレイクしたようです。まだウキをつけたアキアジがジャブジャブ海面で暴れていましたが、その後スゥッと海中に没していきました。Eさん、痛恨のラインブレイクバラシとなりました。
 暗い中からそんな感じだったら釣れるよねえということで一斉にキャスト開始しましたが、アキアジのアタリは無し。ちょっと近くで数本ヒットしましたが、明るくなっても釣れない状態が続きました。
 まあ、もうちょっとで大きい群が入るさとみんなで固く信じていた頃、聞き慣れたエンジン音とともに見慣れた船が入ってきました。船名を見るとちょうど私たちの場所に停泊する底引き船・・・。やはり海は大変時化ていて、漁ができない底引き船は引き返してきたようです。
 実釣1時間あまりとなりました。第4埠頭も閉鎖中だし、あとは釣果は厳しいところばかり。時化ていてサーフも無理。網走ではもう釣りはできないな・・・ということです。一応船と船の間のロープのところで釣りにならないかなあとも思ったんですが、ロープが空中ブランコのように張られてその計画も頓挫。いろいろな情報とみんなとの相談の上、常呂漁港へ行くこととなりました。
 常呂漁港へ7時半頃に到着。釣り人は確かに多いですがびっしりという感じではありません。入れる場所がなかったらどうしようと思っていたのですが一安心。早速釣れているかどうか見たり聞いたりしてみたところ、朝のうちは釣れていたけどちょうど釣れなくなったとのこと。ゲゲッ、タイミングをまた外したようです・・・。
 5人で入れるような場所は空いていませんでしたので、それぞれ別々に入ることとしました。釣り座を確保してキャスト開始です。
 周囲では隣の人の含めて2,3本ヒットしましたが、それほどやる気をグングンあげるような雰囲気ではありません。やはりピークを過ぎたという感じです。そんなころにメガ弟さんが到着。談笑しているうちに私の隣のおじいちゃんにヒットです。やっぱり真面目に投げていないと釣れないよと励まされ、やる気を出してキャスト再開です。
 メガ弟さんが偵察活動で「あの場所が釣れているねえ。」と教えてくれました。こうなったら絶対釣り上げてやると燃えていましたので、場所が空いたことを確認してダッシュでそちらへ向かいます。釣り座を確保してキャスト再々開です。
 ピークは完全に過ぎていましたが、確かに最初の場所よりは釣れています。時間の経過とともに周囲では次々とヒットし、私の両隣3,4人は2,3本釣り上げました。なのに私はまだノーヒット。新しい釣り人も入ってきて、その人たちも次々にヒットしていきました。まさにサンドイッチ攻撃です。ひょっとしてしなくても私、またまた乗り遅れている・・・。
 メガ弟さんもいろいろな声かけで励ましてくれますが、それでもヒットしません。気がつくと隣の人は私が来てから3本釣っています。次はメスが欲しいとか仲間同士で言っていましたが、私はオスメス関係なくとにかくヒットして欲しい・・・。
 この釣り場からはとっちさん夫妻とEさんが見えます。あっちはそんなに釣れないだろうなあとチラチラと気にしながらも見ていると、とっちさんがなにやら長いロッドでファイトしています。どうやら柔らかい磯竿でのウキフカセで釣ったらしい・・・。再び、隣のおじさんにあわせてもらってのヒット、そして奥さんのヒット・・・。本当はこっちで早々に釣り上げて凱旋する予定だったのに、2時間くらいたっても私には釣れないよー!
 メガ弟さんは今回ロッドを出すつもりはなかったようですが、しびれを切らしてロッドを持ってきて私の横でキャストすることになりました。両隣が釣れてしまうというサンドイッチ攻撃から私を助けるということです。二人で遠投大会と称して遠投をして気を紛らわせながらのキャストとなりました。
 そんな昼過ぎに、遠投した私のウキがグッと沈み込みました。リールのハンドルに重みを感じたところで大きくあわせます。やっとのヒットです。本当にこんなパターンが多く、自分がとっても切ない釣りです。なんとかオスゲットとなりました。お腹が減ったのでここでこの場所での釣りは中止し、昼食を食べに行くこととしました。
 遅い昼食後、私はまた新しい釣り場を求めてみんなと違う場所へ。ここもほどほどにまだ釣れています。朝方はかなり良かったらしいです。それにしても今日は何回釣り場を変えているんだろう。
 そこではアタリがあったもののノーヒット。もう慣れました・・・。そのうちとっちさん夫妻やメガ弟さんもこちらへ合流し、なんとメガ弟さんはお遊びで出した1000円ちょっとのライン付きリールのセット竿でヒット。ラインは3号、ロッドは短いので一体どういうファイトになるのかなあとかなり期待して駆けつけましたがバラシ、残念。
 朝からこの場所はかなり釣れていたとの情報だったので、明日はここでやることにし、すぐ近くで車中泊。3日目の爆釣を確信しながら寝ることとしました。頻繁に降った雨も明日はそう降らないだろう、そして何より苦しい釣りから脱却することを願う・・・。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、Eさん夫妻、メガ弟さん)
                     2007年9月29日の写真へGO!


2007年9月28日(金) 網走港第5埠頭 
 紅葉も始まり気温もどんどん低くなってきています。もう9月も終わり。アキアジ戦線も中盤どころか終盤に突入しようとしているかもしれない、そんな思いを持って出撃です。
 現地に着くと釣り座がないほどに人がびっしり。第4埠頭は相変わらず閉鎖中。釣り人たちの行く先がない状態ですので第5埠頭に集中しているようです。明日の釣り座の確保のために釣りながら様子を見ようと、人がたくさんいる隅っこのほうで準備をしました。
 1時間ほどキャストしてみましたが自分だけでなく周りも変化無し。ウグイの猛攻がウキを上下させるだけ。隣の人がウグイを釣ってぶん投げていましたが、リリースしてあげないとね。
 アキアジ狙いの人はもちろん多いのですが、チカ釣りを黙々とやっているおじいちゃんがコンスタントに釣れているだけです。寒くなってきたしチカ釣りの装備は持ってきていないし、ということで休憩時間。車の中に入りました。
 第4埠頭は明日も開放しないようだし、第5埠頭もこんな調子ならやる気は失せてきて、もう帰ろうかなという気持ちになってきました。まあ、せっかく来たんだからあと1時間くらいはこの釣れなさそうなポイントでロッドを振ってみようと思いました。
 キャストし始めてすぐに近くのお姉さんにヒット。釣れない雰囲気でよく釣れたなあと思っていたところ、周囲が何となく釣れ始めました。隣の人にヒット、4,5人右のお姉ちゃんにヒット、3,4人左のおばちゃんにヒット、隣の人に再びヒット、5,6人右のお姉ちゃんと6,7人左のお姉ちゃんにダブルヒット、隣のおじいさんにヒットしたがバラシ、隣の人が3本目ヒット・・・。えっ! ひょっとしてこの周辺釣れている・・・。さらに私、またまた乗り遅れた?
 そんなキリキリしている状態でしたが、この場所に底引き船が戻ってくると漁組から放送。ここでジ・エンド。いつもこんなパターンになってしまうのはどうしてでしょうか。
 明日の場所を確保するためにフラフラと離れた場所へ行ってみると、おじちゃんたちが道具の準備をしていました。船が来る前に何回か投げてみようとのことでした。この場所は大丈夫だなあとのことで私も2,3投のつもりでキャスト。
 一投目でアタリがあったなあと思ったら皆さんに連続ヒット。急に大きい群が入ったようです。跳ねやらモジリやら数々見えます。二投目で私の足下で吸い込まれるアタリがあり、ようやくヒットです。何とか最後の最後で中型のメスをゲットできました。今年は苦しんで最後にようやくという釣りが非常に多い。こういう運命なんですね・・・。
 底引き船が入港し、作業を行っていました。寒い中ずっと待って、ようやく場所を確保。Eさんととっちさん夫妻が来るのを寂しく待ちました。時化ていて底引き船が出航しないのではないかとの不安もありましたが、今日の様子から明日はひょっとして複数本釣れるのではないかと期待に満ちあふれながらの車中泊となりました。
 えーと、キリキリした釣りとなりましたので写真は撮る余裕はありませんでした。

 (参加者:キッシー)
                            写真無し


2007年9月23日(日) 網走港第4埠頭 
 薄明るくなってきてから二日酔いのメンバーが次々と起きてきました。私ももちろんその一人。挨拶を交わしながら準備を進めます。それにしても凄い人の数、びっしりです。
 今朝は私たちもかなりの大人数です。とっち夫妻、ウルシさんファミリーとお友達、チカさん、ミノルさん、レガオさん、ギャンくん、その後キムさん。釣り場がかなり賑やかになりそうですが、かんじんのアキアジは昨日の様子から見ても厳しそうです。
 朝一発で近くの釣り人にヒットしていましたが我々にはヒットしません。昨日と同じ超薄の状態でスタートです。「釣れないねえ」「魚いないねえ」がいつの間にか合い言葉になっていました。私たちのお隣さんも網走最悪の日だねなどといいながらフレンドリーな感じでしたので楽しい雰囲気です。
 そんなときはおしゃべりでもして楽しむほかありません。一番話題になったのはキムさんのタモとエサでした。持ってきたタモはどう見ても海面に届かないもの、エサはワームの真似をした輪ゴムで、みんなの笑いをとっていました。タモはともかく、輪ゴムをエサにしてアキアジを釣ろうというのは面白いです。
 埠頭全体の様子はとても長いので良くは分からないのだが、私たちの周りではポツポツ以下、かなりの激渋状態でした。そんな中ウルシさんJrにヒット、待望のゲットにみんな気合いが入るが再び静寂が訪れます。
 埠頭はマッタリモード、時間だけが過ぎていきます。メガ弟さんがふらりと現れ、とっちさんのチカ竿を拝借してチカをたくさん釣り上げました。チカはなかなか仕掛けをくわえてくれず、難しい釣りでした。コマセがないと厳しいね。それ以外は私の垂らしていたウキフカセの仕掛けにマスがひとかじりしただけでした。
 このまま帰るのもいいかもしれないなあと思っているところにキムさんがヒット! 仕掛けのエサは輪ゴムなだけにみんなビックリして注視します。遠投でのヒットに大暴れします。寄せに入ろうかというときにロッドの曲がりが急に弱くなりました。バラシです。しかし、輪ゴムに来たというのはかなりの衝撃をみんなに与えました・・・。
 ここでトイレタイムです。心配しながら見守っているとようやく茶糞が出て・・・感動です。私の「運」上昇です。一安心しながらみんなにも報告。
 静かな中でウルシさんにヒットし、他にもポツポツ釣れてきたので、昼になって新しい群が来たのかなと感じさせる雰囲気が漂い始めました。こうなるとみんな頑張ってキャストします。するとウルシさんの奥さんに待望のヒットです。いいなあとそのヒットを眺めた瞬間、私にもググッとアタリがありました。私にもヒット?
 非常に元気の良いアキアジで、なかなか観念して近寄っては来ません。なんとかタモの中に入りゲットです。昨日のリベンジを何とか果たせました。魚体は銀ピカではなかったのですが、ミノルさんにおあずけすることとなりました。
 そしてもうお昼だし帰ろうと話をしていました。とっち夫妻は最後の1投だと言ってキャスト。するとその最後の1投でとっち奥さんにアタリがありました。いい魚体でなかなかいいファイトをしていました。動画を撮ったのですが、そのときに休日の復讐をするのを忘れて撮っていました。くやしい!
 お昼も過ぎたことだし何とか1本釣ったのでここで3日間に渡る釣行を終えることとしました。ドラマチックな展開に笑いっぱなしでしたが、楽しい3日間となりました。茶糞も出たしね。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、ウルシさんファミリー、チカさん、ミノルさん、キムさん、レガオさん、ギャンくん)
                     2007年9月23日の写真へGO!


2007年9月22日(土) 網走港第5埠頭 
 底引き船がゴンゴンと音を立てて出航していきました。その音で一度目を覚ましましたがまだ暗いのでマッタリと横になっていました。明るくなり始めた頃に願いを込めてトイレへ。まだ白糞だったので気落ちしながらもいそいそと準備を始めました。
 キャスト前も、し始めても、静かな海でした。その静寂を邪魔してくるのはヒョコヒョコとエサを引っ張るウグイのみです。昨日の群はとっくにどこかへ行き、新しい群は入ってこないのでした。釣れない状態が続く・・・。
 それでもちょっと離れたところで続けざまに2本釣れました。新しい群が入ったようで銀ピカのいい魚体です。うちらも気合いを入れてキャストします。しかしすぐさま静寂が訪れました。群は薄い・・・。
 そんなとき静寂を破ったのはとっちさんでした。とっちさんのウキがピョコピョコ沈んでいるのでまたウグイかなと思って見ていたら、いきなりロッドをビュンと音を立ててあわせたのでこちらもビックリ。するっとタモの中に入りゲット。まずまずの魚体です。
 アキアジ超薄の中の貴重な1本、周りからもオレからも羨望のまなざしで見られたアキアジとなりました。うらやましいので私も気合いを入れて再開します。するとまたウグイが突っついてきます。いい引っ張り具合だなあと思っていたところ、グッとウキが引っ張られ・・・アキアジヒットです。よーし!
 自分でタモ入れしたくて、隣の人の申し出を丁重にお断りしてタモを抱えます。あともう少しで入るというところでとっち奥さんが突然、「そこでバレル!」とアキアジ指さして声をかけました。すると写真撮影していたとっちさんの胸に向かってポーンとルアーが吹っ飛んできました。バラシです・・・。
 なんてひどいことを言うのだろうと考える間もなく、再びとっち奥さんから捨て台詞のように「今のはきれいな魚だったね。」と・・・、衝撃が走りました。とっち奥さんに何か悪いことしたのかと思いました。奥様は魔女です。
 その後は8時頃にホタテ漁船が多数帰港して釣り人は一度撤去しましたが、ウチらの場所は大丈夫でした。第4も朝に3分の1程度開放しましたがすぐにびっしり。釣れない状況は同じようです。第5は人が大きく入れ替わりましたが釣れない状況は昼を過ぎても同じ。いい場所に入った知り合いの人が3本釣っていましたが、強い風と釣れない状況にただマッタリとするだけとなりました。
 イノケンさんが別の釣り場からこちらへやってきました。昨夕は1本釣れたんですが今日は波がひどくてダメだったそうです。ウルシさんもやって来ておしゃべりして楽しみました。
 アキアジの代わりにチカがたくさんいて、網ですくうおばちゃんが現れたりしていました。とっちさんも昼ごろにサビキを調達し釣っていました。アキアジよりもいいかもしれませんね。
 夕方、ウルシさんから第4の残りの部分が解放されたとの連絡が入りました。ちょうど漁協の放送で底引き船が帰ってくるので撤去してくれ、とのことなので、急いで第4へ。ウルシさんと協力して場所を確保。近くの人にヒットしたのでアキアジは第5よりはいそうです。
 その後チカさんとミノルさん、続けてレガオさんとギャンくんが合流し、賑やかで楽しい釣り場となりました。強い追い風なのでルアーがとんでもなく遠いところまで飛んでいきます。
 暗くなって釣り終了。街へ出撃し飲んで食べて再び埠頭へ。埠頭ではウルシさんファミリー主催の宴会が続いていましたが私はダウン。2日目となるジムニー車中泊、まだ白糞が出るボディーをいたわるかのように早く睡眠。明日こそ釣れて欲しい、そして茶糞が出て欲しい・・・と思いながら横たわりました。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻)
                     2007年9月22日の写真へGO!


2007年9月21日(金) 網走港第5埠頭 
 人間ドックでバリウムを飲んで腹がゴロゴロいっている状態で、夕まずめに埠頭に到着。全部出ききっていないのでお尻のゆるみに気をつけなければならないという、緊張感を持った釣行です。
 場所はびっしり埋まっているようですが、ちょうど老夫婦が帰り支度をしていたので話しかけ、場所を確保。ちょうど私の入った場所の周りは釣れています。本日の午後から群が入り始めたとのことです。用意している間にもお隣さんがヒットしたりしています。
 支度を終えてキャストすると早速アタリがあります。ウグイです。たまにウキを海の中に引きずりこむのでドキッとさせられます。
 そんな中、仕事帰りっぽいサラリーマンの方に話しかけられました。ウキがなくても釣れますかとのことでしたので、もちろん釣れますよと答えました。その仕事帰りの格好のままにルアーをキャスト、その数投後にヒット! タモがなかったようなので隣のおじさんに借りてゲット。
 そのぐらい釣れているんですが・・・私には釣れません。ルアーや棚を変えてもダメ。そのうち漁協から放送がかかり、底引き船が入ってくるのでみんな撤去してくれとのこと。私の隣3,4人ずつみんな1,2本釣っているのにねえ。
 必死こいて頑張っていたために写真は無し。しまいには雨がザーザー降ってきて、濡れながらも新しい場所を確保。トイレに行って白糞も出し、明日こそは何とかしてやるぞと誓いながらの車中泊となりました。
 (参加者:キッシー)
                            写真無し


2007年9月16日(日) 網走某河口 
 朝といってももちろん周囲は真っ暗の中起床。準備をして河口横のサーフへ行くとすでにルミコをつけた釣り人たち多数がすでにキャストしていました。雨が降ってびしょ濡れになりながら凄いパワーです。
 とりあえずちょっと離れた場所に三脚とロッドを置き、立って場所を確保。どんどん人が入ってきて、砂浜で座っていたら釣り座がなくなる感じです。とっちさんやイノケンさんを探しても暗いのでどこなのか分かりません。
 それでも暗い中、1本だけ釣れるのを見ました。私も一応2,3キャストしましたがルミコをつけていないのでどこに自分のウキがあるか分からない状態。すぐにやめてずっと立っていました。というより、こんなにたくさんの人がキャストしているのでアキアジたちはビックリして散っているんだろうなあと思いました。
 何とか周りが見える頃になってキャスト開始。ポツポツと釣れるのですが、すでにアキアジたちは河口に居付いている口を使わない集団になっているようです。新しい群は来ていないようですね。
 結局、たくさんの釣り人たちが肩を寄せながら大変狭い中でキャストを繰り返し、たまーにブナっぽいのが釣れるだけ。雨は正面から降ってくるし昨日と比べて波が高くて全身ずぶ濡れでドブネズミとなりました。
 6時半頃に名誉ある撤退。昨日頑張りすぎたのでもういいでしょう・・・。
 その後埠頭の感動市場にて4人で朝ご飯を食べに行きました。かなりお腹が減っていたのでたくさん食べました。たまにはこんな釣り後の一時を楽しむのもいいのかもしれません。
 ちょうどオホーツクは中間休みみたいな感じです。前期群と後期群の境目かもしれませんね。先週の土日にドッとアキアジたちが来て以来釣れていたのですが、ちょうど釣れなくなったタイミングで私たちは入釣したようです。
 まあ、こんなことも慣れっこだけどね。まだ今季2本なんだけど・・・。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、イノケンさん)
                     2007年9月16日の写真へGO!


2007年9月15日(土) 網走港第4埠頭・某河口 
 14日の夕まずめに到着し、偵察と実績作り両方が狙いです。そして明日の朝の分の場所も確保しないと、そう思いながら埠頭に着くと人でびっしりでした。何とか2人分程度の隙間を確保。早速実釣です。
 夕まずめ時、ほとんど釣れない状態でした。もちろん私にもアタリはありません。最終的には何か引っかかったようなアタリが1度あったのみで夕まずめ終了です。全体で1本ほど釣れたのは見たのですが・・・。一昨日は良かったらしいのですが今日は不発だったとのこと。明日の朝も厳しそうです。
 さて、15日分の場所はシーバスさんと偶然であったのがきっかけでシーバスさんのお父さんが場所を提供してくれて確保終了。私たち4人分、明日の朝はゆとりをもって釣りができます。暗くなってからシーバスさんはお友だちと一緒にロックフィッシュしたりして楽しんでいました。その後はイノケンさんととっちさんたちが到着し軽く宴会。
 15日、そんなに寒くもない朝を迎えました。明るくなってから釣り開始しましたが、周りも私たちもほとんど釣れない状態で予想通り厳しい状態でした。たまに群は通るのですがルアーを避けて通ります。たまーにどこかで釣れるような感じで、何となく釣れる場所が固定されているような・・・。
 エサを変えるときにちょうど群が通ったのでイカの短冊をその群の間に落とすと、何とそのイカをパクリとくわえていきました。これは!と思い急遽ウキフカセ釣りの用意です。早速垂らして群を待ちました。
 それからまもなく7時前頃、はぐれマスがやってきました。とっちさんもフカセを投入していたのですが、とっちさんの仕掛けに興味を持ちクルリと見つめながら1周しました。惜しい!そしてその隣の私の仕掛けにやってきてくるっと反転してパクッ!とくわえました。マスが現れてから実況中継しながらの釣りで本当にくわえたものだからみんなで大笑い。サクッと釣り上げてすぐリリース。
 その後はたまに魚が寄ってきてくわえそうになったりするのですがなかなか釣れず。今日はアキアジ釣れないなあとあきらめてきた9時前頃にとっち奥さんがやってくれました。重量級のアキアジをヒットです。暴れて行ったり来たりしましたがネットイン、奥さんにとって今年初アキアジになりました。顔は怖くなっていても初物、みんなで祝福しました。
 風向きが変わって雲行きが怪しくなってきました。今日は13時にゲートが閉まるし、もう釣るのは難しいなあと思っていたころ、またまたとっち奥さんがヒット、今度は着水と同時にアタリがあったということでうれしいヒットです。難なくネットイン、2本目はいい魚体のアキアジでした。
 それからは何も音沙汰はなく、雨がポツポツ降ってきてやる気も根性もなくなってしまいました。結局とっち奥さんは2本ゲットで一人輝いておりました。イノケンさんととっちさんはノーヒット、シーバスさんのお友達が1本、別のお友達とシーバスさんが1バラシという結果でした。

 埠頭を後にし、昼食を食べた後は釣果は下がり気味という近くの某河口へ。ジムニーが大喜びの深い砂浜を、車体を揺らしながら進みます。かなりの長距離を埋まりそうになりながら走りました。面白い!!普通の車は絶対入っていけませんね。河口に着くと人がたくさんいましたが入れるスペースはありました。早速再挑戦です。
 アキアジたちはたくさん跳ねているのですが新しい群ではなくこの河口に居付いている古い群のようです。全然食いついてこないサケたちにイライラしながらも場所を移動しつつキャストを繰り返しましたが全然ダメ。群の中に何度もルアーが通るのですが・・・。一度アタリがあったものの早アワセをしてしまいアウト。レガオさんとシーバスさんも途中参戦しましたが、結局私たちは全員ノーヒットで終了です。結構頑張ったんだけどね。周りの人たちもそんなに釣れておらず、明日の朝もあまり期待できそうもないようです。
 まあ、それでも朝なら1本ぐらい釣れるだろうと思いつつ現地で就寝。雨が降る中寂しく消灯。2匹ほど車に入った蚊がいて悩まされました。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、イノケンさん、シーバスさん他)
                     2007年9月15日の写真へGO!


2007年9月9日(日) 網走港第4埠頭 
 久しぶりの釣行です。8日の台風直撃の時に太平洋に行く予定を立てたのですが、チビが熱を出して断念。悶々としたお休みを過ごしていました。仕事もたっぷりあったしね。台風もちょうどオホーツクを抜ける頃でした。
 しかし台風はオホーツク方面にとっては報道されているほどではなく、程良い時化を運んできてくれたので、これは釣れるぞとチビの熱が下がったのをいいことに夕方強行釣行です。
 情報ではポツポツ程度とのことでしたので、基本的に夕まずめで場所を確保し早朝一発勝負の作戦でした。16時過ぎに現地に着くと私の好きな場所に一人分のスペースがありました。早速用意してキャスト開始。周囲では確かにあまり釣れてなく、たまにヒットする程度でした。だけど釣れない雰囲気はそんなに感じられないので集中してリールを巻きます。何より久しぶりの釣行なので気合いも入るのです。
 そんな夕まずめ、レガオさんがふらりと私の背後に。シーバスさんとウグイマスターさんと一緒の釣行だったそうで、ちょうど私の横の人も帰り支度だったのでそこに入ることになり、賑やかな釣り場となりました。そんなときにお隣の人にヒットしたので私がタモ入れをしたのですが運悪く失敗。私も少々凹みます。
 しかしサケの群は少しばかり多くなってきているようで、たまに足下を通過したり沖にモジリが見えたりするのが多くなりました。シーバスさんが2度ほどアタリがあったもののあわせ失敗でがっかりでした。レガオさんたちは柔らかいエサを使っていたためにウグイの攻撃も激しく、すぐエサがなくなってしまうという状態で大変でした。
 そんなころ私にもアタリがありました。ウグイのような柔らかい反応だったのでエサとられてる・・・と話していたのですがグッと持って行かれたのでサケでした。意外とそんなに抵抗せずにスルスルと寄ってきたのでマスか?と思ったんですが、アキアジのメスでした。レガオさんのタモ入れで無事ゲットです。ほどほどの魚体で満足です。
 その後は急に暗くなり、トラウトマスターズたちはロック活動。目の前で数匹釣ったあと、場所移動していきました。私は泊まる用意をしてカレーを食べます。20時過ぎには一度横になったのですが、天気予報では朝に雨が降るとのこと。仕事も早いし、朝7時にゲートが閉まるし、夕まずめに1本釣れて満足したということもあって退却を決意。逃げるように自宅へ帰りました。
 サケ釣り、まだまだこれからだよね。無理して釣りすることないよね・・・。
 (参加者:キッシー、トラウトマスターズのみなさん)
                     2007年9月9日の写真へGO!


2007年8月26日(日) 十勝太平洋 
 引き続き泊まり込んでの釣りとなります。イノケンさんととっち夫妻はそれぞれテントを持ち込んでそのままキャンプ?です。私はツーリングテントなんて持っていないので愛車まで戻ります。自転車でなかったら戻りたくない距離です。
 早朝、霧がかかって視界が悪い中での準備。そして非常に寒い・・・。意外と釣り場に隙間があるのが目立ちます。しかも垂らし釣りが多いので人も少なく見えます。準備を終えて後はキャストするだけでしたが、昨日は朝まずめはほとんど釣れなかったとの話だったので戦意もそんなに高くはありません。何よりも昨日ゲットしていたので余裕があるのかもしれませんね。
 それでも薄明るくなってきているので、まずめ用の今年の新兵器をキャスト。いい感じで目立ってくれています。しかしやはりお魚が少ないようで、ずっと遠くまで続いている垂らし釣りの人たちにもヒットはないようでした。それでも散発的にヒットが見えるようになってきました。
 そうなるとちょっとは頑張るようにしていたんですが、この状態は昨日の夕まずめよりずっと釣れない感じ。あとからドッと群でも入ってこないかなあと考えていた矢先、イノケンさんにヒットです。こちらにも魚がいたようです。みんなに写真を撮られた後、無事にネットイン。やはり銀ピカです。
 本腰を入れて再びキャストを繰り返しましたが、釣り場全体の釣果はそれから下降線。そうなるとどんどん眠たくなり、ついにはイノケンさんのマットの上で横になり小1時間ほど寝てしまいました。
 異常に暑くて目が覚めるともう8時半。寒くて上着を二重にしていましたが、汗ダラダラでした。まだ眠たかったのですが・・・。釣り場は依然として釣れないモードが支配しています。私もたまーにキャストしてはすぐやめるという、いわゆるダラダラモードへ移行。釣れないと食べる時間も増えますので太りそうです。
 結局正午過ぎまでこんな感じ。定置網が入ると激減するのか、それとも今日だけの気まぐれなのかは、初めてこの釣り場に入った人間には分かるはずもないんですが、ふらっと現れたベテランの釣り人が断言して言うには、工事の影響で「明日からここは入れないよ。」とのことでした。
 十勝の釣りってオホーツクと違うなあと思い知らされました。港でのブッコミが非常に多いのにビックリ。砂浜だけではないんですね。三脚に投げ釣り竿、カレイ釣りのようでした。そして一人あたりの垂らし釣りの本数の多さ。網走方面でやるときは最小限の本数にしてほしいと思いました。
 居付きアザラシのコロちゃんは見れませんでしたが、イルカも見たし海岸線がきれいだった太平洋。銀ピカの異常なくらいの多さに驚き、十勝の釣りに驚き、そして新鮮な気分を味わえました。遠征っていいですね。また今度行くんじゃないかな。イノケンさん、とっちさん、どうもでした。 
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、イノケンさん)
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2007年8月25日(土) 十勝太平洋 
 太平洋で行う初めてのアキアジ釣り、距離がかなり離れているので最初は尻込みしてしまいました。とっちさんから誘われての釣行、地名を聞いてまずは地図とにらめっこしました。それにしても太平洋か・・・、ビッグです。ハワイなんかともつながっているんだよなあ。
 十勝って場所取りが大変で釣る場所がないというイメージでしたので大丈夫かなと思ったんですが・・・。ブッコミと垂らし釣りの中でウキルアーできるのか? しかも太平洋で釣るのは初めてです。まあ、とにかく教えられたとおりに出発です。
 夕方に目的地に到着。すでにとっちさんの車がありましたので身支度を終わらせて歩きます。身支度は大変でした。アザラシが出るということでスカリは使えない、そこでクーラーボックスを持って行かなくてはなりません。そしてかなり歩かなくてはならないということでした。荷物と体力と精神力もたっぷりと用意する必要がある釣り場です。
 自転車で荷物を引っ張りながら何とか現場到着。イノケンさんととっち夫妻がすでに夕まずめに向けてキャストをしていました。私は明日の朝狙いでしたのでダラダラしていると、イノケンさんにヒット、あっという間に私の差し出すタモにネットインです。うーん、銀ピカのいい魚体です。
 うらやましいのですぐさま準備をして釣り開始です。するととっち奥さんにアタリがあったのですがフッキングせず。次にとっちさんにヒットしてこれはゲット。さらに私にもアタリがあったのですが痛恨のすっぽ抜け。早アワセしたつもりではなかったんだけどね。
 今日は無理だな・・・と思っていたところ、再びアタリがあったのでじっくり待ってフックオン、元気のいいオスが暴れてくれます。釣り場も広いしロッドが海面に突っ込むように曲がるのでドラグを少々ゆるめにしました。遊ばせながらもイノケンさんの差し出すタモの中にネットインです。
 太平洋で銀ピカアキアジを何とか釣り上げることができました。無事に太平洋戦争、前半戦を折り返しです。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、イノケンさん)
                     2007年8月25日の写真へGO!



2007年8月15日(水) 網走鱒浦漁港 
 引き続き、朝まずめ狙いの釣行です。夕まずめは群もそんなに多くはなく沖に溜まっているような状況ではなかったので、あまり期待せずの釣行です。別な場所という選択もあったんですが、やはり網走を一度ぐらい攻めてみないとね・・・。
 暗いうちから悩まされた問題が2つ。まずは暑いんです。ここ数日の猛暑は夜も熱帯夜にしています。スタミナ切れになりそうな予感です。もう一つが蚊です。ここ鱒浦漁港の蚊は匹数も多いししつこいことで有名です。常呂漁港の次にひどいと思います。体中に虫除けを塗り、自分なりに万全の用意をしていると思っていたんですがそれでも5,6カ所刺されてしまいました。
 悩まされつつも、薄暗くなったところで試しにウキフカセを実行。知床であれば大体の人がキャストする時間であったので始めてみましたが、マスの跳ねもモジリもなくすぐ飽きてしまって終了。仕掛けが流されるのもイヤでした。
 ずいぶん明るくなってからほとんどの人がルアーをキャストし始めましたが、まるっきり沈黙でした。たまーにヒットしやる気を少し起こしてくれますが、すぐに自分に群がる数十匹の蚊が気になるし釣れないもんだから飽きてしまいます。
 結局朝まずめの段階では、全体150人ぐらいの中10本ちょっと程度。散発的で場所が決まっていました。ちなみに昨日の夕まずめに入ったポイントが数本釣れていたので、とっちさんと2人で少々うなだれました・・・。
 最終戦の網走にさんざんな目に遭いました。2年前の鱒浦ではずいぶんとラインブレイクを連発させられた苦い思い出があり、リベンジという意味もあったんですがまた来年以降に持ち越しとなりました。
 試しに第4埠頭を偵察してみました。するとガラ空きです。一等地に釣り人がいない状態でした。跳ねが見られたのでとっちさんと2人で一応キャストしてみましたがもちろん無反応。そしてなにより暑すぎます。猛暑です。すぐ車に避難してエアコンの風を浴びました。それがささやかな幸せでした・・・。
 それにしても鱒浦の蚊はひどい。そして他の地域では結構釣れているのに網走地区はホントに釣れてないね・・・。
 (参加者:キッシー、とっちさん)
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2007年8月14日(火) 網走鱒浦漁港 
 知床にずいぶん行った今年でしたが、最終戦は網走だと初めから思っていました。今年一番釣れているところはずばり鱒浦漁港でした。しかし、第4埠頭も含めて釣果がどんどん先細りという話でしたので不安になりながらもまずは夕まずめです。
 夕まずめの時間帯に到着です。この猛暑の中でもずいぶんと人はいます。鱒浦は例年、沖に群が溜まるので遠距離攻撃タックルで臨みます。モンリミと重武装のルアーを持ち込みました。
 残念ながら遠距離攻撃の想定は外れ、前日は多く見えていたといわれている群はそんなに多くは見られませんでした。遙か彼方数百m先、たまにモジリが見えるだけで実際は絶対届くわけでもなく、意外と足下近くをたまーに群が通ります。
 まずはルアーで挑戦しました。何投かしているとアタリがあったのでルアーを見ると、3,4匹のマスが追いかけてきて鼻先でアタックしていました。喰ったと思ったらすぐ離脱を繰り返し、結局のらず。
 周りもほとんど釣れていない状況なので、しばらくしてフカセ釣りに変更。何度か群を見ているのでルートは分かります。私の仕掛けの周りを1周して鼻先でツンと突っついたマスが1匹いただけで、他の群には完全に無視され続けました。
 というわけで私は2アタリで夕まずめは終了です。しかし一緒に釣行したシーバスさんは立派なオスをサクッとヒットさせてランディング成功。前日は夕まずめ6本釣ったというからお見事です。ただ、彼女さんが目の前の根がかったラインの墓場に3度ほど引っかけて苦しんでいました。
 とっちさんは大きな群をルアーで引き寄せ、そのうちの1本をくわえさせることに成功しましたが残念ながらバラシ。レガオさん、メガ弟さんはノーヒットで終了です。
 鱒浦もどんどん釣果が下がっていると思わせる夕まずめでした。
 (参加者:キッシー、とっちさん、メガ弟さん、レガオさん、シーバスさんカップル)
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2007年8月12日(日) 知床オシンコシン 
 網が昨日あがったということで、いつもフンベばかりじゃだめだろう、そしてチカさんたちと合流しようという目的でオシンコシンに行きました。網走はそんなに釣れない予想を立てていたしね。
 しかし難問がありました。夜から朝にかけて大潮の満潮に当たっているということでした。オシンコシン、渡れない・・・。それでも何とか行こうとしたらすでに岩礁の上にはヘッドランプの明かりがたくさん見えるではありませんか。無茶な人たちがたくさんいるようです。
 こんな状況ですからチカさん御一行を待つ前に出発です。とっち夫妻と3人で水没している岩礁地帯の上を行きます。途中からなかなか進めない状況となり、3人で大変苦労しながら死ぬ思いで水面上の岩礁地帯にたどり着くと、すでに人がいっぱいで場所がありませんでした。
 仕方がないのでまだ水中に埋もれている先端部分の岩を私たちの場所としました。早くその岩が出てこないかなと思いつつ朝を待ちます。
 あまりこういうことは書きたくないのですが・・・、
 薄明るくなってきてその岩の後方で待機していたらどこかの親父が割り込んできました。普通、人の前にドーンと入ってきますか? えーと、我慢です。
 明るくなり始めてキャストし始めましたが、そのどこかの親父のメンバー全員で斜めキャストです。私どころか隣のとっち夫妻のラインにまで絡んできます。普通、そんなに斜め投げしないでしょう? もちろん絡んだのを直してこちらから声をかけても無反応・・・。えーと、我慢です。
 今度何かしたらケンカ、否!、交渉だなあと思っていたところ、その4,5人ぐらいのメンバーが退散していきました。どうやらバラシ数度で釣れない状況に嫌気が差し、別の場所にいるメンバーと合流するようです。しかしオシンコシン全体ではまだ数本しか釣れておらず、だけどそれだけアタリがあるんだったら同じ場所でもっとじっくり狙えばいいんですけどね。いい時間に移動とはどうなんでしょう。とりあえず新たなその場所で、他の人たちと新たな摩擦を生むことがないように祈っておきました。
 すっきりしたので集中して釣りをすることができました。とっちさんはまだ私がキリキリしている頃にルアーで1本釣り上げて一安心でした。その次にとっち奥さんがいいファイトをしつつゲットして、気がつけば再び私が取り残されている・・・。
 実はこの日、追いもアタリも多いんですがなかなか釣れない状況でした。足下までやって来るんですが・・・。3度くらいはルアーを咥えてロッドが曲がったんですが、即さようなら。それでもめげずにキャストしていたらやっとガブリと咥えてくれたマスがいました。ヒットです。ドラグを鳴らしていいファイトをしてくれました。
 ゲットした後に、2年ぶりのルアーゲットだということに気がつきました。エサもウキも付けずに釣り上げるのって久しぶりです。これで3人全員ゲットすることができ、先ほどまでの気分はすっきりとしました。
 チカさん御一行は岩礁地帯の基部のほうでやりました。お子さんの友だちとkenさんが1本ずつゲットし、全体そんなに釣れていない状況ではまずまずの結果を残していました。
 大体全体が終了したので我々も引き上げます。その後、峰浜にいるチカさんたちのキャンプへ合流し、これまた久しぶりの清さんとも楽しいお話をしてきました。今年のアキアジ釣りに向けてまた楽しみが増えそうです。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、チカさん御一行)
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2007年8月11日(日) 知床フンベ 
 ずいぶん通った知床に区切りをつけたつもりだったんですが、また行ってしまいました。本当は常呂の予定、しかし濁りがひどく当分釣りになりそうもない・・・。網走は11日朝はまだ網上げされていないから全体数本レベルで確率は非常に少ないだろう。そうなれば知床という選択肢しか残されていませんでした。
 知床フンベに夜集合です。もう人が河口に降りているようなので私たちも降りていきました。お気に入りの場所がすっぽりと空いていたので楽々ゲット。前の日の夕まずめにレガオさんが3本軽く釣り上げているので期待が高まります。知床って自分がそのポイントのどの場所に入るかというのは非常に重要なことです。
 真っ暗の中、川の流れの横をふと見ると、レガオさんとウメちゃんが一生懸命、釣ったマスを入れる穴を掘っていました。10本以上釣っても大丈夫そうな大きさです。かなり気合いが入っていますが・・・。昨日は群が多かったというレガオさんの話を聞くとね・・・。
 周りがようやく見えるようになってからウキを流し始めます。しかしいい時間になってもガヤっぽい反応しかありませんでした。やはり釣り人の多さによるハイプレッシャーからか? 群は手前ではなく、前回に引き続き中距離に見えるのでそこを中心に狙います。すると、ウキルアーにチェンジしたレガオさんにエンジンがかかり始めました。
 今日はレガオさん祭りです。いい時間に次々と4本ヒット、隣のウメちゃんと私はうらやましく眺めているしかありませんでした。あんまり変わらないことしているつもりなんですけどね。とっちさんもその後ゲットし、再び取り残された感が強くなった私でした。何かこのパターン、最近いつものような気がします。
 日が高くなって、そろそろフンベの朝の終了時刻に近づいてきました。ここ最近のフンベと同様、遠いところでマスが回遊しています。前回まではあきらめてしまいそうな距離なんですが、今日は特別に作ってきたウキを持ってきました。超遠投用ウキです。
 このウキを使えば対岸に渡った人たちの圏内にまで届きます。実際絡んだりしてしまいました。こいつで釣ってやると超遠投を連発しましたが、なかなか口を使ってくれず、私のウキの周りでグルグルと回遊するのがいじらしい・・・。
 ふと手の匂いをかいでみると異常なほど臭い匂いがしたのでもしかしたら・・・と確認してみるとイカが腐ってました。涼しい顔して隣のレガオさんの新鮮なイカをいただき、再びキャスト。すると間もなくヒット! やっぱりイカが原因?と少々思いつつ遠距離でかかったマスとのファイトをじっくり楽しんでゲット。
 そういえばこの間も手持ちのイカがなくなって、人からもらってのゲットだったよなあ。ということでイカのせいにしておきます。
 結局レガオさんは朝だけで6本釣り、私ととっちさんは1本ずつ、ウメちゃんはボウズと、大変明暗をつけた結果となりました。レガオさんだけ爆釣でした。
 (参加者:キッシー、とっちさん夫妻、レガオさん、ウメちゃん)
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2007年8月8日(水) 知床フンベ 
 いよいよ最終戦、作戦を練り昨日のような場合の対処法を考えて挑みます。昨日はあの遠くの群れに対処できなかった自分が悔しい・・・。
 今日も暗い中河口へ降りていこうとしている人たちがいたので我々も降りてゆくことにする。下へ降りていこうとしたらハシゴのところで声をかけられました。「早いですねえ。」だって。一番早い人たちに言われるとはびっくりでした。
 場所を確保して明るくなるのを待ちますが、その前にレガオさんがまだ来ていないので待たないといけません。携帯で呼びかけても応答無し。しかし明るくなる前にやって来て一安心。それと今日も暗いうちからキャストする人たち多数でハイプレッシャーな予感です。
 周りが見えるようになったギリギリのところでキャスト開始しました。最初は近場だよなあと思っていると、今日は昨日と少し状況が違うようです。モジリや跳ねの様子を見ていると、昨日より魚の数が多いようです。実際、頻繁に群れが移動するのを目で追えます。
 見えるとさらに釣りって難しくなります。遠くの群れを狙うと近場に群れが来ていたりその逆もあったりと、少々右往左往してしまい自分の技量の少なさにがっかりです。私よりずっと目がいいレガオさんも苦戦していました。もう一つ、アタリはあるのだがなかなか乗り切らない状況も多いので厳しい・・・。これはすでに遡上準備で食いが非常に悪くなった群れでしょうかね?
 そんな感じで続いていた5時前、ようやくレガオさんのウキルアーにヒットし暴れるマスを岸近くで寄せていたら痛恨のバラシ! レガオさんのバラシを今季2度も隣で見ると私もがっかりです。
 そんなときに遠投好きなレガオさんが遠くの群れをウキルアーで引き寄せてヒットさせて無事ランディング。狙い通りだったのでうれしさ100倍です。引き続きとっちさんもその後近くに迫った群れをウキルアーでヒットさせて無事ゲット。これで残りはオレだけとなった・・・。
 群れがいろいろ見えているんですが、この時間となったので遠投1本に絞ることにしました。ウキフカセによる超遠投です。しかしあとわずか、届かない。あと2,3mなんだよなあ・・・。レガオさんと一緒にたまに群れのど真ん中に仕掛けを投入させて群れを散らしてしまうことも。ああ、だめだ!
 少々風向きも味方につけてきたころ、ようやくいい場所にキャストできるようになってきました。ふと自分のウキを見ると、ない! 超遠投なので最初は見失ったと思ったんですが、まさかねえと思って思いっきりあわせるとのった! 遠くでのヒットって面白いです。ファイトの時間が長いですからね。たっぷりと楽しんで無事ゲット。これで全員釣れたしボウズ回避したしうれしい・・・。
 まだ群れが遠いところで動き回っているので再び超遠投。狙い通りの場所で待っているとウキがピコピコと動き始めました。さらに右に向かってズズッと移動した後に沈んで見えなくなって・・・、ヒットです。超遠投なので思いっきりあわせます。これもかなり遠いところでのヒットだったのでファイトをたっぷりと楽しんでゲット!
 ウキフカセ、非常に奥深いです。魚のいるところや群れの移動を的確に捉えて釣りをできる人であれば、確かにルアーより釣れる釣りです。ただ、経験を積んだ人でないとそうはいかないですね。
 ウキの選定も重要です。数年前のフンベで、各種ウキを10コも20コも持ち歩いていたおじいちゃんがいましたが、ようやくその意味が分かってきました。ウキフカセってお手軽な釣りじゃないんですね・・・。
 いずれにしても知床最終戦、今年のカラフト戦線の前半戦を飾るこの日に全員ゲットできたのはよかったし、良い折り返しができたのではと思います。
 (参加者:キッシー、とっちさん、レガオさん)
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2007年8月7日(火) 知床フンベ 
 気合いを入れての朝マズメ狙いです。昨日の夕マズメで2本ゲットしているとっちさんは余裕の表情です。2人していい釣りをすることを誓いながらフンベの駐車場へ向かいました。
 まだ早いなあと思っているとすでに河口へ降りている人たちがいます。場所の関係もあるし、私たちも暗い中を用意をして降りていきました。すると昨日の夕マズメでバンバン釣り上げていたおじいちゃんたちでした。すごい・・・。
 まだ暗いうちからバンバン仕掛けを投入している人たちがいるので群れが散りそうです。我々は周りの岩が十分見えるようになってからウキフカセをキャスト。
 潮回りがちょうど干潮となっているためにいつもとヒットゾーンが違うだろうなあと思いつつ、仕掛けを漂わせます。するとコツンコツンとアタリがありました。またガヤだろうなあと思ってフッとあわせると気配が消えました。その数秒後、1mぐらいしか離れていないとっちさんの仕掛けにヒット!
 ひょっとして私、もったいないことした?と自問自答をしながら、薄暗い中のとっちさんのファイトを見ました。スルッと岸にたぐり寄せてゲットです。周りではまだ釣れていないようだったので浜一ということにしました。以前知床では貧乏神に取り憑かれていたとっちさんですが、2日連続のゲットは素晴らしい!
 しかしその後が良くない状況とないました。干潮と重なっているためか、それとも釣り人のプレッシャーに押されてか、マスたちは遙か彼方の遠くで跳ねたりもじったりしています。隣のおじいちゃんは大きな棒ウキで超遠投、ヒットさせるということを何度かやっています。うーん、我々の装備では無理なんだよな・・・。
 しまいには雨が降り始めました。リュックにビニールをかぶせ、自分はレインスーツを着ます。そのとたん大粒の雨が襲ってきました。海面に音を立てて落ちていくのでざわついたような感じとなりました。ここで帰る人たちも多かったのですが、小康状態になったら活性化するのでは?と考えてとどまりました。
 結局その後も状況は同じで、かなり遠くの群れは我々の届かないところをグルグル回っていました。網の中にかなりの群れがそのまま入っていき、網の近くでたむろしていた群れも漁船の網おこしでどこかに消えました。これでフンベの釣りはほぼ終了。結果としてとっちさんの薄暗い中でのゲットからはノーヒット。私はボウズをくらいました。
 まあ、明日があるさ・・・。
 (参加者:キッシー、とっちさん、レガオさん)
                     2007年8月6,7日の写真へGO!


2007年8月6日(月) 知床フンベ 
 またまたやってきた知床フンベ。今回は、カラフト戦線前編を締めくくる2日間とするべく出撃です。
 前日6日の夕マズメに到着しましたが、次の日の朝マズメに備える目的で様子を見るだけと考えていました。フンベの橋の上から眺めて、すでに到着しているとっちさんを探します。するとメジャーでなにやら計測中のようです。2年ぶりの価値ある1本をゲットした直後のようです。おめでとう!
 ポツポツと釣れているようなのでとっちさんはやる気満々、続けて夕マズメを攻めるとのことでした。やる気のなかった私もお付き合いすることになりました。とっちさんはその後さらにもう1本追加し、ウキフカセ釣りが大好きになったようでした。この夕マズメに2本ゲットは素晴らしい結果だと思います。
 私は端の方でウキルアーを10投ちょっと、反応無しでした。暗くなる時間が迫っていたのでテントの設営が気になり、2本釣ったとっちさんに撤退を進言、認められたので夕マズメのフンベを2人で後にしました。
 (参加者:キッシー、とっちさん)
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2007年8月1日(水) 知床フンベ 
 30日に行ったにもかかわらず、しかも仕事があるにもかかわらず性懲りもなく出撃したのは、やはりもっと釣りたいという貪欲さからか?それともバカだからか? 昨日、とっちさんが強行軍でフンベに入ったと話を聞きました。とっちさんからポイントや釣果などの話を聞くと昨日は厳しい状況だったとのことでしたが、話を聞くとやはり行きたいという衝動は収まらなくなります。
 というわけで31日の夜にフンベに到着。前回の30日はカレーを食べて験担ぎをしたので、今回は途中のお店でカレーを食べてきました。到着してすぐに車中泊。同じように車中泊している人の車が数台あったので、今回は寂しさを感じさせず寝ることができました。しかし夜中にお隣の車がエンジンかけたりバタバタしていたりして寝付けなかった・・・。
 朝に近くなってから数人が下へ降りていったので私も起きて支度し下界へ。有力ポイントはもちろん押さえられていますので、私はそこからもっと端の方へ行きました。前回とほぼ同じところに入り開始を待ちます。有力ポイントではまだ真っ暗なのに散々キャストを繰り返しているようなので魚が散りそうです。
 いい時間帯になってから仕掛け投入。ウキフカセで超ピンポイント狙いです。するとゴボゴボッとウキが深く吸い込まれました。前回の釣行でヒットゾーンを学習していたのが良かったのかヒット! ウキフカセ初ヒットに緊張しましたが無事にゲット。銀ピカ50cmの♀でした。
 しかしその後は全体的にたまーに誰かがヒットするような状態で、大きな群れがいるような感じではありません。早朝は結局30人ほどで10本ちょっとという感じでしょう。このような状況で前回に引き続きのゲットは運がいいんだなと思いました。
 明日から雨が降ったり台風が来たり?するようなので、その後また活性が高まったり群れが入ったりすると考えられます。タイミングが良ければ再び小爆発でしょうか・・・。
 (参加者:キッシー)
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2007年7月30日(月) 知床フンベ 
 朝起きると4,5台の車が駐車場に止まっていました。独りぼっちから解放されたという安堵の気持ちでいっぱいでした。釣りができるのは3時過ぎになるだろうということと、平日でも結構人が来るだろうとのことで、2時半過ぎに準備を済ませて外で待機しました。
 外で待機というのは釣り場へ降りたわけではありません。やはり一人で国道から下に降りるのが怖い・・・。何せ野生ですからね。そんな感じでボーッとしているとdchiyanさんが現れました。爆竹を鳴らしてもらい安全を確保。ありがとうございます。
 dchiyanさんのおかげで一番乗りで下に降り、自分のお気に入りの場所へ到着。しかしベテランさん、常連さんは離れたところに陣取り、誰も私の近くに来ません。またしても独りぼっち、不安になります。
 そんなときにレガオさんとシーバスさんカップルが登場です。3人がやってきてくれたおかげで私の寂しさも解消です。ベテランさんたちがキャストし始めたのを確認して我々も参戦。
 と、まだ暗い中いきなりのヒットはシーバス彼女さんでした。ほとんど第1投だったと思います。おお、やるなあと思っていたところ、シーバスさんと彼女さんの独走状態で次々と釣れ始めました。レガオさんと私で2人してびっくり、というかうらやましい・・・。そうすると他の人も周辺に集まってきて賑やかに釣れ始めました。
 主にミツバ商会の社長さんとシーバスさんカップルでエンジンがかかったように釣れ、結局周りは最終的にはバラシは除いてシーバスさん4本、彼女さん3本、ミツバ商会社長さん7本(後で8本だと分かった)など小爆発で、こちらにもお魚釣らせて!状態でした。
 レガオさんと寂しく2人で並んでキャストしていたら、今度はレガオさんのウキに大きく反応。思いっきりあわせてラインブレイク、こちらまで悲しくなりました。しかし今日は群れが結構見えますのであきらめず頑張ります。
 5時過ぎにようやく私にいいアタリがきました。この時間になるまでに数回アタリだけはあったのですが、いずれもあわせるほどではないものだったのでダメでした。いい感じなので慎重にあわせるタイミングを待ちます。その間2,3秒か・・・、エイッとあわせるとしっかりフッキングしてくれました。次は取り込みですが去年は失態を演じているので慎重に行います。見るとしっかり上あごにフッキングしていたので安心して引っ張り上げました。
 どうにもこうにも、何とか7月中にゲット。オスの体長47cmで小振りのほうですが大満足。何とか結果を残すことができたのはうれしい!
 今日は群れも結構入っていたし、ウキ付きのマスも盛んに泳いでいました。全体20人ほどで見えた限りでは2、30本ほど。見ていない分も入れると40本以上は釣れているかも。同じ人ばかりに釣れていた印象ですが、やはり場所の選択が非常に難しい。日頃の研究と運が大切だ・・・。
 (参加者:キッシー、レガオさん、シーバスさんカップル)
                     2007年7月30日の写真へGO!


2007年7月29日(日) 知床フンベ 
 28日土曜日は悪天候で出撃見送り。遠征はなるべく悪条件はご遠慮いただくということで。よほどのことがない限り行かないというのも弱腰見見えるかもしれませんが、不安なときにはやめる決断も大切。
 今朝は波と風が悪いが午後には回復しそう。ということで出撃の決断です。夕方に様子を見て構想を練り、30日の朝に本格参戦という作戦です。30日は仕事がありますが間に合うようにするという強行軍、それくらいのことしないと7月ゲットはできません。
 夕方16時前に到着しメガ弟さんと合流。お話を詳しく伺ってあわよくばの釣りとなりました。昼過ぎからポツポツと釣れており、2,3本釣り上げた人もいました。午後にしては結構人がいるのはそのせいでした。
 メガ弟さんとキャストしましたがノーヒット。朝の波で打ち上げられた海草類が少々邪魔な釣りとなりました。お魚も確認できませんでした。しかしミンクがうろちょろしていたのを確認。かわいかったです。
 メガ弟さんが帰った後、ひとりぼっちで夕焼けを見ながらの食事の支度。レトルトのカレーと御飯を温めて食べましたが、久しぶりに外で食べる食事に満足。夕焼け空がとってもきれいで、明日への期待が高まりました。
 車の中で本を読んでいて、気がつくと駐車場には1台もなく真っ暗闇。外に出るのがとても怖く、「あー!」と一人で大声を出してから出ました。野生ってヒリヒリしますね。孤独に車中泊しました。
 (参加者:キッシー、メガ弟さん)
                     2007年7月29日の写真へGO!


2007年7月14日(土) オホーツク網走某所 
 再び網走某所へ海アメ釣りに出撃。夕方の一発勝負です。1週間前はノーヒットだったので、何だかやり残した仕事があるような、そんな気分でしたので・・・。
 現地に着くと見覚えのある車があるではありませんか。とっちさんの車でした。とっちさんもやはり同様に海アメに未練があるようです。早速支度を済ませましたが今日は風が強く向かい風の厳しい状態でした。
 ということで、ルアーが飛びません。そして海アメどころか小魚の気配もありません。とっちさんもあきらめ顔です。無反応のままにマズメ一発勝負を強制終了。
 来週は網走のマス網が入る予定ですので、海アメと海サクラはほぼ終了です。来年は本腰を入れて狙おうと心に誓いました。これからはカラフトマスか・・・。

 (参加者:キッシー、とっちさん)
                                     写真なし


2007年7月8日(日) オホーツク網走某所 
 海アメと海サクラを狙いに網走某所へ出撃しました。新装備のモアザン・ディスタンスマスターなどを用意し、本気モードでこれらを狙うのは初めてということで、自然と気合いが入りますがどうなるか・・・。
 まずは前日にとっちさん夫妻とメガ弟さんの4人釣行。夕方のちょっと期待の持てる時間帯ですが、海アメはそんな簡単にはかかってくれないようです。大きなアタリがあったものの、姿見ずに終わりました。とっち奥さんは投げ釣りを楽しんでいましたが、ウグイの攻撃に遭っていました。メガ弟さんがその竿を借りてデカウグイをゲットしてました。
 久しぶりにレガオさんの友人のウメちゃんに会いました。彼も海アメ狙いで釣行、今日は坊主ですが経験値の高い彼の話を聞けたのは良かったです。その後はとっち夫妻とメガ弟さんの4人で焼き肉をしながら釣り談義。明日へ備えます。
 翌日8日、4時前に出撃。早朝が何といっても確率が高いので期待が持てます。とっちさんと2人で海アメを狙っていたところ、レガオさん登場。3人並んでがんばります。
 するとレガオさんにアタリがありました。おお・・・と思っていたところ、とっちさんにガツンと大きなアタリが。サケと同じくらいのロッドの曲がりに目を丸くしましたが、数秒後に惜しくもライン切れ。かなりでかかった模様です。その後はアタリもなく、7時前に一度退却です。
 少々休んでから、今度は海サクラをターゲットにするべくサーフへ移動。ここは実績のある場所なのですが、今日は波が高く苦戦。とっちさんはライン切れでルアーを2個ロストし残念。結局アタリもなく終了です。
 初めて本格的の海サクラ、海アメ。やはりそう簡単にはいかないようです。しかし今日の釣行で少々手応えを感じました。オホーツクもまだまだいろいろな釣りができるところを再発見。これは近々再挑戦ということで。
 (参加者:キッシー、とっち夫妻、メガ弟さん、レガオさん)
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2007年7月1日(日) 生田原川 
 ヤマベ解禁日です。小さい魚の殺戮はもちろん好まない私なんですが、うちの親父の歴史でもあるヤマベ釣り、継承しなくてはね。ということで毎年行っている川に恒例行事のように出撃です。
 解禁日ということであらゆるポイントに車が止まっています。誰も入っていない釣り場はないんだろうなと思いつつ、とっち夫妻との待ち合わせの場所へ。誰もいないチャチャワールドは薄暗い中、不気味に見える・・・。
 まずは実績のある第1ポイントへ。去年もそこそこ釣れた場所ですが、もうすでに入釣者がいるようで、車が2台ほど止まっていました。準備をして川に向かうと、昨年と違ってずいぶん水量が多い。釣り進みますがなかなか魚はいません。ようやく1匹目に出会えましたが小さくて即リリース。その後数匹を釣りましたが、例年と比べて非常に貧果。例年になくきびしい・・・。
 これではだめだということで久しぶりに挑む、熊の出そうな山奥の第2ポイントへ。ここは数年ぶりの場所。ただし川幅が狭く、あまりにも山の中なので野生の匂いがプンプンしてます。
 護岸工事のされたところから釣り始めると、程良い型のヤマベが顔を出してくれました。先行していたとっち夫妻の後に続いて釣り歩きます。木があちらこちらで倒れていて、私たちの行く手を塞いでいます。昨年の台風の影響でしょうか。先行者がいたようですが魚影は濃く、そこそこ数が釣れて楽しめました。とっちさんは20cm以上の大物を釣り上げてご満悦。
 結構釣り下った後、竿をたたんでゲームセット。とぼとぼ3人で車へ戻りました。しかしまだ早いと車のすぐそばでマッタリしたり、竿を出したり、おしゃべりをしたりと遊び呆けて、昼前にようやく本当にゲームセット。そのころは雨だった天気も晴れへ変わっていました。
 こんな山奥ですが、川の直線化工事などが行われていて、こんな所にも開発の波がきているのかとびっくりしました。魚影の濃い山奥、このまま残してほしいなあ。
 (参加者:キッシー、とっち夫妻)
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2007年6月2日(土) 網走港南防波堤 
 レガオさんから南堤行きの船が出ることを教えてもらいました。もちろん即答で行くことに決定、いつもどうもです。
 昨年は寝坊で痛恨の不参加事件があったので前夜に寝るのも緊張します。何度も目覚ましをチェックし就寝。しかし1時間ごとになぜか起きてしまったので、寝坊に対してかなりビビッていたのだろうと思われます。今回は予定通り起きることができて出発。
 朝4時出航ということで網走港の集合場所に3時半頃に到着。レガオさんも早くから来て私を出迎えてくれました。レガオさんは今回は仕事の都合で行かないのですが、紹介者として引き継ぎを円滑に行うべく来ていました。サンキューです。すでに一緒に乗船する人が数名待っていました。私が到着するとあっという間に全員揃い、予定より早く出港。
 出航すると帽子岩が見えてきました。帽子岩の横にケーソンを作る現場ができていました。数年前にもあったんですが、そうなると車の往来が多くなって釣りは大変難しくなります。ダンプやトレーラーも通りますからね。
 南堤に着き、ロープをみんなで用意したりなどして上陸。場所を確保してすぐにキャスト。私が一番乗りかな?間もなく22,3cmのマガレイが釣り上がってきました。ただ、続々釣れるといった状況ではありません。ゆとりがある釣りです。
 船頭さんの話によると、今年は水温がまだ低くて漁自体も遅れているとのことでした。1週間前はほとんど釣れない状況だったらしく、みんなでジンギスカンをして帰っていたとの話でした。今日はこんな状況でもずいぶん良くなったのだそうです。
 昨年よりも釣れるような状況ではありませんが、コンスタントにマガレイが釣れるのですから文句は言えませんね。かわりにたくさん釣れてくるのはツマグロカジカ、通称ギスカジカでした。とっちさんもファーストヒットがこのカジカでした。
 潮が動き出すととたんに順調に釣れ始め、後半では34cmのマガレイとクロガシラを続けてゲット。今日のアベレージは30cm以下だったので、たまにこんな良型が釣れるとうれしいですね。持ち上げるときについつい緊張してしまいました。
 10時半頃までで20cm程度以下のものは全てリリースで、キープ分マガレイ30枚くらい釣れたと思います。クロガシラは2枚だけでした。とっちさん夫妻はスナガレイやコガネガレイ、ソウハチガレイ、コマイなどを釣っていて魚種が豊富だったのですが、私はマガレイとツマグロカジカがほとんどで、クロガシラ2枚、スミツキメダマウオ1でした。
 網走港がそんなに釣れていない状況ですので大満足の釣果となりました。
 (参加者:キッシー、とっち夫妻)
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2007年4月14日(土) 浜佐呂間漁港(佐呂間町) 
 早朝6時頃に現地到着。とっちさん夫妻と待ち合わせていましたが、私は相変わらず遅れて参上。こんな早朝からですが意外と釣り人の数が多くて少々びっくり。寒い中頑張ってますな。
 とっちさんの車を奥で発見。陸揚げされている船の近くでした。久しぶりの海なので、心を躍らせて一歩車の外に出てみると寒い!気持ちが萎えてしまいました。今日は特別冷え込んでおり、雪の予報となっていました。冬の格好をしないと外で活動できませんので着替えてからとっちさんたちに近づくと、早速数枚釣って見せてくれました。
 とりあえずすぐ後ろに陸揚げされている釣り船がキャスティングの邪魔になりますが、ここはちょい投げで十分のようなので大丈夫。リールが整備不良で回転がちょっとおかしいけれど何とかなるか・・・。
 投げてすぐに反応がありました。今年の投げ釣り第一投の獲物は・・・何とトウガレイ。あれだけ釣りたかったトウガレイがこんなに簡単に釣れてどうするの?と思いつつリリース。すると隣の竿にすかさず反応がありました。今度はクロガレイとクロガシラのダブル。さらにすぐ隣の竿を引き上げてみるとカワガレイ。あっという間に4匹で4種です!
 その後は順調にカレイの数釣りを楽しむことができました。爆釣の一歩手前という感じでしょうか。大きくはありませんがとにかく釣れました。しかし寒いのでとっちさんのキャンピングカーに引きこもる時間が多かったかも。そして今日はトウガレイがイヤというほど多く釣れます。しかも結構いい型が釣れてきます。不思議な気分でした。
 午前中、陸揚げされていた船を港に下ろす作業が見られました。クレーン車でベルトを吊って、次々と港の中に船を下ろしていきます。このような作業をすぐ目の前で見るのは初めてでした。段取りよろしく、テキパキと作業されている方々の姿が格好良かったです。
 お昼前には雪の降る量が多くなり戦意喪失。昼過ぎに撤収としましたが、他の人たちは頑張って釣り続けていました。最終的には手のひらサイズよりちょっと大きめのクロガシラ、クロガレイのみを数枚キープ。小さめのほとんどのカレイは全てリリースしました。
 サロマ湖は手のひらサイズ以下が多いので大物ねらいの人には不満足でしょうが、さすがにサロマ湖はシーズン開幕が早いですね。栄浦でも釣れているようだし、あと1,2週間は数釣りできるのではないでしょうか。
 (参加者:キッシー、とっち夫妻)
                     2007年4月14日の写真へGO!


2007年2月24日(土) 糠平湖(上士幌町) 
 糠平湖1泊ワカサギツアー、行ってきました。主催はとっちさんです。
 あらためて糠平湖の場所を前日に確認。遠いなあ・・・。ジムニーで網走地方を離脱するのは今回が2回目だったはず。5年ほど前の阿寒湖以来か? いずれにしても長旅です。
 とっちさん夫妻とイノケンさんは6時半頃から釣りをするとのこと。私はここのところ忙しくてそんな気力はありませんでしたので、9時半頃に現地の駐車場に到着。およそ2時間ちょっとの長い旅でした。
 そして駐車場から森へ突入。湖へ下っていきますが、ソリが下りで突っ込んでくるのでかかとへガンガン当たる、痛い・・・! そして森を抜けてテントがたくさんあるなあと思ったらそれは湖から突き出た切り株、遠いなあ・・・。ようやくとっちさんのテントを見つけたときには、20分程度歩いたことになるのでしょうか。ヘロヘロです。
 だけど森の中は自然観察には大変良く、キツツキが突っついた跡など結構楽しめます。
 テントの中に入ってそれぞれの釣果を確認させてもらうと、朝からウグイだらけで肝心のワカサギはあんまり釣れていない様子。かなりの貧果といっていいほど。戦意喪失というか、疲れているし、それよりも今日のお泊まり会が楽しみでたまらない私でした。とりあえず穴を開けないでグタグタやっていると、とっちさんが私の分の穴を開けて早く参戦しなさいと・・・仕方ない、ということでだらだらと釣りを始めました。
 ウグイがかなり釣れるので、持って帰って飼ってやろうと真剣にウグイねらい。みんなの協力を得て、多数のウグイをゲットすることができました。
 昼過ぎにはウグイすら釣れなくなり、それでもたまにワカサギの群れが通り過ぎるのかたまに釣れるといった感じでした。10分ぐらい真剣に頑張りましたが、それで気力は使い果たしてアウト。午後2時には仕掛けをダメにして片づけ始めました。
 2時半には撤収、ホテルに向かいますが、今度は登りの道が待っていました。疲れるなあ糠平は・・・。自然観察をしながらゆっくりと進みました。
 糠平湖は国立公園内だけあって、素晴らしい自然にかこまれていますね。天気が良く、山々もくっきりと見えて美しかったです。あの独特な切り株の風景やひび割れも素敵でした。
 ホテルではたっぷりと飲んで食べて、釣り談義に花を咲かせました。お風呂も良かったですよ。もっと時間が欲しいくらいでした。
 ちなみに持ち帰ろうとしたウグイたち、結局氷漬けになってアウト。可哀想なことをしてしまいました。ごめんなさい。
 (参加者:キッシー、とっち夫妻、イノケンさん)
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2007年1月13日(土) 網走湖(呼人) 
 朝、ノロノロと出撃。第2駐車場から歩くのやだなあとそればっかり考えていました。すると第2駐車場にはまだ1台も止まっていない・・・ということはまだ管理事務所の駐車場が空いているということです。着いてみるとまだまだ余裕があります。がら空きという表現がいいかも。係の人に聞いてみると、今日は混むと思っていたので3つ目の駐車場を別に確保しているとのことでした。何だか10万円もかけて確保したのに・・・とつぶやいていたのが印象的でした。お仕事お疲れ様です。
 すでに朝の良い時間が終わっているだろうなあと思いつつとっちさんのテントに向かって歩き始めました。連絡するまでもなくテントを発見、そしてそのテントから飛び出すようにリアクションの大きい人も発見。アキアジ釣りの時と同じ服装だったのですぐにイノケンさんと分かりました。どうやらトイレに向かったようでした。気づかないふりをして通り過ぎ、とっちさんのテントに素早く潜り込む、そして少々のいたずらをして待ちかまえていると、イノケンさんが戻ってきました。予想通りのリアクションをしてくれて大満足。
 さて、かなりのラッシュで釣れているみたい。釣れているとみんな真剣に頑張ってしまうので困ります。私は先日の会合で少々体調不良。イノケンさんから進められたポテトチップも食べられないほどです。のんびりと氷上のおしゃべりを楽しみたいにも関わらず、みんな黙々と釣り続けていました・・・。
 特にイノケンさんは今回が2度目のワカサギ釣行、しかも前回は撤収するときに持ち上げた釣り竿に3匹付いていて、釣果はそれだけのみという話でした。すじが良く話を聞いたらすぐ実践というイノケンさんはみるみる上達し、取り込みもスムーズになったのには驚かされました。とにかく最後まで休みもほどほどにマジメに釣り通し、最終的には1000匹を越えていたそうでびっくり! とっちさんたちは今回も4ケタ未達成だったのは私とおしゃべりをした時間、昼食時間などが長かったためと思われます。いずれにしても入れ食いモードは永遠に続き、解禁日のような釣れ方でした。今日の場所は大当たりでした。
 お昼の1時半前にテントや足下、氷の中の水面が揺れていることに気がつきました。地震です。またまたお出かけ先での地震にうんざりです。氷の上ですので割れたりしたらまずいなあと思ったんですが、揺れは収まり静かになりました。すぐさまラジオを聞いてチェックです。アウトドアにラジオは必携ですね。正しい情報が手に入ると安心するものです。我々のそれぞれ住んでいる場所には被害が出ていないようでした。
 釣りを続けて大丈夫だろうと思っていたんですが、その後サイレンが鳴って市内の海岸地帯に津波避難勧告が出たようです。そして管理事務所から念のための避難ということになりました。14時過ぎだったでしょうか。考えてみると網走湖は海と近くて海から影響を多く受けている湖。管理事務所も警察や開発局と相談して決めたとのことでした。私たちももちろん撤収です。
 本当はすぐさま避難ということかもしれませんが、津波到達時刻について管理事務所がスピーカーで連絡してくれたこと、ラジオで大体の情報を得ていたことにより余裕があると判断、テントまで全て片づけて撤収することに。何も分からない状態であればテントや道具類を置き去りに避難しなくてはなりませんね。ちょっと遅れつつ駐車場に着きました。
 ちょっと早い時間の撤収でしたが、イノケンさんは網走湖のワカサギ釣りにかなり満足できたようで大変喜んでいました。これだけ釣れたらね・・・、というかいつもや他の湖だったらこんなに釣れないので、この次にワカサギ釣りに行ったらがっかりするのでは?
 とにもかくも、津波の影響はほとんどなかったようで良かったです。最近こういう災害が多いような気がします。安全にアウトドアを楽しみたいところですがねえ・・・。
 (参加者:キッシー、とっち夫妻、イノケンさん)
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2007年1月5日(金) 網走湖(呼人) 
 朝5時半頃に現地着。まだ真っ暗の中、すでにたくさんの車が止められている駐車場になんとか駐車し、準備をしました。今年は暖冬だといっても、やはり車から一歩出ると寒いです。バタバタと準備を済ませて湖上へ。
 氷上はかなりゴツゴツとしていて歩きにくいほどでした。年末の暖気のせいです。バリケードぎりぎりのところを選んでテント設営。設営中に不用意にもテントを少々破いてしまいました。残念・・・。
 6時頃、ランタンとストーブを灯して釣り開始。今回はおもりや仕掛けの夜光を目立たせるために秘密兵器を持ってきていました。LEDブラックライトです。このグッズを使うと夜光塗料が長時間輝く!というものです。釣果を比べたわけではありませんが、いい感触を得ることができました。
 今日の網走湖も混んでおり、朝の段階で駐車場は満車。相変わらず駐車禁止のところに止めている数人が放送で呼ばれていました。また、バリケードの外にテントを建てている人も目立ちました。これも放送で注意されていましたが、これまでこんなことあまりなかったんだけどなあ・・・。
 ほどほどに釣れる状態が7時過ぎまで続き、ここで今回のお客様の登場です。SUさんとKさんです。昨年に引き続き、2度目の挑戦。前回のことを思い出してもらいながら釣り開始です。
 7時過ぎにはいい時間帯は終了し、釣れない時間が長くなりました。たまにパタパタと釣れるんですが、それ以外は激渋です。うまく誘わないと釣れないんです。周辺の人たちも釣れない!とぼやいていました。隣のおっちゃんは「1匹100円だなあ」と言ってましたが・・・。
 SUさんは一度仕掛けを氷に引っかけてしまいロストしましたが、その後すぐにその仕掛けを引っかけて回収に成功。環境破壊にならず素晴らしいです。また、Kさんは誘いを学習し、最後のほうで連発していました。なかなか教え甲斐のあるお二人さんでした。
 3人で楽しく会話をしつつ、粘ったのですが、釣果はお二人さんがそれぞれ50匹ぐらい、私は400匹程度でしょう。解禁日直後と比べるとかなり厳しいですが、それでも他の釣り場と比べるといいかもしれません。
 上手な誘いとポイント選び、これらが釣果を大きく左右するでしょう。
 (参加者:キッシー、SUさん、Kさん)
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